今すぐ逃げましょう!さあ早く!
8月下旬は10代の自殺が1年で1番多くなる時期、
というデータがあるらしい。
死を選ぶほど学校に行きたくない。
そんな状況の学生の皆さんに声を大にして言いたいことは、
「今すぐ逃げましょう!さあ早く!」ということ。
いじめられている人。
仲間はずれにされたりして、友達のグループに居づらい人。
これはもう痛いほど気持ちはわかる。
私も学校は嫌だった。
小中高大すべてのステージにおいて、うまくいかなかった。
いじめも受けた。親に心配もかけた。
でも今、生きている。
20歳をこえて大人になるとそうも言ってられないが、
10代ならばまだ周りからいくらでも守ってもらえる。
親、仲のいい先生、保健室の先生、スクールカウンセラー、
親戚、兄弟、いとこ、じっちゃやばっちゃ、昔の同級生、支援団体、
とにかく誰かに事実を伝えて、逃げるべきである。
守ってくれる人は、どこかに絶対いる。
周りを気にする必要はない。迷惑などではない。
振り回してやればいい。
「やっている」側は、相手が死んでしまっても、何も感じない。
なんてことをしてしまったんだ、と思う心を持てるような人は、
はなからいじめ(まがいのこと)をしたりしない。
自分が死んでしまっても、ヤツらの心には何も響かない。
これから大人になって、自分の手に入れることができなかった
幸せを手に入れ、何事もなかったかのように普通に生きていく。
そんなヤツらのためにわざわざ死ぬことはない。もったいない。
どうやったってどうしても分かり合えない相手は、
いつの時代もいる。どこへ行ってもいる。
それは大人になってからも変わらない。
だからそういう相手とは関わらない。逃げるが一番なのだ。
これは私の昔からの持論だが、
つらい思いをしたことがある人にしか、
人の痛みには寄り添えない。
ほんとうの意味で、人に優しくすることは出来ない。
ずっと周りから好かれて、必要とされて、
毎日を楽しく、日向で過ごしてきたような人には、
到底わからないことがこの世にはある。
だから、今つらい思いをしている学生の皆さんにも、
私はできれば生きていて欲しい。
生きづらいこの世の中に、
少しでも他人の痛みのわかる、
ほんとうの意味で「優しい」人が少しでも増えて欲しいから。
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