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音楽に救われた休日

先週、仕事で久しぶりにストレスが爆発した。
前々から少しずつストレスを感じていたことに一気にピークがきた感じで、嫌な気持ちのまま3連休を迎えた。

仕事でストレスを感じたとき、なかなか発散できるような趣味を持っていない私は、休日もそんな気持ちをひきずってしまうことが多々ある。
よくないとは分かっていても、部屋でただただ悶々とした気持ちを抱えて過ごしてしまう。

だけど先週の三連休は珍しく、気持ちを切り替えるのにはうってつけの、楽しみなイベントが控えていた。
前から私が好きな、年に一度の無料のヒップホップのイベント。(これで無料って信じられないメンツ)
今回は、STUTSとBIMという、私が大好きなアーティストが2組もくるということで、ずっと楽しみにしていた。

三連休の初日、金曜日は大雨だったから心配していたけれど、イベント開催日の土日は無事晴れて、すごくほっとした。
少しでも気持ちが晴れたらいいな、と期待を込めてライブに向かった。

一日目のSTUTS、そして二日目のBIM。
どちらも、夕方の17時にスタート。
ちょうどライブの途中で日がどんどん暮れて、最後は夜になって終わる、っていうのもすごく良かった。

どちらもすごくいいライブだった。
キラキラとした明るさと、包み込むような優しさと。
どちらも、そんなヒップホップをいつも届けてくれる私の大好きな、とても素敵なアーティスト。

ライブを観ている時間、本当に幸せで、どうかこの時間が1秒でも長く続いてほしい、だけどそれは無理だからせめてこの時間のことは、しっかりと目に焼き付けて、ずっとちゃんと覚えていたい、って心から願っていた。

2人のライブを観て、私もこんなふうに輝きたい、って思わず悔しくなってしまうくらいにキラキラとした眩しさを実際に目の前にして感じて、仕事のストレス、自分の心の中にある黒い気持ちは、徐々に抜けていく感じがした。

ライブに行かなかったら、この三連休、私は気持ちを切り替えることができずに、沈んだままだったかもしれない。

そう思ったら、私に音楽があってよかった、音楽が好きで本当によかった、って心から思えた、音楽に救われた休日だった。
これからもこういう、数少ない自分の「好き」っていう気持ちを大事にしていきたい。


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