ayumi

1982年生まれ 3児の母。 土地を開拓し家を造ったら、異次元の存在と繋がりました。 …

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1982年生まれ 3児の母。 土地を開拓し家を造ったら、異次元の存在と繋がりました。 見つけてくれてありがとう。

最近の記事

日本人女性のたしなみ

ホストマザーになって アメリカの17歳の女の子をホストファミリーとして受け入れたのは先月のこと。 約20日間の日本滞在を終え無事帰国。時々ほのかに感じるEddyの香りがすでに懐かしい。 友人知人が世界各国の人を受け入れ、一緒に生活する様子を側で見ていて「自分の子にもまだ手がかかるのになんでわざわざ全く知らない外国の他人と生活しようなんて思うんだろう?」と疑問を持ってたけど、色々と謎が解けた。 外国人ホームステイ受け入れは、多様性を育むとか豊かな言語環境を作るとかそんな体

    • ホストマザーになって

      そちらが本家だというのに、私は野暮なことを彼女に聞いてしまった。 すると彼女は、 と、私に質問を返してきたので、うんうんと頷き返事をする。 サーティワンとオバマ元大統領にどんな関係があるんだろう?と次の言葉を待っている僅かな時間も貴重に感じる。 彼女とは、先々週アメリカから初来日したばかりの我が家にホームスティで一緒に過ごしている高校卒業ほやほやのEddy17歳のこと。 私の英会話力は幼児レベルなので、知ってる単語を繋げ、それでも会話が成立しない時には翻訳アプリに力

      • 腹を括り道が開ける

        私は彼女に「絶対大丈夫!とにかく自分を信じて突き進んで大丈夫。」と数え切れないほど声をかけた。 その人の生きる姿勢で分かる。 背中を押していいのかどうかが。 とうとう先週、彼女は念願のパン屋をオープンさせ、約300個のパンを1時間かからないうちに完売させた。オープン2日目も3時間で完売。SNSを使わず友人知人に個別にお知らせしただけだとか。 彼女は開業までに何度も立ち止まって考えた。 日本人の体質とグルテンの相性が良くないって気付いてるのになんでわざわざパン屋始めよう

        • 猫好き充ちて

          2週間ほど前に近所の家の納屋で子猫が4匹産まれた。 なんだかんだとワケあって、里親探しと同時進行で、我が家にて3匹保育することとなり、まだ目も開いてないような生後1週目から育猫中の今現在。 「私がお世話します!」と手を挙げたわけではないけれど、なんだかんだと引き受けさせてもらうと、この田舎の狭い集落の中、姉さんや婆さん方から信頼を得ることとなり、こぼれ幸い。 卒乳後、三毛2匹は友人宅へお引っ越し。二毛は我が家へ仲間入り。 人生初の生後間もない子猫のお世話に苦戦中。(苦戦

        日本人女性のたしなみ

          歩む道を照らす

          初めてnoteに投稿した2020年から丸4年が経過。振り返ってみるとせわしいなぁ。自分と家族の記録の為だけに始めたようなnoteで、投稿内容には一貫性が無いのにも関わらず、4年間(分)も読んで下さりありがとうございます。 2020/5/16 はじめまして。お化け屋敷好き? 2021/6/3 セルフビルドの家できた 2022/4/17 至高の経験 家でのお産 2023/4/16 素粒子物理学から地球外生命とご縁が繋がりまして、、、 2024/1/31 魔法少女から魔

          歩む道を照らす

          ラーゲリより愛を込めて 感想文

          子育てに夢中で映画を最初から最後までゆっくり観る余裕がまだ無い。年に1~2本観るか観ないかの頻度だけれど、今は何事も無抵抗に過ごすことができていてあらゆる出来事に恵まれる。絵本も本も映画も自らあれこれ手に取らず、目の前にポンとやって来たものだけ、人からススメられたものだけ、直感的に強いものを感じた時だけ触れるようにしていると自ずと名作に出逢える。 先週、子どもたち就寝後に夫の誘いで「ラーゲリより愛を込めて」をAmazon Primeで観た。夫は「あー間違えた。観たかったのこ

          ラーゲリより愛を込めて 感想文

          ぉーいぁっちぁいでー

          先月2歳になった三女つーちゃん。 無事イヤイヤ期に入り、服をなかなか着てくれず、着てもすぐに脱いでしまう。 お話しができるようになってきて、こちらの言ってることもほぼ理解できる。 ことばが毎日少しずつ組み立てられていくプロセスには三人目でもやっぱり感動する。今一番大変で一番かわいい時期に入り、ひとつひとつの言動を大切に扱いたい。(たまに爆発する。) この時期の育児は、毎日毎時 ベトベト、 ドロドロ、 びちょびちょ、 ぬるぬる、 ぐちゃぐちゃ、 ばらばら、 ざらざら、

          ぉーいぁっちぁいでー

          科学と哲学と信仰の無限と自由

          植物に思いを伝える 死を通過点として生きる様 だれがご飯作ってくれはんねん!! 先週いっぱい、小中学生をメインとした「生き物と物の違いって何だろう?」のディスカッションで大いに盛り上がった。 長女りん(小5)と次女すう(小2)の奇想天外な発想力が評判となり、第二回目となる今月末のオンライン会では、りんは大人と共に司会に抜擢され、すうはパネリストとしての時間をいただくことになった。 議論の途中すうが参加者に向けて「わたしは地球は生きてると思います。みなさんはどう思いますか?」

          科学と哲学と信仰の無限と自由

          誰がご飯作ってくれはんねん!!

