インスリンの働き~高血糖にはさせません!
血糖とは血液の中のブドウ糖のことで、全身の筋肉や脂肪組織の細胞に取り込まれてエネルギー源として利脂肪組織の細胞に取込まれてエネルギー源として利用されます。
その時、細胞の入口を開いてくれるのがインスリンです。 インスリンはすい臓の、膵島(ランゲルハンス島)という組織のベータ細胞と呼ばれる細胞で
作られています。食べ物が、腸から吸収されると、門脈と呼ばれる太い静脈に集まって肝臓に運ばれます。この時すい臓から分泌されたインスリンも門脈に入り、一緒に肝臓に流れていきます。そこで、まずブドウ糖を肝臓に蓄え、さらに残りのブドウ糖とともに血液によって全身に流れていって、骨格筋や脂肪組織で糖を取り込むために働きます。
すぐに使われないブドウ糖は、インスリンによって肝臓や筋肉、脂肪細胞にグリコーゲンや脂肪となって蓄えられます。(グリコーゲンはブドウ糖がい
くつもつながって出来ています、すぐに使わないお金を、通常預金で銀行に預けるようなものです。脂肪は定期預金のようなもの、と言えます。)
こうして、正常の人では食事の後も糖は速やかに処理され、血糖はほとんど上がらず、安定しています。
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