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【在宅フリーランス】#18 ついに開業届を出す | 個人事業主としてのお金の勉強、読んだ本 | グラフィックデザインの練習etc.

こんにちは。
気づけばGWが終わり、5月もあっという間に終わりそうですね。

わたしは相変わらず、息子の体調不良に振り回されています。
ちなみに子どもが風邪を引くと、もれなくわたしも風邪をもらいます。(先月からわたしは3回風邪を引いた。)
そして、大人のわたしの方が症状が重いこともあるので大変。

旦那はフルタイムで働いているので、わたしが動けなくなると育児家事のオペレーションが一気にままならなくなるという、毎日綱渡り状態。
あ〜風邪やウィルスに負けない屈強な体が欲しい・・・忙しくてもよく食べて、しっかり眠ることが大切ですかね。

それでは5月前半の活動をまとめていきます!

開業届を出して個人事業主になった

4月から子どもが保育園に行くようになり、仕事できる時間を少しづく確保できるようになった頃。
周りの知人やSNSなどで「ふーん。こういう勉強してるのね〜もしアレなら依頼するね(やんわり)」とか言われるようになり。

ふと「事業用の銀行口座が欲しい」と思いました。
わたしは地方に住んでいるで、もし仕事を受注してお金を振り込んでもらうことになった時、個人で使っている地方銀行の口座を伝えるのはちょっぴり抵抗がありました。

調べてみると、事業用口座を作るためには「開業届」の書類が必要とのこと。

開業については、今年のはじめに失業保険を受給するときに必要だろうと思い、今年そのタイミングでフリーランスになる予定でしたが、ハローワークに確認すると「開業届を出しただけでは『仕事がある状態』とは認められない(開業届の他に、1年先までの取引先との契約書などの証明が必要←駆け出しフリーランスにそんなものはないよ・・・)」ことが判明してから、すっかり開業するタイミングを見失っていました。

たいした売上もないのにフリーランスなんて名乗っていいんだろうか・・・と迷いもありましたが、調べてみると、今売上があるとかないとか、今年赤字だろうが関係なく、開業届は(案外サクッと)提出できることを知り、口座を作りたいタイミングでやっちゃおう!と決意。

いざやってみると、マイナンバーカードを駆使してネット上で30分くらいであっさり完結しました。(税務署とか行かなくていいんですね・・・)

むしろ時間がかかったのは「屋号」を考えるときくらい。
これから事業をしていく上で大切にしたいコンセプトをいくつか考えましたが、どれも実際に仕事をしてみないとしっくりこず、一旦シンプルな屋号にしておくことにしました。将来変更してもいいよね・・・

ということで、無事に開業届を提出し、事業用の銀行口座も開設することができました!パチパチ!

フリーランスとして活動するための事前知識を学ぶ

さて、パソコンの前で「フリーランス」「個人事業主」になったわたしですが、開業してみるとわからないことがたくさんありました。

  • 仕事をするために、adobeCCを契約したり、フリー素材のサブスクにも入ったり、参考書を買ったりと何かとお金をかけてるけど、これらをいわゆる「経費」にできるのでは?

  • 領収書とか保管しておくべき?

  • プライベートのクレジットカードで支払ってるけど大丈夫?

  • 開業前でも「経費」にできるの?

  • 今年、事業が赤字で終わったとしても確定申告はしないといけないの?

  • てか、確定申告ってなに?笑

などなど。
これでいいのかと常に不安を感じるのも嫌なので、このタイミングで事前知識をサクッと頭に入れておくことにしました。

お世話になったコンテンツや本はこちら〜!

