見出し画像

駐在パートナー(駐在妻)がアメリカで現地就労しながら産育休を取得して出産した振り返り

※記載内容は個人の体験・限界になります。

配偶者の駐在帯同という形でアメリカに来てはや数年、上記のインタビュー記事でもお話していますが、ご縁があって現地の日系企業に就職しました。

自身の専門性を活かせる環境で久しぶりのフルタイム勤務、ということで楽しくお仕事させていただくなか、第一子を授かり、産育休の取得・デイケア探しなどを手探りで進めてきました。私のような駐在パートナーの今後の現地就労や出産の助けに少しでもなるといいなと思い、個人的な振り返りがてらここにまとめてみます。




出産前後にやったこと

※おおよそ時系列順に記載しています。

職場への報告(妊娠初期~中期)

直属の上司には胎動確認時点で報告し、上位マネジャーや人事部には安定期に入ったころに報告しました。妊娠中は何が起こるかわからないので、これくらいのタイミングがちょうどよかったのかなと思っています。


出産~産後の入院にかかる費用の確認(妊娠中期)

就労するにあたり健康保険の種類を変更したので、現在の保険プランで出産した場合の自己負担額を事前に病院に確認しました。


産育休の取得手配(妊娠中期)

上述の妊娠報告のあと、自分自身でも情報を探しつつ、適宜人事部に産育休について相談していました。

アメリカでは産休や育休に相当する休暇が日本のように一律で取得できるわけではなく、所属する州や企業の規定、取得する本人の就労状況や勤務期間によって取得できる休暇の種類がかなり異なるようでした。
取得条件や休暇中の手当の有無、雇用保障の有無も休暇の種類によって異なるようで、それらを十分に調べ、会社側にも確認した上で決断する必要がありました。
※詳細は企業の福利厚生内容にもかかわってくるため割愛します。


デイケア(保育園)探し(妊娠中期~後期)

保育園によっては空き待ちが発生することもあると聴き、妊娠5~6か月ごろから探し始めました。

ニューヨーク州公式サイトから保育園の探し方を調べ、認可保育園の中で自分の希望条件に合った保育園に見学を申し込みました。特に、上記の産育休の取得可能日数から逆算して、預かってくれる最低月齢は最優先で確認していました。
非認可の中にも良い保育園はあると思うのですが、自分自身で口コミなどを調べ切る自信がなかったので、今回は候補から外しました。

妊娠7~8か月ごろに実際に見学に行き、細かい条件などを聴いて決定しました。通園費用は噂に違わずとんでもない額ですが、家で一対一で見ていたときよりもずっと幅広い体験をさせてもらっているようで、これはこれで良かったのかなと思っています。


復帰準備(妊娠後期~産後)

復帰前に、職場での搾乳場所の手配、デイケアの送り迎えや体調不良時の対応など、復帰後の働き方についてなどを相談しました。これに限らずの話ですが、変に遠慮せずに希望はきちんと出さないと、通るものも通りません。


まとめ

アメリカでの出産体験記自体は既にたくさんあるので、現地就労しながらならではのことを書こうと思ったのですが、一番苦戦した産育休取得については所属企業や州や個人の環境により異なるためあまり詳細を書くことができませんでした……。
正直自分が出産するとは、それもまさかアメリカで働きながら……。
とても思いもよらなかった状況ですが、そんな中でもなんとかなっているのは本当に周囲の皆様の助けがあってこそです。ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?