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次世代リーダーに必要な資質とは?

「忙しくて本を読む時間がないよ!」というあなたの為に、答えのないこれからの時代を生き抜くために必要なスキルであるファシリテーションについて学ぶことができる著書「実践パワーファシリテーション」(著者:楠本 和矢)の要点をまとめました。

①「リーダーの役割」②「どうして今、ファシリテーションスキルが必要なのか?」

この2点について整理して、ご紹介していきます!

★ ①リーダーの役割 ★

一般的な組織のリーダーに必要な役割として言われているのが、

目標・目的を掲げる|士気を上げる|規範となる|環境を整える

どれも必要な役割ではありますが、最も重要なリーダーの役割は「意思決定」です。

この意思決定の質が低いと、いくら目標・目的を掲げても、いくら環境を整えても、成果には結びつきません。

リーダの役割で最も大切な「意思決定」について非常に厄介な勘違いをしているリーダーが見受けられます。

それが、「オールドタイプのリーダー像」で仕事をしている人です。

・リーダである自分が最も優れたアイデアを持っていないといけない!
・リーダーが「わかならい」と言っては恥だ!
・メンバーに自分の案を納得させる力こそ、優秀の証である!

一見どれもリーダーに必要な資質のようにもみえますが、

何故これらの考え方が勘違いなのか…

リーダーに求められるファリシテーションスキルとは何か…

★ ②どうして今、ファシリテーション能力が必要なのか? ★

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もっと噛み砕くと…

「意思決定のプロセスをチームで協働的に行うためのスキル」

と言えるでしょう。

では、何故このスキルが今必要とされているのか。主な理由は4つです!

①コミュニケーション(会議)は、企業活動の生産性に直結するから
②異質な知の活用と統合は、今後の最重要テーマの1つだから
③ゼロから1を見つけ出す行為こそが、人間の役割だから
④個人が扱える情報量が圧倒的に増加しているから

※著書では、それぞれの理由が詳しく解説されています。

オールドなリーダーは、自分が最も正しい意見を持っていると思い、部下に対して「それは違う!」と攻撃的な態度で意見やアイデアを潰しにかかることがあります。

 ★ これから求められるリーダー像とはどんな人? ★

・メンバーから色々なアイデアを引き出すことが役割だ
・リーダーがわからないことがあってもいい。そのままにすることの方が問題だ
・チームとして出した案から、最良の案を選ぶ力こそ重要だ

こうした考え方で、チームで生産性を上げられる人こそ持続可能な組織に必要なリーダー人材となると著書で語られています。

私も、AIに仕事を取られないようにファシリテーションスキルを身につけなければ…


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