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卵巣のう腫 入院中のはなし

お読みくださりありがとうございます。

先日、お腹の激痛を起こして卵巣嚢腫(成熟嚢胞性奇形腫/皮様嚢腫)が見つかり、大きさが7センチくらいだったもあり手術入院することになりました。

この記事では、入院の様子をメインに書いています。

〈簡単な自己紹介〉
・32歳
・21歳のときに両側卵巣に嚢腫ができ腹腔鏡手術の経験あり
・28歳で第一子出産


⬇️これまでの流れ⬇️

▽ものすごい腹痛に襲われる


▽激痛の後、CTを撮ったら卵巣嚢腫の再発が発覚。過去の卵巣嚢腫の病歴も一緒にまとめた記事です。


▽MRI検査の結果、悪性の所見があると言われました。


ちなみに、激痛を起こしてから入院するまでは1ヶ月と1週間ほど。

緊急入院ではなかったけれど、何ヶ月も待ったということもなく、入院準備で仕事のことや家のことを調整するのには丁度いい感じでした。




入院期間は6日間。
手術は、入院2日目に予定通り行われました。

入院1日目:手術前日

◇9:30 入院受付
夫の都合がつかなそうなので、ひとりでバスで病院へ向かいました。しかし早速トラブルが発生。
(Googleマップでは一本で行ける経路だったのに、なぜか途中で乗り換えが必要になり予定より40分くらい遅れて病院に到着。たまたま時間の余裕がかなりあったので何も支障ありませんでしたが、焦りました💦)

産婦人科の病棟に案内されると、設備は古めで狭い感じも受けましたが、看護師さんたちがリラックスしている雰囲気を感じました。

午前中は特にやることがなく、移動が疲れたので横になるものの、眠れず…。新しい環境、緊張しているのかな?

◇11:00
なんだか気持ち悪くなってきました。

◇12:00 昼食
早速お昼ご飯が出てきました。病院食はなぜかカメラを向けてしまいますね。パチリ。

豚の薄切り肉を重ねて厚切り肉っぽくしてある!


◇15:00 
病棟の診察室で、主治医による診察がありました。
診察の直前のトイレで生理が到来🩸。内診の前にそれを伝えると、カーテンの向こうで看護師さんが「先生レーゲル来たそうです」と言っていました。レーゲルっていう言い方かっこいい😳ナプキンは入院の持ち物リストにあったので病室にはたくさん持ってきていましたが、診察の後にも1ついただけました。

エコーでは、卵巣嚢腫が少し硬くなっていたようで、手術で取り出すときにおへそのところ1センチくらい切るかもしれません、と言われました。7センチの卵巣嚢腫を出すのに1センチ切るだけでいいって、どういうことなんでしょうね、すごい技術です。

◆手術と生理について
私は手術の前日に生理が来てしまいました。影響としては、術後の出血と紛らわしいことくらい。手術の後は、生理じゃなくてもオムツをはかされます。むしろ、手術後は数日に渡って痛み止めをガッツリ入れてもらうので、生理痛もいっぺんで済んで楽かも、なんて思いました。

◇15:30
病室で、おへその掃除がありました。
オリーブオイルをつけてくりくり。「私のへそには、万年へそごま、みたいななかなか取れないへそごまがあって〜」という話をすると、へその中にほくろがあることが発覚!看護師さんと一緒に笑っちゃいました。


夕食は、これを食べたら手術の次の日の昼まで絶食なので、少し名残惜しく味わいました。

シャワーを済ませたあと寝るまでは、
YouTubeで洋楽BGMを聴きながら、メモ帳に絵を描いたりして、充実した気持ちで過ごしました。

手術の前日はみんな、眠剤を処方されるらしく(これはすごく嬉しい!✨)21時頃に飲みました。
「寝れる」と思える安心のパワーでもっと寝れる気がしますよね…😌




入院2日目:手術日

夜中は3時頃に目が覚め、その後ウトウト眠りは浅かったです(私は普段もそうなのであまり気にしませんでした)。

今日は手術日。朝からなんだか手汗が出ています。身体は本当に正直ですね。頭ではリラックスしてると思っていても、緊張していたようです。


主治医が様子を見に来てくれましたが、会話は「調子どうですか?」くらい。先生はいつも必要最低限な感じ。あっさり。

約10年前の手術のときと変わっていたのが、手術前の点滴が無くなってポカリ的なもので良くなっていたこと!
これは嬉しいですね👏
12時までにポカリ※500mlを2本飲むことになっていましたが、朝のうちに看護師さんに「早く飲み始めてください!間に合わなくて最後キツくなっちゃいますよ」と言われたので、キュッと1本飲んだのですが…気持ち悪くなりました😰
普段ジュースをこんなに一気に飲むことが少なかったからでしょうか。なので2本目は水で半分以下に薄めて飲みました。

