トミー

理容師とダイエットサポートの仕事をしています。10年以上に渡るダイエット難民でしたが、…

トミー

理容師とダイエットサポートの仕事をしています。10年以上に渡るダイエット難民でしたが、食事改善でダイエットに成功(70→59.5キロ)し、おまけに体調もよくなりました。「自分で自分を健康にするための情報」を気ままに書いていきます。世間一般の常識とは異なることも書いていきます。

最近の記事

太らない体!?

今から7年~8年前、僕がまだ運動中心のダイエットをしていた頃の話。 世間ではライザップのCMがよく流れていました。 ダエイットをしている僕にとっては、あの宣伝文句、ビフォーアフターの変化は魅力的でした。 当時よく言われていたのは、「太る原因は筋肉不足」だということです。 「結局太るのは代謝の問題 ↓ 代謝のいい体になれば太りにくい ↓ 代謝のいい体とは筋肉のある体」 「そうかぁ、筋肉さえつけてしまえば、好きな物を食べても太らないんだ」と思いました。 筋肉をつければ

    • マクガバンレポート

      マクガバンレポート マクガバンレポートというものをご存じでしょうか? 正式名称は「米上院栄養問題・特別委員会報告」というもの。 5000ページにも及ぶ、「食事と健康」を調査した報告書です。 この報告書の作成の指揮をとったのが米民主党のマクガバン上院議員。彼の名をとって、「マクガバンレポート」と呼ばれています。 この報告書が作成された1970年代アメリカは、心臓病やガンが急増。その医療費負担で国が破産すると危惧されたそうです。 医学は世界最高水準にまで達しているのに、

      • そもそも効果のあるダイエット法とは?

        世の中には様々なダイエット法があり、ダイエット情報も膨大にあります。​ どのダイエット法が一番効果があり、優れているのでしょうか?​ 私もいろんなダイエット法に取り組みました。 私の結論としては、体重を減らすという一点だけをみれば、どの方法でも体重は減るということ。​ 問題は継続できるかどうかです。 どのダイエット法も継続できれば体重は減ります。​ そして、優秀なダイエット法とは​ 「自分の生活に溶け込んで、自然と続けられるもの」だと思います。​ 一生リバウンドせ

        • 太る原因

          そもそも太る原因は何なのでしょうか?? 運動不足だから太るのでしょうか?? 年をとって代謝が落ちたから?? いろいろ原因はあるのでしょうが、僕はいろんな本を読んだり、自身の経験等から太る原因は「糖質」だということにたどり着きました。 糖質は、甘いものだけでなく、ご飯やパン、麺類に含まれます。 ごはんは多糖類、砂糖は二糖類に属します。 ブドウ糖がたくさん連なっているのが多糖類、2つくっついているのが二糖類です。 ごはんや砂糖が口に入ると、消化の過程で1つ1つのブドウ糖に分解

        太らない体!?

          「糖質が多い食時」と「糖質が少ない食事」の比較

          糖質が多い食事 ↓ 血液中に糖が増えて血糖値が急上昇 ↓ インスリンが分泌 ↓ 中性脂肪を溜め込む ↓ 太る 老化する 病気のリスクがアップ 糖質が少ない食事 ↓ 体内の糖が足りなくなる ↓ グルカゴンなどが分泌される ↓ 中性脂肪を燃焼 ↓ やせる 若返る 健康な体に変わる

          「糖質が多い食時」と「糖質が少ない食事」の比較

          インスリンの働き~高血糖にはさせません!

          血糖とは血液の中のブドウ糖のことで、全身の筋肉や脂肪組織の細胞に取り込まれてエネルギー源として利脂肪組織の細胞に取込まれてエネルギー源として利用されます。 その時、細胞の入口を開いてくれるのがインスリンです。 インスリンはすい臓の、膵島(ランゲルハンス島)という組織のベータ細胞と呼ばれる細胞で 作られています。食べ物が、腸から吸収されると、門脈と呼ばれる太い静脈に集まって肝臓に運ばれます。この時すい臓から分泌されたインスリンも門脈に入り、一緒に肝臓に流れていきます。そこで、

          インスリンの働き~高血糖にはさせません!

          グルカゴンの働き~低血糖にはさせません!

          グルカゴンは膵島にあるアルファ細胞から分泌されているホルモンです。 インスリンと反対に、血糖を上げる働きがあります。 夜間など長く食事を取らず空腹になりインスリンの分泌が減ると、アルファ細胞はそれを感じてグルカゴンを分泌します。 グルカゴンは肝臓で蓄えられていたグリコーゲンを分解したり、ブドウ糖を新しく作ったりして(糖新生)少しずつ血中に流し、大事なエネル ギー源であるブドウ糖が不足しないように調節します。 グルカゴンが働き過ぎて高血糖にならないように、少量のインスリンが分泌

          グルカゴンの働き~低血糖にはさせません!

