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【選挙ウォッチャー】 小金井市長選2019・分析レポート。

こうなってしまうことは、まったく予想していませんでした。NHKから国民を守る党の立花孝志代表が、参院補選海老名市長選桜井市長選と3連敗し、そのうち海老名市長選桜井市長選では有効投票数の10%を超えることができずに100万円の供託金が没収されたというのに、激戦が想定されている小金井市長選に立候補してきたのです。いくらN国信者から約4億5000万円の借金ができたとはいえ、このペースで100万円以上の出費をしていけば、億単位のお金もすぐにスッカラカンになります。どの現職にもアンチ票というのは存在するため、どんなポンコツでも一騎打ちなら供託金を没収されるということはないのですが、桜井市長選では投票率を大幅に下げたあげく、供託金を没収されました。アンチ現職の市民が立花孝志代表に入れるのも嫌がり、選挙に行かなくなるという現象が起こったのです。これだけ嫌われると、どこの市長選に立候補しても供託金を没収されることになり、ましてや激戦の小金井市長選ではほぼ確実に供託金が没収されます。立花孝志代表が動けば動くほど、どんどんお金がなくなるシステムです。本当はこういう所を調整するのが幹事長の役割だと思いますが、超軽量級幹事長を自称する上杉隆さんは「選挙とお金はノータッチ」を宣言し、立花孝志代表の暴走を止める気がありません。まわりの人にも恵まれず、やりたい放題が止められない立花孝志代表は、完全に脳味噌がぶっ壊れています。もう脳味噌ぶっ壊れオジサンにNHKを壊すことはできません。何一つ期待できないオジサンが小金井市の選挙を荒らしているだけなのです。

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西岡 真一郎 50 現 立憲・連合支持
河野 律子  51 新 自民・公明・東京維新の会推薦
森戸 洋子  63 新 共産支持
立花 孝志  52 新 NHKから国民を守る党

小金井市は、立憲民主党の菅直人元首相の地盤で、一般的にリベラルが強いと言われており、西岡真一郎さんは2015年に市長選に立候補するまでは民主党に在籍していました。人口が増えているため、子育て政策がなかなか追いついていない現状はありながらも、ママさんたちに言わせれば、街のことをよくやってくれている良い市長だといい、現職はなかなか強いように見えます。そこに自民・公明・東京維新の会に推薦されている河野律子さん、共産党出身ながら市民派無所属として一定の支持を得ている森戸洋子さんが挑戦しており、小金井市は共産党もそこそこ票を取るということなので、3人による激戦は間違いありません。12月1日告示、12月8日投開票だったのですが、果たして勝つのは誰でしょうか。


■ カラんではいけない人にカラんだ男

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選挙初日となる12月1日の日曜日、NHKから国民を守る党の立花孝志代表が小金井市ではなく上尾市で第一声をするというので、僕は眠い目をこすりながら上尾市に向かいました。公選法ギリギリの話なので、立花孝志代表のスタンスとしては「上尾市でやることに意味はない」と言っていますが、実際は上尾市議選の投票日だから行っています。偶然なんですが、駅を降りたところに上尾市長の畠山稔さんがいて、「歳末たすけあい募金」なるものをやっていたので、先月は選挙レポートをたくさん出したことで、皆さんのおかげもあって過去最高益を達成したこともあり、少額ではありますが、ちょっとだけ奮発して紙幣を投入させていただきました。どうせガールズバーに行ったと思えば、意味もなく女の子にドリンクを飲ませてあげるんですから、そのお金が困っている人に回ると思ったら、それくらいのことをやってもバチは当たりません。

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募金したことを偉いと言っているわけではありません。庶民である僕が上尾市長も参加する募金活動にささやかな金額を投入している頃、日本で9つしかない国政政党の代表だという立花孝志代表は「令和の百姓一揆」だとホザきながら、名古屋のキャバクラで推定1500万円のシャンパンタワーをぶっ立て、1本10万円のシャンパンを道路にぶち撒きながら直瓶で呷っていました。世の中には困っている人がたくさんいるのですが、「キャバクラの金は1円も払っていない」と言って、一般の金銭感覚では考えられないような数千万単位の飲み代をオゴってもらい、ご覧の豪遊をかましていた立花孝志代表。

