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【#2-2V系のススメ】マシェリを語れり。-増刊号-【MALICE MIZER】

雨上がりの朝は水たまりで跳ねたい皆さん、こんにちは。

「マシェリを語れり。」増刊号でございます!
前回の「マシェリを語れり。」はご高評を頂いており、
私の記事の閲覧数1位となりました。そして初のビュー100超え。
(ちなみに、それまでの1位は簿記検定3級の受験記でした。)

今回は、前回の記事で書ききれなかったマシェリの動画のご紹介と、
ライブのセトリのことも混ぜながら綴って行きたいと思います。
私の記事を通じて、読者の皆さんのマシェリ愛を深めていただければ幸いです。
(サムネは今回もみんなのフォトギャラリーから拝借しました!マネキンさんです。)

前回の記事はこちら↓



前提(?)

この記事においては、TETSUさん在籍時を1期、Gacktさん在籍時を2期、Gacktさん脱退からKlahaさん在籍時を3期として綴って行きたいと思います!
なぜこんなことを書くのかというと、Mana様的にはこの通りだそうです↓


マシェリ聴き比べ

1996.3.24 @難波W'OHOL (対バン?)

(23:07~)
まずは1996年のこのライブ。
動画のタイトルは目黒鹿鳴館と書かれていますが、
コメントによると難波W'OHOLで行われたライブの音源だそうです。
前回の記事で紹介した「華麗なる復活劇」と同様、最後の歌詞は
「繰り返すその言葉は 終わりの言葉」
となっております。
3月24日なので、アルバム「Voyage 〜sans retour〜」やシングルの「Voyage 〜sans retour〜」の発売前ですね。
マシェリに続けて演奏される「seraph」のイントロが好きです。
「seraph」はTETSUさん期の楽曲ですが、「N ・p ・s N ・g ・s」や
「麗しき仮面の招待状」といったVoyageの曲も演奏されており、
まだまだ発展途上な第2期マリスが感じられます。

1996.12.27 第二回 FCイベント @渋谷ON AIR WEST

(19:54~)
続いてファンクラブイベントの音源。
まずイントロが格好良い!!
このリフ(?)で始まるイントロは、
前回の記事で紹介したDeep Sanctuary VIと似ていますね。

会場であるON AIR WESTはGacktさん加入後に「華麗なる復活劇」が行われた場所でもあります。
セットリストには、第1期の楽曲である「LAFFLESIA」や「バロック」がありつつも、翌年にシングルが発売される「ヴェル・エール」も組み込まれています。

マシェリからは離れますが、
イベントの後半では他バンドの曲のセッションが行われています。
私が一番驚いたのはラルクの「Vivid Colors」です!
ラルクの曲も多くは知りませんが好きでよく聴いております。
この曲好きなんですよ~
ラルク好きの方は是非聴いていただきたいです。
HYDEさんとGacktさんは映画「MOON CHILD」で共演されていますが、
この頃から交流があったのでしょうか?
前回の記事で紹介したイベント「Deep Sanctuary VI」では、元ラルクのsakuraさんが参加されております。

話が脱線しましたが、シングル版のマシェリ発売後ということもあってか、
「繰り返すその言葉は 祈りの言葉」
になっております。

1998.3.24  Human Science High Society Syndrome secret FC event「人間とは」 を考える会症候群 @日清パワーステーション

(30:40~)
続いて、こちらもファンクラブイベントの音源です。
1998年・・・
第2期マリス、最後の年ですね。
開催日は、アルバム「merveilles」の発売日の6日後になります。

Brise→マシェリ→au revoir流れで、
「merveilles」の収録曲に挟まれております。
特筆すべきは、マシェリのラスト。
「繰り返すその言葉は 祈りの・・・」
で曲がフェードアウトし、au revoirのイントロにつながるのです!

