見出し画像

モテ過ぎて困る38歳

オーストラリアに移住してきて、13年目。日本人美容師夫婦と8歳、6歳、1歳の3人の男の子を持つママこと、モンブランです。

昨日は子供たちが通っている小学校のブックウィークDay。

次男スネ夫はナルト、長男たっつーは悟空の仮装をして学校に行きました。

画像2


画像1

オーストラリアでは、侍より忍者の方が人気です。

そして、ドラゴンボールも翻訳されていたり、ゲームになっていたりして知ってる人もたくさんいる。

小学1年生と3年生。ママが作った服で学校に行くのもあとどれくらいだろう?

そのうち、「嫌だー」とか言うときがくるんでしょうね。

この衣装、ロックダウンの少し前にハーモニーデー(お互いの文化を尊重する日)があり、自分のバックグラウンドの衣装を着ていくイベントがあったんですが、それが、コロナのせいでキャンセルになりました。

その時に作った衣装をやっと着て学校に行く日が来たのをとても嬉しく思います。はい、使い回しです。

今回はオレンジの布を2m買って、他の色の布はいらなくなったTシャツで代用。型紙とか下書きとか、そんなめんどくさいことは一切せず、布の上にいつも履いてるズボンを置いて切っていく。そして、ミシンで縫う。

糸がほつれないようにとか、返し縫いが…とか気にするとしんどくなるので、本当に適当。でもそれなりに仕上がる。

縫い目が曲がってても全然お構いなく、縫い進めていく。

この作業がとても楽しい。

材料は限られていて、家にあるもので完成させなければならない。そう、自分で決めている。

出来上がったときの達成感はとても大きい。

悟空の服のの文字もパソコンをみながら、書いていく。はみ出しそうになっても字のバランスが悪くても、オレンジの服に縫い付けたらそれなりに見える。

ナルトの額あても家にアルミ板なんてない。でもアルミホイルならある。ダンボールにアルホイルを貼って、ネジもアルミホイルを丸めて作くりグルーガンでくっつけた。しかも、洗濯できるように、後ろにマジックテープを張り付けた。

子供たちは、衣装が市販されていることを知らない。「だってここはオーストラリアだから、日本のキャラクターの服は売ってないんでしょ。」と言う。

オーストラリアにもebayというサイトがあり、ここでは世界中の商品が買えるのだよ、子供たち。

しかし、イベント時しか着ない衣装を何十ドルもだして買いますか?

私は、買わない。

それに、衣装を作るのは、ママの楽しみでもあるのだ。

ママの楽しみを奪わないでくれー。


そう思うと子育てはあっという間なんでしょうね。


昨日の夜もママの取り合い。

「マミーと寝たいー」

次男スネ夫が言う。

「マミーのベッドで寝たいー」

長男たっつーが言う。

そして、私の隣で寝ている末っ子けんちゃん。

そして、スネ夫に、

「ケンちゃんが生まれる前まで、スネ夫はずっとマミーと一緒に寝てたんだよ。」と言うと、

「でも、ケンちゃんが生まれてから一回もマミーと寝てない。」

モンブラン家の寝室は、二段ベッドにダブルベッドをくっつけて一つの部屋で寝ている。二段ベッドの上は長男、下はスネ夫。ダブルベッドに川の字で私とケンちゃんと旦那が寝ている。

実際私の隣は、スネ夫とケンちゃんだ。

スネ夫は私の隣で寝ている。

一緒に寝てるじゃないかー。

しかし、私は、ケンちゃんの方を向いて寝ている。

それを、スネ夫はけんちゃんと寝ているというらしい。

なので、私は、スネ夫の方を向いて

「ケンちゃんがもう少し大きくなったら、一緒に寝ようね。おやすみ」と言って頭にキスをした。

これでスネ夫のママと一緒に寝たいという欲求は満たされたらしい。そのあと、すぐに寝息が聞こえてきた。

6歳、まだまだ可愛い子供だなーと思った。

8歳のたっつーもまだ、ママとパパのベッドで寝たいーという。

8歳もまだまだ可愛い子供だ。

そのうち、みんなで一緒に寝ようといっても、

冷たく

「なんで?」

「いや」

とういう答えが返ってくるんでしょうね。

38歳にしてやってきた、このモテ期を大事にしよう。

3人の小さな男の子たちに囲まれて寝るのもあと、数年。

子どもが小さい時は一人でゆっくり寝たいと思っていたが、今は子供たちに囲まれて眠ろう。

今、一人でゆっくり寝たいと思っているお母さんへ。

旦那に赤ちゃんを預けて一人でゆっくり寝てください。赤ちゃんが夜中に泣いても旦那に任せてください。しかし、絶対に一人で寝れる日はきます。一緒に寝ようとお願いしても断られる日が絶対にきますから。

今は大変だけど、今を楽しんで下さい。

なんだか、過去の自分に言い聞かせてるみたいになってしまった。

画像3



この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

私の海外育児生活や今までの人生、家族、趣味について(すべて事実)をnoteに全部書いています。そして、少しでも私の記事がお役に立つことを願っています。サポートしていただいたお金は、母に軽自動車を買う費用にあてたいと思っていますのでよろしくお願いします。私に親孝行させてください。