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N国信者たちは「立花さんのことが羨ましいんだろ!」と言ってくるんですが、そうではありません。立花孝志代表がどこかの一流企業の社長で、めちゃくちゃ儲けていて、自分のお金でこれをやっているんだったら何の文句もありません。立花孝志代表のことを応援しているからと言って、約1800万円とされる立花孝志代表の飲み代を払ってくれる人がいるならば、そのお金をキャバクラに使うのではなく、すべてを自分に託してもらって困っている人たちを助けるのが政治家の仕事です。立花孝志代表が「キャバクラ第一党」の党首で、国民の生活よりキャバクラの売上を第一に考える公約を出しているというなら話は別ですが、第三者がお金を払ってくれたとしても、そのお金はNHKから国民を守る党の貴重な原資だろうし、結局、こんなに豪遊してエンリケさんを政治家に口説けたのかと言ったら、まったく口説けていないのです。これでは1800万円もお金をかけて、ただキャバクラで豪遊しただけのデブです。これだけで政治家としての能力が著しく低いと言わざるを得ません。失敗する可能性があるのなら、こんなにお金をかけていること自体がアホですし、1800万円をかけて失敗したことに何の反省もないタイプのアホは政治家をやってはいけません。あと、他の政治家は見えないところでやっているけれど、立花孝志代表は見えるようにやっているだけに過ぎないと言っているN国信者がいるんですが、見えないところでやっていても見えるところでやっていても、立花孝志代表がクソであることに変わりはありません。見えないところで豪遊している国会議員が信用できないとするならば、それは見えるところでやったからといって信用できるわけではないということです。

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当初は上尾駅前で第一声をする予定だったはずなのですが、投票所から半径300m以内で活動をしてはいけないというルールがあったらしく、人のいない上尾郵便局前に移動した立花孝志代表。僕はてっきり駅前でやるものだと思っていたので油断していて、立花孝志代表の姿を見失ってしまったのですが、駅からトコトコと歩いてきて、「あっ、尊師発見!」と思ったタイミングで、おそらくこの写真の左に写っているチャリのオジサンでしょうか。立花孝志代表に「死ね!」と暴言を吐いて走り去ったかと思うと、立花孝志代表が「死ねとは何事だ!」みたいなことを言いながら、アホみたいに選挙カーに乗り込み、ブーンと走り始めてしまったので、もしチャリのオジサンに追いついたら私人逮捕などの揉め事を起こすのは100%間違いないと思った僕は、立花孝志代表の選挙カーを急いで追いかけたのでした。

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走りながら撮影したのでブレているのですが、一応、小金井市長選の第一声ということで、マスコミの皆さんも公平に報じなければならないため、本当は小金井市内で取材できれば、もっといろいろと取材できるだろうに、皆さん、わざわざ上尾くんだりまで取材に来てくださっているのです。最近はめっきりメディアに出してもらえない立花孝志代表は、自分を取材してくれるメディアの皆さんを大切にするべきだと思うのですが、取材クルーを置き去りにしてヤジを飛ばした市民を追いかけてしまったのでした。

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結局、チャリのオジサンには逃げられてしまったのですが、フラストレーションが溜まった状態で僕のことを見つけてしまったので、わざわざ車を降りてきて、いきなりスマホをイジり出したかと思ったら、僕にカラみ始めて撮影を始めてしまったのでした。しかし、これがNHKから国民を守る党の支持率をさらに低下させる「終わりの始まり」になります。立花孝志代表は自分のことを批判してくる人間には、あらゆる手段でマウントを取り、常に自分を優位に保ちたい人間です。だから、コンビニ感覚で裁判を起こし、相手のことを「被告だから悪い人間だ」という印象操作をすることで自分を保ってきたのです。しかし、こうしたスラップ裁判には正当性がないため、立花孝志代表に言われるがままに裁判を起こした久保田学市議は僕に78万5600万円の慰謝料を払わなければならなくなったし、立花孝志代表は200万円を扶桑社にはらわなければならなくなりました。原告が被告にお金を払わなければならなくなるというのは異常です。

