今日もぼくらは二人で野球をする(初巻)
千葉県の田舎街で、ぷにぷにの柔らかいボールとプラスティックのバットを振り回して野球の真似事をしている変質者がいたら高確率で我々です。決して怪しい者ではございません。友人がいない哀れな二人なので、どうか広い心で何卒生温かい目で見守ってやって下さい。
はじめに
日本MATSUTAKEファン倶楽部という奇怪なチーム名を掲げ、カラーボール野球の活動を開始するも、すぐに千葉カラーボール野球連盟と名を改めた同級生二人の足跡を辿る短編エッセイです。過去四話分の備忘録を一話にまとめて[今日