(※ポカリじゃなくてもお茶やジュースでも可。もしも次回があるとしたら、小さいサイズでいろいろな種類を組み合わせたり、糖分が控えめなものにしようかなと思います。)

手術は午後の予定でしたが、朝のうちに浣腸をしました🚽
(浣腸するのは手術直前じゃなくていいのかな?と少し気になりました。手術は午後なのでそれまでにまた便が出口まで来ちゃいそうじゃないかと思って…。)
実際、手術直前のトイレのときに便が数粒出てしまい💧看護師さんに伝えると大丈夫ですよ〜って感じでしたが。手術中漏らしたりしませんように…🙏

私は浣腸自体は理由あってけっこう慣れてるのですが、やっぱりトイレでジタバタして3分が限界でした。

股の毛も剃りました。
病室のベッドの上で、恥骨の上くらいまでバリカンで。実は興味本位で入院前に自分でも剃ってきていたのですが、それを看護師さんに恥ずかしながら伝えると、「助かります!」という反応でホッとしました😌


14:30に手術室に行く予定で、14:50に呼ばれ、歩いて手術室へ向かいました。

手術室の入り口の前の部屋?で順番待ちの時間が少しあり、メガネを外しますかどうしますか、と訊かれ、迷ったもののかけていくことに。でもそこから手術台まではほんの10メートルくらいで、さっきメガネを渡しても良かったなと思いました。

手術室はひんやりしているように感じました。
手術台の上に横になります(上半身裸でタオルをかけただけ)。点滴の針を刺すとき、はじめの看護師さん、失敗。
私は血管が細くて採血で差し直しになることは多いのですが、手術台の上でだといつも以上に身体が緊張していたんだと思います。そこで針の刺し直しになったので更にこわばり…「手が紫色になってますよ!」と、湯たんぽみたいな袋を何個も腕の下に敷いてくれました。
でも結局は麻酔医が「俺にやらせろ😠」となり、雰囲気に私はさらにビビってしまいました。しかも針を刺すのは手首の内側。ちょっとでも動かすと痛い…😂

「痛み止め(?)入るので少しぼんやりしますよ〜」
目がウロウロして、しばらくして、
「麻酔入りますよ〜」
看護師さんが点滴に麻酔を入れているのが見えて、手首にも液が入ってくる痛みがきて、その後は覚えていません。


******




「(ちびまめ)さーん!」


呼ばれる声にハッとしたらまだ手術台の上でした。
すごい勢いで上着を着せられ、看護師さんたちがせーの!のタイミングになり、「え、まじか😱」と思ったときにはもうベッドに降ろされ、「ゔぅ!」と声が出たのを覚えています😇

傷の痛み、喉の痛み、体が腫れてる感じ、手の点滴の痛み、足のしびれ……どれも激痛ではなかったですが、ドクドク感じながら病室まで運ばれました。

酸素マスクがつけられたりして、ふと見ると、主治医が左側に来て、手術の結果を教えてくれました。
途中聞き取れなかったところがあって、「〇〇のあとの言葉もう一回お願いします」と言ってみたら、自分の声がガラガラでびっくり。

▽手術の結果はこちらに書きました。


手術のトータルの時間は3時間半ほどだったようです。

携帯を見るとすでに夫からLINEが入っていました。手術前に「先生から言われたことそのまま全部LINEしておいてほしい」とお願いしていたのを、その通りにやってくれました。
自分が聞いた話と、夫が聞いた話はほぼ同じでした。

ちなみに、手術が行われている間は家族の誰かが病院で待機していなければなりませんでした(しかし駐車場や外来の椅子で😥)。夫の都合で途中まではその係を義母が担ってくれ、夫が合流したら夫に交代。結果的には夫が医師からの説明を聞きました。長時間待ってくれていた2人に本当に感謝です。

