マクガバンレポート

マクガバンレポート

マクガバンレポートというものをご存じでしょうか?

正式名称は「米上院栄養問題・特別委員会報告」というもの。

5000ページにも及ぶ、「食事と健康」を調査した報告書です。

この報告書の作成の指揮をとったのが米民主党のマクガバン上院議員。彼の名をとって、「マクガバンレポート」と呼ばれています。

この報告書が作成された1970年代アメリカは、心臓病やガンが急増。その医療費負担で国が破産すると危惧されたそうです。
医学は世界最高水準にまで達しているのに、病気にかかる人は増える一方。
そこで、病気急増の原因究明の為、巨大研究プロジェクトがスタート。

アメリカの威信を掛けた調査に3,000人の専門家と7年の歳月がかけられました。
調査報告書は5000ページにも及び、当初「人類史上で最大の『食事と健康』調査」と絶賛されたそうです。

そして、調査の結果、「食生活」に大きな問題があることが判明しました。

マクガバンレポートの結論をまとめると下記3点になります。

①「心臓病をはじめとする諸々の慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした『食源病』であり、薬では治らない」。さらに、「われわれはこの事実を率直に認めて、すぐさま食事内容を改善する必要がある。食事内容を改めることで、これらの病気を予防する以外に、先進国民が健康になる方法はない。」

②現代の医学は薬や手術といった西洋医療に偏りすぎた。栄養に盲目な片目の医学であった。栄養に盲目でない医学につくりかえる必要がある。

③最も理想的な食事は元禄時代以前の日本人の食事である。

では、「元禄時代以前の日本人の食事」とはどういったものだったのでしょうか?
元禄時代の以前の食事は玄米菜食で、質素で地味な食事です。
質素で地味ですが、栄養バランスが取れた食事です。

私も「栄養のバランスのとれた食事」のおかげで、ダイエット難民生活に終止符を打つことができました。
そして、「栄養のバランスのとれた食事」は誰でも作れます。

私もダイエットの基本方針として、「玄米・具たくさん味噌汁・焼魚」をお伝えさせて頂いています。
忙しい方、料理が苦手な方でも、背伸びせず実践できる手料理としてもおススメです。
もし、食べながらダイエットをしたい方、不調気味の方は参考にしてみて下さい。
あなたを美しく、元気にする食事は、ご自身で作るものだと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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