          つづき 早速、物理学者はんちゃんとのご縁が繋がったのは日曜日のこと。 「生物と物の違い」を好奇心溢れる参加者みんなで考えるオンライン会があり、長女りん(小5)は約70名の大人に混じって参加し、堂々と落ち着いて植物と食品に言葉をかける実験内容を発表することができた。 次女すう(小2)がヤキモチから姉の発表の背後で視線を奪おうと全力でおふざけしていたことは内緒。 Y川秀樹博士の研究室に長年勤められた正真正銘の物理学者が「素粒子」と言いたいだけの素人に一体何を思うのか。 ど

          誰がご飯作ってくれはんねん!!

          死を通過点として生きる様

          つづき 植物に言葉をかける実験は昔からメディアで何度も紹介されてきた、とり立てて新鮮味のあるものでもない。にも関わらず定期的に友人に質問されたり話したりする機会に恵まれる。 先月もあるサークルにてりんが研究について話すと、皆が写真をじっくり見ようとりんの周囲に集まった。 「わぁ!」「すごーい!」「やってみたい!」と好奇心に満ちた声。 肯定的な言葉かけと見守りだけなら自信を持ってオススメしたい。 「その研究のこと、はんちゃんに話しても良いかな?」とサークルのリーダーに聞か

          死を通過点として生きる様

          植物に思いを伝える

          長女りんが一昨年小3の夏休みに、植物や食品に言葉をかけ、どう変化するのかという実験を行い自由研究としてまとめた。 市販の豆苗を3つの容器に分け、日射量、水量を同じにし成長を観察。 実験の翌日から明確な違いが認められ、家族みんなで興奮し、引き続き豆苗の変化を見守ることに。 実験開始から数日で予想以上の変化が表れ、植物の生命をまざまざと感じ、豆苗に否定的な言葉をかけることがりんと私は難しくなり、こんな時は次女すうの出番。はりきって悪口担当となる。 約1ヶ月の実験の結果、否

          植物に思いを伝える

          初めましてさようなら

           鮮やかな水色オオイヌノフグリと紫ホトケノザがあちこちに咲きこぼれ、すっかり我が家の庭も春色の絨毯。  先日、娘たちを迎えに学校へ行くと昇降口に中3の生徒たちが卒業アルバムを持ってウロウロしていた。 (この辺りは児童生徒数が少なく、数年前に3つの公立小中学校が合併。校区が広範囲な為、全児童スクールバスか保護者の送迎。)  中学生棟と低学年棟は離れてるので、私は中学生とは会う機会が無く、どうしたのかと思っていると、次女すう(小1)が笑顔で走ってきた。 「ママーーーーほら!◯

          初めましてさようなら

          離脱旅行

           人生初の体外離脱を体験した。 子ども達を寝かせ、今日も無事に一日が終わりましたとベッド上でうとうととしていたところ、自身の視線だけが急にふわーっと寝室の天井と屋根を抜け地上10メートルほどの高さまで上昇し、開けた場所に移動した。  もしやこれは!! 体験していることを冷静に判断できる思考が残っていることに信憑性を感じる。夢とは全く違う。今ベッドに置いてきたらしい体に意識を向けてしまえば、せっかくのチャンスを逃してしまう気がしたので、振り返らずに(見下ろさずに)行こう!

          離脱旅行

          大嫌いなはずが、、、

           三女つーちゃん(1歳10ヶ月)がどんどんパワーアップ。木登りはじめました。 イレギュラーな毎日に疲弊、自信を失う。すると聴こえてくるのはいつも「大丈夫大丈夫。」と育児を終えた先輩お母さんたちの声。 無我夢中で子育てできる期間は実にあっという間。我を忘れて夢中になる。    さて、昨秋から癇癪のひどい次女すう(小1)の登校拒否がはじまり、どうしたものかと考えあぐねてもしかたがないので、日が傾きかける頃にようやく先生方に元気を見せに登校する毎日を過ごしている。  私は娘た

          大嫌いなはずが、、、

           「私の腹に噛み付きなさい。」  自身の体の10分の1にも満たない小さな男にそう告げると、男は戸惑うことなく鋭利な歯牙で女の下腹部に噛み付いた。 「私から二度と離れるな。そして信じなさい。」と言い放つその女は既に痛覚を麻痺させ、皮を損傷させない術を備えていたため問題は無い。 男は巨きな肉体の女の腹部に噛み付いたままぴったりと体を寄せ「二度と離れまい。」と誓い目を瞑った。生まれて初めて孤独を感じることのない世界を知る。 男が持てる全ての力を振り絞って食らい付いた歯牙は、

          魔法少女から魔法使いへ

           過酷な修行を成し遂げたにもかかわらず、彼女はちっともそんな素振りを見せずに新鮮な空気を深く吸い込み味わっていた。 我が家にてささやかながら新年会を開き、誕生日と修行明け、たくさんの祝いを兼ねて娘たちも含め5人で乾杯。 想像を絶する苦行、大切なことだけ残し何もかも忘れられたら楽に生きられるだろう。これ以上の痛みはもう要らない。 私は魔法は使えない。もし使えるようになったとしても、顕示欲をコントロールできるほど器用じゃないから、今はこのままでちょうど良い。 彼女に出逢っ

          魔法少女から魔法使いへ