しらたまの保育情報Transmit

保育士歴10年以上(主任含む)、JIA音楽療法インストラクター、幼児音楽の先生をしてい…

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保育士歴10年以上(主任含む)、JIA音楽療法インストラクター、幼児音楽の先生をしている しらたまです😄 保育士さん向けの【季節の製作やリトミックなどの活動案や指導案の書き方ポイント💡】 をまとめた日頃の保育やしやすくなる情報を発信‼️ 情報収集、日々の保育に役立ててください💁‍♀️

最近の記事

〜歌がなくなったら子どもはどうなるの?〜

先日、コロナ対策で 「当面の間、歌わないように」 と、学校関係、施設に対して国から指示が出ましたね。 保育園や幼稚園でもコロナ対策で歌わない保育をせざるを得ない園は多いかと思います。 私の勤める保育園もその中のひとつです。 よく、 幼少期から歌わないと音痴になる。 だから子どもの頃から歌は大事。 みたいな事を言っている方を見かけますが、 今回は、そんな事よりももっと大切なことがあると保育士も、そして子どもたち自身が気付きを得た話をしようと思います。 音楽は空間のインテリア

    • 「保育士試験ピアノ実技対策」解説致します!

      令和4年度の実技試験の課題曲が発表されましたね。 前期日程は 筆記試験:4月23、24(土・日) 実技試験:7月3日(日) です。 今回は保育士試験ピアノ実技の評価ポイントを解説していこうと思います。 実技試験「音楽表現」とは 保育士試験の音楽表現では、園児に歌って聴かせる事を想定して行う試験です。 この試験で求められる力は、 「保育士として必要な歌や伴奏の技術、リズムなど総合的に豊かな表現が出来ること」です。 では、まずどのような練習をすれば良いかポイントを上

      • 保育士養成校で教えてもらいたい音楽表現って??

        保育士を目指している学生さんや現役保育士さんなどにはいろいろな悩みがあると思いますが、 その中のひとつに“ピアノが苦手”という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか? 保育士として働くために必要な知識や技術を学び、身に付けるための養成校。 今回は、養成校で学ぶべき音楽表現について考えてみたいと思います。 養成校で音楽表現といったらまず手を着けるのは歌とピアノです。 それは、ピアノが音楽活動の大概のものに対応でき、一般的と思われているからです。 まず、学校指定の季節

        • もしも“音楽の姿”が見えたなら、、、

          もしも叶うなら、私は「音楽の姿が見てみたい」。 CDとか楽譜のことじゃないの!? って思われるかもしれないけど、そういうことではなくて。 CDや楽譜はプラスチックとか紙を加工した、ただの物質。 楽譜の音符が一番「音楽の姿」に近しいのだろうけれど、あれだって黒インクで印刷された5本の線とおたまじゃくし。 紙とインクであって音楽そのものではない。 こんな事言ったら怒られそうだけど、、、(^_^;) そうではなくて、 音楽って耳では聴こえるのに目には見えない。 そんなもの

        〜歌がなくなったら子どもはどうなるの?〜

          これからの私の音楽 〜もしも叶うなら〜

          現在、私は幼児音楽に携わりながら保育士として働いています。 が、 もっと音楽に携わる仕事がしたい! もっと音楽の魅力が伝わるような仕事がしたい! 音楽でみんなが心豊かに生きていけるような仕事がしたい! そう思って、 もしも叶うなら 「音楽と皆様を繋げる仕事」 をしたいと思っています。 音楽は好きだけど演奏が苦手で子どもに上手く音楽の楽しさを伝えられない保育士さんや学生さんたちの手助けが出来るような仕事。 私の住む地方ではまだまだ普及していない音楽療法を活かして援助

          これからの私の音楽 〜もしも叶うなら〜

          「音楽嫌い」はいないはず。

           学校や職場などで、これまでに1人は “音楽は嫌いだ” っていう人に出会ったことのある人も多いのではないでしょうか? ですが、私は“音楽が嫌い”なんて、そんなことはないと思うのです。 音楽が嫌いだと話す人の意見を良く聞いてみると、ほとんどが 「人前で歌うのが嫌い、恥ずかしい」 とか、 「学校で習うクラシックなんてつまらない」 という理由がイコール“音楽が嫌い”に繋がっていると感じられるのです。 そのきっかけはこれまでに学校の授業や社会で、その人には慣れず恥ずかしい体験や興

          「音楽嫌い」はいないはず。

          これからの時代を生き抜くに必要な力をリトミックで♪

           みなさんの保育園や幼稚園ではリトミック活動を行っているでしょうか? 私の保育園では毎月2回ずつ行っています。 今回はなぜリトミックが大切と思うのか、何を求められているのかなどを思いのまままとめていきたいと思います。 ①リトミックの入り口早期のうちから楽器に触れることが大切だというイメージがありますが、 本当に大切なのは、 「まず、音を聴き身体で感じ、理解して身体で表現出来るようになったうえで、楽器に触れていく」 というプロセスが1つの大きなポイントになるということです。

          これからの時代を生き抜くに必要な力をリトミックで♪

          歌を「正しく伝える」大切さ

          保育園や幼稚園などでは毎日季節や行事のうたを歌います。 この記事を投稿している今でいうと秋ですから “とんぼのめがね” など、よく歌うのではないでしょうか。 さて、正しい歌を子どもたちに伝えられているでしょうか? “正しく”というのは、 正しい発声で。とか、正しい音程で。 とかを言っているのではなく、 その歌の情景や意味のことを言いたいのです。 これは、”とんぼのめがね“の楽譜です。 例えば、この曲の最後の装飾部音符、みなさんなら子どもたちにどのような表現をしてみせます

          歌を「正しく伝える」大切さ

          保育士として音楽活動をしてみて思ったこと(発達支援)

          私は現役で保育士をしながら子どもたちに音楽指導もしています。 活かせればと思い、音楽療法の資格も取りました。 そして毎日園児と過ごすなかで健常児やパステルちゃんたちの発達の差を感じ、思ったのです。 音楽療法の資格を持つ私はこの子たち(パステルちゃんたち)に微々たるものでも何かしてあげられる。 しかし、保育士として働いている以上音楽療法の資格を持っていても音楽療法を施すことは出来ない。 と、、、 保育士からみればパステルだろう子どもも、 ほとんどの保護者は「我が子は健常児

          保育士として音楽活動をしてみて思ったこと(発達支援)