ひろしまクリエイターズギルド「フリーランスまるわかりセミナー」

こちらは所属しているコミュニティで過去に開催されたセミナー。
代表のマスべさんによって、ご自身がフリーランスに転身したときにつまずいたことやよくあるトラブル対策などを惜しげもなく&優しく解説してくださっています!!!
ひろクリの過去アーカイブコンテンツの中でも個人的にとても好きな回。
以前アーカイブ視聴したときにゴリゴリとメモをとっていて、最近それを見返して学び直しました。

現役バリバリのフリーランスデザイナーさんによる解説なので、とっても実践的な情報ばかりです。また、無料のセミナーではなかなか聞けなそうなお金まわりのお話が聞けます〜(こちらから質問しにくい領域なのでとってもありがたい)。

気になる方はひろクリの有料会員にてアーカイブが見方題です!ぜひ!

フリーランス×税金(確定申告)関連書籍

まだ5月だというのに、「確定申告」というキーワードがすでに難解で恐ろしかったので、書籍でもボチボチ学びました。

↑こちらはフリーランスとお金のジャンルでとても人気な本なので、わかりやすいんだろうな〜と期待して読みました。

結論:めっちゃわかりやすい。
コミカルな漫画ベースなのでサクサク読める。「税理士がこんなん言っていいの?」と思うようなグレーゾーンなここだけ話もたっぷり触れられているし、「超めんどくさがりだけど損はしたくない」駆け出しフリーランスの主人公がほぼ自分なので、聞きたいこと全部聞いてくれている感じがありがたい。

フリーランス・税金・確定申告について、時間ないけどサクッと把握したい人にはおすすめです。人気がある理由がわかります。読み物として面白いです。

↑こちらは、元国税庁職員で現お笑い芸人のさんきゅう倉田さんの本。

お笑いの傍ら、お金の知識を活かしてフリーランスでライティングや講演をされる日常の中での悪戦苦闘をおもしろおかしく紹介されています。
最初に紹介した本の構成は「先生(税理士)と生徒(駆け出しフリーランス)」でしたが、この本は「フリーランスの視点」で日々の仕事のこなし方やトラブルの回避法、ややこしいクライアントの見極め方など、これまで積み重ねた経験からフリーランスを生き抜くヒントを得られる内容です。

めんどくさいトラブルとはなるべく遭遇したくないので、先駆者が先回りして教えてくれるのはありがたいです。とってもおもしろく読みました!

↑こちらは「クリエイター」にフォーカスしたお金周りの本。

フリーランスだけじゃなくて、副業で稼いでいる人にも役立つと思います。
デザイナー、プログラマー、ライター、カメラマンなど様々なジャンルのクリエイターから寄せられる疑問に答えるQ&A形式。
例えば、「コーディングやプログラミング業には所得税がかからない(源泉徴収されない)」なんてことも初めて知りました・・・。(朗報)
とことんクリエイターに寄った内容なので、個人的にピンとくる事例が多くてとても参考になりました!

上記で紹介した本は全て図書館で借りたのですが、いざ確定申告するときはきっといくつかの本を買い直すと思います・・・そのくらい読んでタメになったものばかりです。

実家のお店の名刺作り

相変わらず両親のお店を手伝っています。

お店に立って母のサポートをすることもありますが、わたしは洋裁について全くの素人なのでたいした働きもできません。
今のわたしに出来ることは、「デザイン」の力で集客や認知をサポートすること。
それがメインの仕事だと感じつつ、やるべきことを考えています。

今は、母と父と(ついでに)わたしが持つお店の名刺を作り直しています。

元々は父が近所の判子屋で適当に作った名刺でした。
それを2年くらい前に、わたしがリニューアルしました。
当時は、アピールは控えめだけど洋裁師としては凄腕である「母の権威性」をアピールすることを目的に作ったけど、今はホームページの認知を広める方が優先になったので作り変えることにしました。

2年前からデザインに興味があって、当時も自分なりに学びながら初めて印刷会社へ入稿までしました。
だけど今見るとイマイチに感じる箇所が多々・・・(⌒-⌒; )

今回は上手くいくかな〜?
「できた!」と思っても翌日見ると納得いかなかったりと、なかなか完成しません。(時給何円?)

