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木組みの家とグリム童話の街 Marburg マールブルク

フランクフルトのあるドイツの州はヘッセン州といいます。
ヘッセン州には、名前を自分で入れて検索しないと出てこないようなマイナーな、
でもとっても可愛い街がたくさんあります。
特にFachwerkと呼ばれる木組みの家がたくさんの可愛い街が多くて、ぜひもっと多くの方にも知っていただきたいです。

ヘッセン州内どこでも電車で旅が出来る一日券があり(Hessen ticket)、36ユーロで、5人まで(!)一日乗り放題です。
ヘッセン州はかなり大きく、これだけでたくさんのところに行けちゃいます。

こんなチケットがあったら毎週末でも電車で旅行したくなります✨
ローカル旅行需要を促進するのは地域経済活性化にもとっても大事と思っており、
他の国や地域ももっとこうした取り組みがあったらいいなと思います。

電車が高いから現地の人が国内/域内を旅行せず、
海外や遠くに行ってお金を使ってしまって地域経済が潤わないケースは多い気がします。

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そんな素敵なヘッセン州の街の一つがMarburg(マールブルク)
第二次世界大戦をほぼ無傷で乗り切り
400年以上の前に建てられたような
息を呑むような美しい木組みの家でいっぱいです。

グリム童話のグリム兄弟が大学時代を過ごしたこともありグリム童話に出てくるキャラの像などが街中にあります。

一枚目は狼と7匹の…何でしたっけ?
子ヤギですね。

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下はシンデレラの靴👠

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そしてカエル🐸の王様
(なんの話だったか記憶が…読んだことがないかもしれないです)

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電車で駅に着いて、街の入り口まで15分ぐらい歩き、
そこからさらに旧市街の中心部マルクト広場まで登りました。
旧市街が珍しく丘の上にあるのでかなり登ります。

駅から出ているバスで旧市街の入り口のエレベーターまでさっと行けるようですが、バスを待てずに全部歩いてしまいました。

街の中心部にたどり着くまでにたくさんの素敵な木組みの家があるので、元気な方には歩いて見るのがおすすめです。

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細部まで見ていただくと、驚くほどに手が込んでいます。
ドイツ🇩🇪の木組みの家が可愛すぎて一歩歩くごとに写真を撮ってしまいました・・

私がドイツに引っ越すと言った時、
友達の多く、そして特にフランス人のお客さんは皆
「ドイツ⁉️あんまり素敵なところじゃないよね、大丈夫?」とネガティブな反応でした。

フランス人の夫も、ドイツに来るまでドイツ観光のイメージはほとんどなかったのでポジティブサプライズ、
ドイツの本当の可愛い街並みを見たらフランス人はみんなびっくりするよ‼️と言っています。

みんなが知らない穴場感満載です。

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市庁舎がある街の中心のマルクト広場に着き、
カフェのテラスでピーチバジルスプリッツ🍑という画期的な飲み物を飲みました。

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ヨーロッパの夏のアペリティフの定番はアペロールスプリッツですが(私は味が濃くて好きではないですが)

これは桃のリキュールをプロセッコで割りバジルと桃を添えたものでした。(右)

左は「Apfelschole」アプフェルショーレ
りんごジュースを炭酸水で割ったもの。
ジュースを炭酸水で割ったものはドイツではなんでも「なんとか(果物の名前)ショーレ」と呼びます。
喉が乾いている時に、安くて量が多いのでお得感があるのと
甘すぎないので良いです。

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マールブルクは街の中の建物がとにかく綺麗で、
道にバーやレストランがぎっしりで
たくさんの人がテラスで飲んだりご飯食べたりしていて
お天気もよかったので街の雰囲気が夏のバカンスのようでとっても素敵でした✨😊

その後シンデレラの靴の像👠があるお城に登って景色を堪能。街全体が思ったより広くていっぱい歩きました…

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夜ご飯は帰りの電車を気にしながら、広場近くのイタリアンで。
海鮮パスタが美味しくてお手頃だったけれど、
一点…
カニカマが入っていた😨なぜ?
残念すぎ

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でも店員さんも優しくてダイナミックでカニカマ入っていても美味しかったのでロケーションも良いしおすすめです!

川沿いもとっても素敵な雰囲気でした。

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フランクフルトから電車で一時間ほど、
中央駅から乗り換えなしで一本でした。
木組みの家好きの方にはとってもおすすめの
見どころたくさんの街全体です。

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