しばらく、のどの痛みがとても気になって、小さく咳をするような、たんを出すような感じにゴロゴロやってたように思います。看護師さんに喉の痛みを訴えると「そのうち治りますよ〜」とのことで、確かに、いったん寝て夜中起きた頃には軽くなっていたように思います。

夜は寝返りしたくなる度に点滴や背中のチューブが痛くて恐る恐る動く、という感じでずっとウトウトでした。
幸い、背中からチューブで入れている痛み止め(硬膜外チューブ?)のおかげか傷の痛みはあまり感じず、痛み止めを追加できるボタンも、3回押したかどうかでした。

仰向けになると背中のチューブが入る部分が痛いと伝えたら、看護師さんが抱き枕を背中側に押し込んでくれて、横向きになれていい感じでした。抱き枕は、借りて本当によかった👏






入院3日目:術後1日目

手術直後からずっと、私の足にはマッサージ機がついていました。
▽その様子です。見苦しい足かもですが💦


片足ずつ、ぎゅ〜…プシュー、ぎゅ〜…プシューとやり続けてくれます。
これが気持ちいいんですよね〜☺️
朝起きてもずっとついていて嬉しかったです👏

術後目が覚めたときから足の痺れ(麻痺?)があったのですが、右足は翌朝には消えたのに左足は残ってるのが気がかりでした。
最初の歩行練習のときは左足が上手く動かせなかったので歩くのがフラつきましたが、14時頃にはしびれとれて、支えなしで歩けるように🚶
(次の日背中のチューブを抜いた時、左足の付け根にビリッと痛みが走ったので、チューブのせいで麻痺してたのかな?)


肩がときおりピリッと痛い感じがありました。
この痛みに後で苦しむことになります…。


昼から食事再開。ご飯はおかゆだけどおかずは普通のもの。


日中は、5分くらい廊下を歩いて→寝て休む、というのを3回くらい繰り返しました。

手術で【癒着がひどかった】と言われたので、できればもう癒着を増やしたくない…!と思っていたのです。

癒着が不安だから歩く。でも歩いていると「歩きすぎてないかな?」と不安になる。
"適度に"生きられるようになりたいです😂

ちなみに、電話についてですが、病棟内は通話禁止でしたが共用のデイルームに『電話ボックス』的な防音の部屋があり、そこで気兼ねなく電話できて良かったです。


時間が経つにつれて、右肩の痛みがだんだん左胸やみぞおち、脇腹に広がってきました。
つる感じで、体を倒したり力がかかったときにバチン!と痛みが起こり体がギュっとなって苦しい。
(この肩の痛みは、腹腔鏡手術でお腹を膨らませた炭酸ガスの影響で起こる痛みだと思われます。横隔膜が刺激されることで起こるそうです。参考:https://kobiki-clinic.com/operation01/)

YouTubeでうっかり面白い動画を見てしまい、笑ったら痛くて息が止まりかけたので消しました🤣この話を看護師さんに話したら大笑い。


◇17:30
背中から入れていた痛み止めが切れて2時間経ちました。傷がとにかく痛くなくておどろいていました。表面が擦り傷したかなくらい。

これから痛くなるのかな?薬が効いてるのかな?と看護師さんと話すと、
「(ちびまめさんの)エネルギーがすごいんだと思いますよ。治したいっていう^ ^」

えぇそれはすごい😳うれしいな…。





入院4日目:術後2日目

夜は、全部楽に寝れて、happyな朝を迎えました。

普通の硬さのごはんに。(毎度食事の量が少なめに感じてしまったのは私がXLサイズだからなのか、入院前の食事が多すぎたのか…)


わき腹がつる症状がひどくなって、つらい😭
息できない痛みを繰り返すので気持ち悪くもなってきてしまいました😵‍💫

涙も出てきて、ああもう「この人病んでる」って思われる日が来ちゃったか…と悲しいモードに。
でも、結果的に鬱は回避できました👍
入院中に動画を見始めていた癌サバイバーの方の考え方が早速役に立ちました。前向きになれるコンテンツを配信している方は本当に素敵です。


足の痺れの件でか、麻酔医の先生が覗きに来ました。
この時点ではもう痺れなくなっていましたが、わき腹つる痛みのことを話すと、「手術でどうしても神経さわるから」「そのうち治る」と言うことでした。(この時も私は少しビビっていました😅)

