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【選挙ウォッチャー】 南城市議選2018・分析レポート。

「オール沖縄」の牙城が崩された今年2月の名護市議選の前哨戦として位置付けられた南城市長選。ネトウヨをこじらせた末に態度が大きく、地元のママさんたちの反対を押し切り、保育園の民営化を勝手に押し進めた現職の古謝景春さんの評判が大変悪く、「オール沖縄」の瑞慶覧長敏さんが市長に当選しました。これで「オール沖縄」に弾みがついたかのように思えたのですが、瑞慶覧長敏さんが勝ったのは、あくまで古謝景春さんがクソ市長だったからで、けっして「オール沖縄」が評価されたものではありませんでした。なので、今年2月の名護市長選では自民・公明・維新の巧みな作戦もあって、「オール沖縄」は敗れることになったのです。その南城市でも9月9日に市長選が行われました。

定数20に対して26人が立候補する激戦となりましたが、この南城市議選の見どころは、何と言っても沖縄初となる立憲民主党の議員が誕生しようとしているところです。しかも、立憲民主党から立候補したのは、今年1月に南城市議補選を取材した際に立候補していた大城竜男さんでした。なんと、今年1月の努力がここに来て身を結ぶことになったのです。


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