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さて、立花孝志代表はわざわざ僕にカラんできて、たくさんのN国信者たちがカメラを持って僕のことを取り囲み、あの手この手でマウントを取ろうとしてきました。具体的な内容は「N国マガジン」で解説していますが、簡単に言うと、僕は立花孝志代表のマウンティングをすべて交わし、立花孝志代表に「キャバクラのお金は誰が払ったのか」「4億円の借金を返済するアテはあるのか」という質問をしました。立花孝志代表の答えは「あなたのような鼻毛の出ている人間の質問には答えません」だったのですが、質問に答えられなかった立花孝志代表は容姿をディスる発言しかできず、最終的には逃げ出してしまったのでした。N国信者たちはこのやり取りに衝撃を受け、あの何でも論破する無敵の立花孝志代表が「ちだい」ごときに負けるなんて信じられないと、一気に失望感が広がったのでした。立花孝志代表が僕に負けているのは言い合いだけでなく、裁判でも2連敗中です。立花孝志代表は全部で4つの裁判を起こしていて、そのうちの2つの裁判が終わっているところですが、その2つはそれぞれ78万5600円と200万円を原告側が被告側に慰謝料を払うという判決になっており、残る2つは扶桑社を訴えた内容とまったく同じ内容で僕を訴えていますので、まだ結審には至っていないものの、結果はお察しいただけるのではないかと思います。

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立花孝志代表は、僕のことをバカだと思っていて、自分より能力の低い男だと思い込んでいます。なので、割と本気で「ちだい君のことをイジメておくか」とカラんできているんだと思いますが、僕がこうしてカラまれている時に考えていたことは、「おっ、立花センセイ、時計買ってるやん!」「いまだに僕を凸する時にスマホを持つ手が震えるんだったら凸して来てんじゃねぇよ!」です。しかも、そこはダサい関西人のセンスなんでしょうが、時計のベルトの部分がキンキラキンです。ゴールドにカナブンを混ぜたような色の新しい時計を巻いていて、僕たちの政党交付金がカナブンに変わっていることがよくわかります。立花孝志代表は僕に向かって動画をアップすれば自分で「スラップ裁判」を宣言して裁判で負け、僕に凸をしてきて「キャバクラのお金は他人に払ってもらったんだ」と言いながら、ガッツリとカナブンカラーの時計を見せてくるわけですから、無駄にカラまない方がいいと思うのです。この日もいちいち僕にカラんでこなければ、僕は遠くから立花孝志を撮影しておとなしく帰ったのです。自分からカラみに行って、自分から滅びに行っている、ただの自滅野郎です。

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そして、こう書けば立花孝志代表は再び僕に裁判を仕掛けてくるかもしれませんが、受けて立ちますので断言します。「NHKから国民を守る党は犯罪者集団」です。立花孝志代表を筆頭に犯罪者たちの集団です。もはや法律のギリギリを狙うのではなく、明らかに法の一線を超える犯罪者集団であり、立花孝志代表と一緒にヘラヘラしているNHKから国民を守る党の一部党員や関係者たちも、立花孝志代表と一緒に犯罪に手を染めています。立花孝志代表のことですから「根拠もなく国政政党を犯罪者集団に仕立て上げているデマ野郎だ!」と言ってくることでしょう。しかし、僕がここまで断言するからには理由があります。立花孝志代表はもう詰んでいます。本当はもっと別の才能が欲しかったところなんですが、これから皆さんにはプロのウンコ処理というものがどういうものなのかをご覧いただこうと思っているところです。ゴミはゴミ箱に、ブタはブタ箱にです。

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結局、立花孝志代表は思うようにマウントが取れず、それどころか僕に論破されてしまい、無残な姿を世の中に晒し、すごすごと帰ることになってしまいました。そして、立花孝志代表が起こす揉め事を映してアクセスを稼ぐサエない男たちの図がコチラです。社会に迷惑をかけるクズ野郎を映し、視聴者からの「なんだコイツ、気持ち悪い!」でアクセス数を稼ごうというのですから「クソコンテンツ垂れ流し野郎ども」という言葉がピッタリだと思うのですが、クソコンテンツはどこまで行ってもクソコンテンツなので、わざわざ上尾くんだりまで立花孝志代表を撮りに行っても小銭程度しかお金を稼ぐことができず、永久にサエない生活から脱却できないことでしょう。これを「カルト」と呼ばずに何と呼べばいいのか。立花孝志代表なんぞを映している暇があったら、小金井市長選に立候補している他の3人の候補の主張でも映していた方がよっぽど世の中の役に立つという話です。立花孝志代表がNHKをぶっ壊す日は永久に来ませんし、悪質な集金人が来た時にはN国のコールセンターなんぞに電話をかけるぐらいなら110番で警察を呼んだ方がよっぽど役に立ちますので、NHKから国民を守る党には情弱から騙されるということは書いておきたいと思います。


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