この痛みを「こむら返り」検索すると、伸ばすのがいいらしいと見かけて、こわごわ体を伸ばしてみると確かに痛くなくて嬉しい発見でした✌️
(医師に訊けなくて自分で調べる…。)


昼過ぎに術後はじめてのシャワーに。気持ち悪いし、かがむのこわかったのですが、転ばないようにおそるおそる浴びることができました。

▽傷(4箇所)に、傷よりかなり大きい絆創膏が貼ってありました。防水性。黒い丸は看護師さんがペンで出血を印したところです。


歩いたり、
寝たり、
90歳(!)の方と話したり…。

余談ですが、なんと、隣のベッドの方が馬を飼っているらしく😳🐴馬の話ききたいなぁ…!とそわそわしてました。
お気に入りの牧場YouTubeを見て、歩いてから寝ました。

眠剤は、自前で持ってきたものを飲みました。

入院した病棟では、産婦人科と産科がつながっていて赤ちゃんのギャン泣き声がけっこう響いてくる感じでした。私はあまり気になりませんでしたが、苦手だったら耳栓を持っているといいかもと思いました。でも耳栓してると看護師さんの声に気付きにくくなってしまうんですよね…悩ましいところです。





入院5日目:術後3日目

うわーよく寝た!きもちいい目覚めでした。
嫌な夢たっぷり見てたけど後味は幸せな感じ。

傷も、痛くないかも?と嬉しいびっくり。


朝ごはんを食べて、日に日に味をすごく感じるようになっていることを発見😳
でもまだ「お腹すいた〜」と空腹を感じる→食べる、の流れにはなれていないなぁと気づきました。


嬉しかったのは午後、馬を飼っている方と話せたこと!
(馬を飼っている人と隣のベッドになるなんて、神様ありがとうございますですほんと🙏)

その女性は「馬の世話あるからこんなとこで寝てられない」「今年は調子いいと思っていたけれど、動きすぎて体壊した」と言っていました。
私も、卵巣嚢腫が激痛を起こす前、頑張りすぎていたのかもなぁ。

同室の方に飴をもらいました。おやつは入院中全く食べていなかったので、テンション上がりました。2粒ぺろり。


noteを書く余裕出てきたので、手術の結果の記事を少しずつ書いたり。


明日は晴れて退院なのに、涙が出るようになってきてしまいました。
退院は嬉しいイベントのはずですが『環境が変わる』という負担を私のメンタルは敏感に反応したのかもしれませんし、退院前の診察で「ちゃんと受け答えできるだろうか」と不安になったのかもしれません。

夫と電話して「退院して2週間後の診察(病理検査の結果が分かる)に一緒に来てもらえるかな?」と訊いて、OKだったのでホッとして電話を切りました。

明日は退院。最後の夜にふさわしいかのように銀ダラが!


この夜、涙が出たままリカバリできず不安の症状が出てきてしまいました。
心身のこわばり?のような、くるしい感じがあったり、そわそわ検索したりが始まってしまいました。

それまであまり気になっていなかった傷の痛みもズキっと感じ、もしかしてメンタルの影響…?とびっくりしました。
病は気から、の逆で、気が病むと痛みが出るのかも、ですね。

BGMを聴いていると涙が出てきて、それからもう涙はだーっと出続けました。
自分を責めないように…いつかは必ずこの涙は過ぎる…。

自前の眠剤を飲んで、この日は就寝。

〈ちなみに私の持病の双極症(双極性障害)と入院について〉

普段毎日服用している薬(気分安定薬ラミクタール)は、入院中も毎日飲んでいました。入院してすぐの看護師さんからのヒアリングのときに「こちら(双極症)の症状が出るとどういう風になるんですか?」と訊かれ、上がったときは幸せな気持ちになったりいろいろやりたくなること、反対に、落ちる時は不安が強くなったり涙が出たりといった症状が出ることを伝えました。このとき「ずっと泣いていても、つらいとかではなくただ涙が出てしまうので、気にしないで普通に接してください」と伝えておけたのがとても良かったと思います。実際涙が止まらなくなっても、恥ずかしいとか我慢しようとか思わずにリラックスしていられたので😌




