「こころ」を読んだ
#2019年やりたいことリスト に書いた
“青空文庫で月1冊本を読む”を、3月度クリアしました。
夏目漱石さんの「こころ」。
高校生の時に読んで結末は知っているけど
平成が終わろうとしている今、明治の終わりに思いを馳せてみようかなどと思いまして。
※明治天皇〜乃木大将題材の話は、何故だか心惹かれてしまう・・・
早速、iPadでページを開いたところ、
「むむ?」
え、こんな始まりだったっけ。
え、あの、こんな流れであぁなってこうなっていくんだっけか。
え、私が17〜8年前に読んだ「こころ」って、本当に「こころ」だったの?
というくらいには、結末までの道のりをごっそり忘れていました。
上・中・下とありますが、上・中は本当に読んだのか怪しいくらい、初見な気分。
記憶を紐解くどころか、ここからどう結末に繋がるんだっていう謎な気持ちのまま、読了。
感想は・・・自分のこころの汚い部分を、ほじくり返されたなぁ。
今でこそ、ここまで回復したけど、
人に嫉妬する、人を欺く、人を傷つける、人に傷付けられる、その傷に向き合わないで強がる。
その過去は変わることはなくて、たまに闇に落ちそうになって、
でも、そこからどう頑張るかが人生の醍醐味なんだろう。
その手法は「こころ」には書いていなくて、自分で探しなさいってことを、漱石さんは言いたかったのだろうか。
高校生じゃ、そんなことまで分かんないよ・・・!
読んでくださりありがとうございます!