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心の不調、精神疾患も栄養不足。

不調を考える上で心の状態(やる気のなさ、落ち込み、抑うつ、自己肯定感の低さなど)か、身体の状態(肉体的疲労感、痛みなど)かをよく把握しておくとその時々で適切なケアが行えると考えていた。しかしこの区別がなかなか難しい。
いわば心の状態と体の状態は密接に関係しており、相互作用で成り立っているため、完璧に切り離して考えるのはもはや不可能に近い。(よほどメタ認知が発達している人は違うかもしれないが)
慢性的な体の疲労感や不調、体力のなさはむしろ心の状態から生じていると言っても過言ではない。

一般的に健康や筋トレ、美容目的でサプリやプロテインなどの栄養療法を行うことはよく知られているが、心の状態、精神状態を良くするために用いるといった情報はまだ少ない。
ここでは心の状態を良くするための栄養について行動変容も交えながら個人的に感じたことについて、簡単に触れたいと思う。

・身体的な疲れが減るため、心に余裕が生まれる
・メタ認知が活性化する(自身を客観的にみれるようになる)
・反芻思考(同じことを繰り返し考える)が減り、疲れにくくなる
・状況をコントロールしようとしなくなる(なるようになる、そうなった時はそうなったときと考えることを選択できる)
・嫌われてもいいという思考を選択でき、行動パターンが変わる
・自分の意見を言うことができるようになる(その前に、人に合わせそうになる自分に気づくことができる)
・自分を責めなくなる
・後悔しなくなる
・1日中体力が持つため、仕事終わりに料理をしたり、読書したり、記事を書く余裕ができる
・筋トレが継続して行える
・自分の思考パターン、行動パターンを冷静に分析できるようになる

などなど。。。

いわば勝手に思考が変わったり、思考を再選択できるようになり疲れにくくなったり、行動パターンが変わったように思う。
その中でいちばん感じたのは、体の状態もとても大切であるということ。
皆さんも経験があることと思うが、体がしんどい、だるい、頭が痛いと感じる時に、良い思考が浮かんだり、立ち止まって良い思考を選択することはもはや不可能である。無理矢理ねじ伏せて違う思考を選択したところで自分に嘘をついているため心底心地よいはずはない。
体の状態が心の状態に影響しているのである。
また人に合わせる、嫌われないように振る舞う、自分の意見を言わない(持たない)マウントをとる、比較する等のことを続けると、1日の終わりには体も疲れている。
心の状態が体の状態に影響するのである。

双方に作用するのはやはり栄養状態である。


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