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新風館・エースホテルとかいう外国

まずは1階ロビーへ

か、海外に来たみたい。
ロビーの中も、ルーフトップバーのあるイタリアンレストランも、朝食会場のレストランも!

天井が高いのが超個人的な推しポイント。
しかもスタッフさんたちが気さくでとても感じがいい。
1階はフロントとカフェが同じ空間にあるのですが、音響がよくて外国っぽいBGMがずっと流れてるんです。天井が高くて、照明はジャングルジムみたいに、棒の先にぽつぽつ付いてる。って書くと訳が分からないですが、写真を見ればほら!

写真左下の方からと左奥の自動ドアから入れる。
異空間へようこそ感。

チェックインしたあとは、これまた木組みのエレベーター(?)で上がって廊下を歩き、お部屋に入るわけですが、室内も期待を裏切りません。
カーテンやベッドがなんとなくアメリカとかメキシコっぽいのに、京都らしく色が抑えられていて調和しており、すごく落ち着く。

レコードプレーヤー付きのお部屋。
他にはギターが置いてあるタイプのお部屋も。

イタリアン Mr. Maurice’s Italian

ついに夜ご飯。
ルーフトップバーとは聞いていたものの、(屋上ってことは眺めがいいんだろうか?)などと、よく分からないまま来ちゃいました。
屋上なので空が見える。だけどロの字型になっていて、建物の周りが見えるのではなく新風館の内側に向かってテーブルとイスが並んでいて、中庭が見下ろせる感じです。
開放感があるのにほかの建物から見られるかも、みたいな心配がない。

なんでも、ここのシェフがロックンロールと家族をこよなく愛する人らしく、「家族」を大切に考えたレストランになっているとか。
好感しかないですね~

ただほぼ外なので冬場は寒い。スタンドみたいな暖房器具があって一回つけてくれたのにお隣さんが暑かったのか、消されてしまった。

コースでお腹いっぱい食べたのですが、感動したのは、出てきたショートパスタの異国情緒。ひき肉やミートソースっぽい味なのに、八角みたいな香りのオリエンタルな要素も顔を覗かせる!

何年か前、ニューヨークの中華街を歩いたとき。
ニューヨークでイタリアンレストランに入って、ちょっと勉強したイタリア語を店員さんと喋ったとき。
そんな感じの異文化ミックスを思い出させられた。
アメリカに旅行に行ったわけだけど、実際はアメリカ以外の国の人がいてお店がある。日本にもイタリアンやフレンチ、中華料理屋があるみたいに。
旅行前はアメリカに行くならアメリカ、フランスならフランス的なもので頭が一色になってるけど、現地を歩くとパッチワークや切り絵みたいに思えてくる、というか。

京都に来てから長らく味わってなかったこの感覚たまらぬ〜〜!
はあ、好き。

ちょっとした海外っぽさ、異空間を味わいたいとき。BEAMSやuka、MAISON KITSUNÉなどを見たい!というとき。エースホテルに泊まらなくても、新風館も行ってみてほしいなと思います。

#京都旅行 #新風館 #エースホテル #隈研吾  


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