覚書_54
「パソコンが壊れた話」
ここ10年はラップトップを使っている。
画面は小さいけれど、どこへでも持っていけるのがいいところだ。
今使っているパソコンは2017年に購入した2016年モデルのMacBook。
一つ私の悪い癖として、使い終わってもつい電源を入れたままにしてしまっていた。
おそらくだけど、2年くらい電源を切っていないと言ってもいい。
朝から仕事でパソコンを使って、夕方は動画を見たりネットサーフィンをして、そのままスリープモードで朝までそのまま。
スマホの癖がついてしまったのもあると思うけど、それがいけなかった。
その弊害なのか、長時間利用していると画面が揺れるようになった。
それからは電源をちゃんと落としてから寝るようになった。
そこまでは良かった。
木曜日のことだ、今度は全くキーボードが反応しなくなってしまった。
いよいよヤバいと感じて即サポートに連絡を入れる。
サポートの方はとても対応のいい方だったが、私のパソコンは立ち上がってもうんともすんとも言わない。
その上、『修理受付が終了したモデル』だと告げられる。
途方に暮れつつも、日曜日に近くのショップに予約を入れてもらい、パソコンを持っていった。
ラップトップで良かったと思うのはこういう時だ。
ショップで見てもらうと、開口一番「買い替えを検討された方がいいです」と言われてしまう。
キーボードの全取り替えが必要で、それにかかる費用が10万を超えるらしい。
余談だが、最近無職になったのもあって私の口座には4万円しかない。
ガチな話だ。どうやって生きているのか自分でも不思議でたまらない。
買い替えも現実的じゃない中、外付けのキーボードをつけてみよう、という話になった。
ショップで販売されているキーボードは2万円。もちろんそんな額は簡単には出せない。こちとら貯金残高4万円の人間である。
ショップを後にして、同じショッピングセンター内にある電気屋を訪ねた。
今後のためにWindowsにもMacintoshにも対応しているキーボードを購入した。3,500円程度で済んだ。3,500円でも痛い出費なのだけど。
同じショッピングセンター内にあるうどん屋で夕食を済ませ、バスで帰宅する。
幸い、本当に不幸中の幸い。
パソコンは立ち上がったし、外付けキーボードは反応してくれた。
ホッとして眠りにつき、今朝目覚めてパソコンを立ち上げてみると、
パソコンのキーボードが使えるようになっている。
そんなわけで今、このnoteは壊れたはずのパソコンから更新している。
どういうことですか?
私の3,500円とショッピングセンターを訪れるためにかかった4時間を返してくれませんか…。と一瞬よぎったが、3,500円で済んで良かったと思うしかない。
ひとまずはパソコンが正常に動く間にバックアップをとろう。
それが最優先事項だ。
落ち着いたら、買い替えに必要な予算を考えよう。うん。
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