未成年舞妓の接待は「おもてなし」と言えるのか
今年6月に、自身が舞妓時代に経験した性被害を告発した社会活動家でライターの 桐貴清羽 (きりたか きよは)さん。
11月4日に、自身のTwitterにて舞妓時代に教え込まれた「舞妓のあるべき姿」について明かした。
きよはさんはツイートで、
舞妓はこのように振舞うべきであると教わった、とつづった。
彼女はそのような舞妓の姿が「日本を代表するような文化だと言いたくない」と述べた上で、「日本人女性は強く自立している」と続けました。
きよはさんは今年の6月自身のtwitterにて、舞妓をしていた16歳のころ
と、今まで知られることになかった花園の闇を明かし、世間を震撼させた。
続けて、
と、世間に対して日本の伝統文化のあり方を問いかけた。
舞妓になるには、人生の早い時期での決断が求められ、少なくない数が中学卒業後に「置屋(おきや)」という場所で住み込みの生活を始める。
そこで、花街で生きるための行儀作法や舞踏を教え込まれるが、京都のお座敷では「一言さんお断り」の場所も多く、その実態は謎に包まれている。
きよはさんは、現在も性被害をなくすための活動を行っており、また今年6月まで所属していた陸上自衛隊で受けた数々の性被害を告発した五ノ井 里奈(ごのい りな)さん とも交流がある。
きよはさんは以前にも、五ノ井さんが「私を応援してくださっている全国の皆様へ」という手紙のツイートに対し、
と、五ノ井さんの心に寄り添うコメントを残した。
舞妓の未成年による性接待疑惑をめぐり揺れている花園界だが、清羽さんは花街に対し過去のツイートでこのように話している。
きよはさんは、元舞妓として問題提起をするために自身のYoutubeアカウントを開設。今後も、発信を続けていくつもりだ。
「お客さまは神様」という言葉にも象徴されるように、海外とは異なる日本の接客文化に、一石を投じた今回の告発。
果たして、舞妓さんが提供しているのは「おもてなし」なのでしょうか?
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