名刺作りをするときにいつも参考にしている動画があります。
グラフィックデザイナーのアトオシさんの名刺デザイン講座です。

2年前も見たけど、今回見るとさらにワクワクして、デザインをすることが楽しく感じました!!!
(アトオシさんが言っていることが少しづつ理解出来るようになってるのかもしれない。)
最近はアトオシさんのYouTubeチャンネルの動画を見漁っていました。どれも有料級の内容。

アトオシさんの制作過程を見ると、イラレを使って形にしていく"前"の「設計」の部分にどれだけ重きを置いているのかよくわかります。
目的やコンセプト、与えたい印象をはっきりと言語化させ、それらを元にきちんと「手描きラフ」を作ること。
これまでのデザイン学習でも散々聞いていたことですが、改めて超大事なのだとわかります。

ただ、わかっていても・・・そのように手順を真似をしてみても、気づいたら描いたラフと違うものをイラレ上でこねこねしてしまう自分に軽く絶望・・・

ラフで「レイアウト」はざっくりと決めることができても、装飾や強弱のバランスをとっていくうちに、ラフとかけ離れていくんですよね・・・
ラフの精度が全然違うんだろうな、と感じます。

これまではノートの端にちまっと描いていたラフですが(そうだったんかい)、もっと精度を高く、ブレない設計にするために、アトオシさんに見習ってちゃんと原寸大ではっきり描きます!これも練習しかない!

(余談ですが、アトオシさんのラフってとっても美しい・・・ささっと描いてあるようで緻密な感じもある。)

名刺ができたらまた公開します〜!

「イラレの5分ドリル」完走

クラウドソーシングでは広告や名刺、書籍の表紙のデザイン案件があって、最近はFigmaよりイラレをよく使うのですが、これまでイラレをがっつり触ったことがなかったのでずーっと苦手意識が拭えませんでした。

先月、本屋で見つけたこちらの本を衝動買い。

著者の中にわたしの好きな浅野桜さんもいらっしゃったので、これはぜひやってみたいと思いました。
「5分」という気軽にトライできそうなネーミングもいいですね。(でも実際は5分じゃ終えられない、30分はかかる。)
空いた時間にコツコツやって、先日やっと一周することができました!

星の数ほどあるイラレの機能は全部把握しようとしたら人生終えてしまいそうですが、「実務でよく使うものだけ」をプロ目線で厳選されていて、それを1日ひとつ、ドリルの問題を解くかのように学ぶことができます。
(しかも、付録の動画でも操作を見れるようになってるのでとてもわかりやすい!涙)
一周したころにはなんとなくイラレのことを体系的にざっくり理解できて、「これを作るにはあの操作できそう」とひらめくことができ(かけ)ています。

アトオシさんの動画で見られる高速イラレさばきも、このドリルを進めていたお陰でなんとなく何やってるかを把握でき、自分でも同じ作業を真似することができました。
多分、ドリルをする前だったら「あ〜〜イラレわからん!デザインどころじゃない!イラレ嫌い!」となってて名刺デザインもクラウドソーシングも心折れてるかなと思います。

「デザインをすることは、"ツールの操作を覚えること"ではない!」と世の中でよく言われていますが、ツールの操作を覚えることで、表現できる幅が広がるので、結果的にデザインのクオリティが上がります。
覚えたツールがそのままデザインの引き出しに入っていく感覚があるのです。

とにかくとても参考になった本なので完走できてよかったです。
フォトショバージョンもあるので、kindle版を先日のセールでポチりました!これも楽しみ〜!

ということで、5月前半の活動をまとめてみました。
息子の看病に付き合ったり、わたし自身の体調不良があったのでインプットが多めでした。
後半はまたクラウドソーシングなどアウトプット&実績作りにも注力する予定です!
フリーランスになったわたしですが、これからもどうぞよろしくお願いします。(お仕事ください🙇‍♀️)

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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