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孫への贈り物は、子供への愛情

今日、私の実家から荷物が届いた。お米、果物、お菓子類、お年頃の子供たち用の化粧水が入っていた。サラッと挙げたが、お米は20kg、小玉スイカにメロン、キウイフルーツ8個、マンゴー2個、バナナ、お煎餅類にチョコレート、化粧水類。ほとんどが重みのあるもので、わが家でいつも必要としているもの。というより、子供たちが好きなもので埋め尽くされている。一度好きだと言ったものをよく覚えていて、両親が手分けして買物をしてくるのだろう。それを全て詰め込むから一回の荷物がハンパなく重い。

以前、こんなことがあった。子供たちは小さい頃ピアノを習い始めたのだが、先生に自宅まで教えにきて頂いていた(3つ子のため、出張制度を探したら見つかった)。
ひな祭りが近い頃に先生がいらした時のこと。わが家に飾られていた「吊るし雛」(伊豆稲取地区に伝わるお雛様)を見て先生が、

わが家の吊るし雛は規模は小さいが…

「すごく素敵なお雛様ですね。」とおっしゃったので、「母が子供たちのために作ってくれたんです。」と言うと
「お母さん、すごく愛されていますね。」と私に対してそうおっしゃった。
私はその時ハッとした。子供たち(孫たち)のため、と言われて今まで贈られた物の全てが私に対する両親の愛情だったことに気が付いた瞬間だった。

今まで誤解していた。
「(孫が可愛すぎて)子供たちのことしか見えてないのでは…。」と思うこともあったのが恥ずかしいくらいだった。
子供たちに対してしてくれていること全てが、私への思いそのものだったことを知り、贈り物の重さ=愛情に対しての感謝の念が大きくなった。

親にとって、子供はいつまでも子供であるのを感じる。間違いなく私も子供たちのことを大人になっても可愛いと思うし、まだ見ぬ孫も相当可愛いだろう。

実家に集荷に来て頂くのではなく、70代の父が毎回、自らコンビニに運んでいるらしい。荷受けの際、重量オーバーで中身を少し減らしたこともあるらしいことを聞いた。それもそのはず、宅配便の方でも相当重そうに運んでくださっている。
いつもあれもこれも私たち家族に食べてもらいたくて、ついつい入れ過ぎてしまうらしい。
腰には十分気をつけてほしいと思う。本当に重いから…。

本当にありがたく、離れていても支えてくれていることを嬉しく思うと共に、私たちも頑張らないと!と思う。

健康に気を付けて、いつまでも元気で若々しくいてほしい。

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