Gacktさんの「ここに集まってくれた君たちに送ります…au revoir」
というMCが熱い。
第2期におけるマシェリとは、どんな曲なのでしょうか。
繰り返すその言葉とは、「au revoir(さようなら)」。

前回の記事でも紹介しましたが、マシェリのラストの歌詞は
「呪いの言葉」や「終わりの言葉」のときもありました。

「言葉」が何を指しているのか、少なくともこのライブの世界観では
再開を祈る「au revoir(さようなら)」、もしくは
「あなたを抱きしめ眠りたい この腕で抱きしめ眠りたい」
という、マシェリの歌詞に登場する人形の想いだと、私は考えております。

2023.4.1  ぽろろん猫ひとり二千二十三春 @下北沢Flowers Loft

この記事で唯一の公式動画!
マリスのギタリストであるコヂさんのソロ弾き語りライブです。
赤い渦巻きのギターが輝いております。
弾き語りなので、演奏がシンプルな分、
マシェリの詩の世界に浸れる動画ではないでしょうか。

余談ですが、コヂさんの演奏後のお礼が好きです。
「センキュセンキュセンキュ~」
「ア~リ~ガト~ゴ~ザイ~マシタ~」

まだまだ現役でマシェリを演ってくださっていて嬉しい限りです…
私はこれまで2回コヂさんの弾き語りライブに行きましたが
マシェリは聴けませんでした!

コヂさんのYouTubeチャンネルでは、マシェリの他にも、
第1期の「記憶と空」、第3期の「Garnet」も公開してくださっているので
是非観てみてください。

こちら先日のコヂさんのポスト↓

ポンコツなんて言わないで!!!


気づいたこと

今回はGACKTさん在籍時の音源を中心にご紹介いたしました。
第1期の頃に作られた曲なのに、第2期の初期からの定番曲ということ。そして、前回の記事でもご紹介したように、第3期でも演奏され続けている。
当時、マリスのライブに通われていた方からしたら常識ですよね。
マリスのライブを観たことありませんが、どの時期のマリスも好きで、
その中でもマシェリが特に好きな私としては熱いものを感じます。

「merveilles」の世界にも欠かせない?

今回取り上げたライブは、
コヂさんの弾き語りを除いて1996、97年のライブ。
マリスにとって、1996年はアルバム「Voyage」をリリースした年、
1997年はメジャーデビューをして「ヴェル・エール 〜空白の瞬間の中で〜」や「au revoir」をリリースした年になります。
上記の2つのシングル曲は、翌年1998年3月18日に発売された「merveilles」の収録曲です。
これから「merveilles」の収録曲を推していく時期にマシェリをセトリに入れ続けているところから、この曲はマリスのライブに欠かせない曲なんだと改めて思いました。
世界観が徹底しているこのバンド、ただのライブの定番曲と捉えることもできますが、それだけではない気がしております。
マシェリはオリジナルアルバムには収録されていない曲ですが、
マリスが描く「merveilles」の世界観に必要不可欠な曲ではないでしょうか?


最後に(次回予告)

マシェリについて考えていくうちに、この曲を更に掘り下げていきたくなりました。
増刊号だけでは書ききれない…
ということで、最終章(?)を投稿する予定でございます。

題して、
「マシェリを語れり。-終焉と帰趨-」

「merveilles」の名を関したツアーからタイトルを拝借しました。
歌詞やライブのセットリストを深堀りして、第1期に生まれた楽曲を、第2期のマリスが如何に大切にしていたのかを考えていきたいと思います。

色々と記事にしたいテーマはあるのですが、
マシェリを優先したいと思っております。

お楽しみに。

参考サイト

余談①

今週の5/24はコヂさん率いるZIZの12周年ワンマンギグ
「Salon du Détester #32」に行く予定です!
会場は新宿のZirco Tokyo。
初めて行くのライブハウスです。

なんと、コヂさんによると新曲のデモ音源が配布されるようなので
より楽しみですね~
前売りチケットもまだ販売中ですので、
気になる方は以下のポストをご参照ください!
(勝手に宣伝しちゃいました)

余談②

マリスをキッカケに、
TETSUさんのマリス脱退後のバンドに興味を持っています。
ZIGZO(ジグゾ)を始め、最近はDisco Volante(ディスコボランテ)の曲を、聴くようになりました。
TETSUさんに詳しい方、マシェリ的な、幸せをもらえるような、ハッピーになれる曲があれば教えて下さい!
私のおすすめの曲はこちら↓


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