入院6日目:退院日

夜中、夢の中でびっくりして、「ひゃあ!」って叫んでしまいました😅恥ずかしい目覚め。

そこからまた眠りましたが、明け方また号泣になり、朝にはずいぶん泣き腫らした顔になっていました。


主治医の診察ではエコーと傷テープの張り替えがあり、次のようなことを質問しました。

・退院後どれだけ活動していい?→2週間経って痛くなければ何してもOK
・お腹の激痛は破裂or捻れ?→両方
・病理検査に出した組織はどこ?→腫瘍本体、卵巣、腹水(腹腔洗浄後の水)、体網

癒着がひどかったのは、おそらく過去の手術で癒着していたところに、今回の破裂などでの癒着が加わったからではないかと思われました。

病室で最後の採血もありましたが、はじめの看護師さんは失敗2回で、違う看護師さんにバトンタッチ。

ここでちょっとした発見があったのですが、失敗してしまった看護師さんは私の血管を見てすぐ「難易度高めですね」と言い、成功した看護師さんは「うん、これとれそう!」と言っていて、一言目から違っていました。
“言葉の力”がもしあるのなら、これから私は「できないかも」というネガティブな言葉より先にポジティブな言葉を出すようにしていきたいなと思います。

入院中の履き物はスリッパ×で、スニーカーでした。お世話になりました!




持っていってよかったもの

入院中に特に便利だったものがいくつかあったのでメモしておこうと思います。

  • 水筒+ストロー
    ベッドで横になりながら水分を取れるものはとても便利でした!ペットボトルとかでもなんでもいいと思いますが、私は普段使っている直飲みタイプ(500ml)の水筒に、アメニティセットで付いてきたストローを刺して使用。デイルームの給水機で水とお湯を混ぜてぬるい水を飲んでいました。術後、目が覚めた夜の喉はガラガラだったので、看護師さんが汲んできてくれた水の美味しかったこと!
    しかしちょっと不便だったのは、給水機の注ぐところに水筒が入らないこと。なのでコップで水を汲んでそれを水筒に入れてました😅

  • エコバッグ(シャカシャカ音がしないもの)
    書類を入れたり、シャワーのときに着替えを入れたり、なにかと便利でした。

  • ゆるゆるのパンツ
    入院の持ち物リストに"ゆったりした"ショーツとあったので、家で1番よれよれゆるゆるのパンツを持って行きました。ちょっと恥ずかしかったですがやはり正解。汗だくで臭くなってたかもですが、2日くらい同じの履いてました(笑)私は普段股下浅めのパンツが好きなのですが、今回の手術の傷跡はパンツが当たることがない位置でした✌️




ちょっとだけ退院後のはなしです。


家に帰り、息子も保育園から帰ってくる時間になりました。
夫の提案で、息子にドッキリを企てることに。

ドッキリは、「カーテンの向こうにばあば寝てるよ」と伝えておいて、カーテン開けたら私、というもの。
最初にどんな言葉を言うのかな…。


結果↓
「ままいたね」

「帰ってきたの?病院から」

夫:「嬉しい?」
「嬉しい」
「うれしくなっちゃった」

「お腹もう痛くない?」
私:「痛くないよ」

「だっこしにきた」
「あそぼ」


😭✨





最後に

振り返れば、入院前、激痛があっても「仕事行かなきゃ」と思うくらい、自分に優しくできていなかったなと反省しています。

でも結局、入院になって全部いったん『無し』になりました。
ここまで何もできなくなって、ようやく私は諦めたというか自分を許せたというか…。
もう無理する生き方はやめよう。…つまりもう無理しなくていいと思うと、すごくホッとしています。

嚢腫は悪性かもと言われましたが、いろいろ、自分がこれからどう生きっていったらいいんだろうとか、じっくり考えるきっかけになったのは良かったと思います。

【病気になったのは嫌だけど、病気になる前の自分には戻りたくない】

そんな心境です。


*****

それでは、お読みくださりありがとうございました😊

入院中遠くから快く手伝いに来てくれた義母、家のこと勉強のことありながらいつもマイペースに安定していてくれた(だから私も安定できた)夫、そしてこれだけ休みまくっても優しく接してすれて復帰を待ってくれている職場の皆さんに、心より感謝申し上げて入院レポを締めさせていただきます。



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