          天然甘味料

          〇エリスリトール 天然の糖アルコール。糖アルコールは消化吸収されにくく、血糖値が上がりにくい。エリスリトールは体内で吸収されないので、血糖値を上げないと言われています。ただし、甘さは砂糖の7割程度。溶けにくくジャリジャリした食感がする。ひんやりした清涼感がある。 〇ラカント 砂糖と同じ甘さ。ラカントはエリスリトールと羅漢果エキスを配合し、砂糖の甘さに近づけた天然の甘味料。溶けやすく、熱にも強い。煮込み料理や焼き菓子など、幅広い料理に使える。 〇ステビア ステビアとい

          天然甘味料

          腸脳相関

          腸と脳は自律神経を介してつなかっていて、お互いに密接な影響を及ぼしています。この関係を「腸脳相関」といいます。 例えば、脳がストレスを感じると、その刺激が腸に伝わって便意をもよおすことがあります。 これは、腸と脳がつながっている分かりやすい例です。 最近の予防医学では、脳が腸に影響を与えているというより、むしろその逆で、「腸が脳に影響を与えているのではないか」とする考えが主流になりつつあります。腸の状態がよければ脳の状態もよくなるし、腸にダメージがあると、脳に悪影響が及

          腸脳相関

          ファスティングとケトン体

          ファスティングや少食生活をするとケトン体が増えます。ファスティングや少食生活をしている方は、体の調子がいいと仰る方が多いです。 もちろん内蔵への負担が少ないこともあるでしょいうが、体内にケトン体が増えていることも関係していると思います。 ケトン体は認知症の改善や抗炎症作用、抗不安作用、がんの抑制作用があると言われています。 また、ケトン体は若返り遺伝子と言われるサーチュイン遺伝子を活性化するとも言われています。 ファスティングや1日1食が難しい方は、1日2食にして1日

          ファスティングとケトン体

          原因不明の病気にかかってます!?

          何年か前にとある大手チェーン店で働いていた時の話。 その日は店長と二人営業。 午前中の忙しい時間が過ぎ、ひと段落した頃、店長が突然 「実は僕原因不明の病気にかかってるんです。定期的に激しい頭痛がする」とのこと。 お医者さんに行っても、「ストレスが原因」とのことで頭痛薬をもらうだけ。 その店長は人柄もよく、明るい店長でした。仕事もうまい職人でした。 ただ、その「原因不明」とやらの病気で休みがちでした。スタッフの中には、「店長がはずる休み」が多いと言う人もいました。

          原因不明の病気にかかってます!?

          食事の基本方針

          僕がダイエット難民を卒業し、かつダイエット指導でも上手くいった食生活を共有したいと思います。 様々なダイエット法を実践し試行錯誤してきました。ダイエット・健康情報に関する本もたくさん読んできました。 その中で、今のところ私が効果を感じ、大切にしているキーワードが ➀六大栄養素摂取 ➁プチ断食を取り入れる ➂ケトン体の利用 ④腸内環境改善 ⑤糖質抑制 ⑥精製炭水化物抑制 そして、➀~⑥を満たす食生活が 朝はバターコーヒー、昼、夜(夕方)は「玄米、具たくさん味噌汁、焼魚」です

          食事の基本方針

          ハゲは遺伝か生活習慣病か?

          「エピジェネティクス」(後天的遺伝子制御変化)という考え方があります。生まれつき持っている遺伝情報が、後天的な環境や生活習慣によって装飾され、個体レベルの形成が変わってくるというもの。 例えば、一卵性双生児(双子)の場合DNAは同じと言われています。 でも、性格とかは違う。では、どこが違うのか?? DNAは同じなのに、なぜ違いが生まれるのか?? それは、DNAの使われ方が違うからだと言われています。 DNAの使われ方を調べる学問がエピジェネティクスです。 人は栄養や環境で遺

          ハゲは遺伝か生活習慣病か?

          老化と活性酸素

          鉄やリンゴなどは酸化すると「さび」ます。 「さびる」とは物が劣化すること。 人間も同様に、酸化して「さび」れば劣化、つまり老化します。 そして、人間を酸化させる要因に「活性酸素」があります。 「活性酸素」はふれたものをたちまち酸化させる程の強力な酸化力があります。 人は1日500リットル以上の酸をを体内に取り込んでいます。そして、吸い込んだ酸素の約2%が活性酸素に変わると言われています。 もともと活性酸素には強い攻撃力で、ウイルスや細菌などの外敵や異物を退治する役目があり

          老化と活性酸素

          糖質制限でリフトアップ

          糖質を摂りすぎると、糖質とタンパク質が結びつきタンパク質が劣化します。これを「糖化」といい、糖質とタンパク質が結びついた物質がAGE(終末糖化産物)です。 美肌を保つために、コラーゲンは大切な要素の1つ。 コラーゲンもタンパク質の一種です。 内蔵、骨、関節、目等、全身の組織にあり、細胞をつなぎとめる働きをしています。 細胞と細胞をくっつける糊(のり)の役割。細胞を整然と正しく並べる働きがあります。 糖質を摂り過ぎれば、タンパク質であるコラーゲンは劣化。本来のコラーゲンの

          糖質制限でリフトアップ

          糖質制限で髪の毛がフサフサ

          糖質制限をすると毛髪力がよみがえる可能性があると言われています。 「AGE」という言葉をご存じでしょうか?? 「Advanced Glycation Endproducts」の頭文字をとった略語で、日本語で「終末糖化産物」といいます。 糖化とは、タンパク質と糖質が結びつき、タンパク質が劣化する反応をいいます。イメージとしては「体が焦げる」ような感じです。 AGEは体のさまざまな組織を壊して老化の原因となります。 AGEを溜めない為には、「糖質の摂り過ぎを避け、余分な糖質を

          糖質制限で髪の毛がフサフサ