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流れ星?隕石?火の玉?UFO?

 田舎暮らしをはじめて2年半。
ここへ来るまで中秋の名月などに興味は無く、月に祈りを捧げた記憶も無し、月より団子派。しかし今ではすっかり「お月様お天道様」とペコペコしっぱなしで、秋空に浮かぶ満月の美しいことこの上なし。
私があれこれ言う前に子どもたちはとっくにお月さんへ収穫の感謝を済ませて姉妹でお月見を楽しむ姿に安堵。



 それはさておき、こうも毎日空の様子を眺めていると色んなものを発見する。

すぐ近所には滑空場があり、エンジンの付いてないグライダーがいつも静かに気持ち良さそうに飛んでいて、地上からは紙飛行機のようにも見え心地良い。

夜間、屋根の上あたりを緑と赤のライトが点滅する飛行物体がモヤモヤと移動するのが見えたらそれはドローン。近所にドローンの会社が引っ越してきたらしい。


 そして3日前の夕方17時半頃。西の空に見慣れない1本の光の筋が見えた。娘たちと共に同時に発見し興奮する。

「なにあれ!?」

りん「写真写真!早く!」

私「OKOK!動画も撮っとこう!」

りん「流れ星?」

私「いやこんなゆっくりなのないでしょ?」

細~い光の筋がゆっくりゆっくりと地上へ向かう
拡大して撮影
前方と後方で2つに分裂!えっUFO?
(後方部は薄れて撮影できず) 
隕石落下?人工衛星?

娘たちと夕焼け空の謎の光について大いに議論し、最終的にやっぱり頼ってしまうGoogle氏。




氏の情報により激論は即鎮火。

山ほど出てくるおんなじような画像たち

正体は、沈みかけの太陽から照らされた飛行機と飛行機雲だった。
飛行機が遠ざかって行くので落下しているように見えるのだそうだ。


え?知ってる?知ってた?



・・・。



田舎暮らしをはじめてから、なんだか色んなものが見えてくるなぁ。





もし、インターネットが無かったとしたら私たち親子はどう行動しただろう?
出木杉君のような友人に聞くなり、図書館へ行って調べるなり「なんだろう?」の時間をきっともう少し長く楽しめたに違いない。もし今度「なんだろう?」に出会ったら、氏を頼らずに行動してみたいと思う。

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