《共通》情報の分析で人生が変わる理由(Part②)
【自己紹介の記事をまだ読んでいただいていない方へ】
※全ての記事に関係する重要な内容を含むので、先に自己紹介からお読みください。
こんにちは! 就活トレーナーChen〈ちぇん〉です。
今回はPart①に引き続き、就活や転職に欠かせない情報収集についてお話ししていきます。
Part①をまだ見ていない方は、ぜひ先にチェックしてください。
《共通》情報の分析で人生が変わる理由(Part①)はこちら!
https://note.com/preview/na2663d797c15?prev_access_key=f78833f22f03e832dda8eba8dc877d4b
さて、Part①では情報収集についてお話ししましたね。
しかし、当然ながら、収集しただけで終わっては何の意味もありません。
Part②では収集した情報の分析についてお話しようと思います。
☆情報を見極めるために
情報を見つけても、そのまま取り入れたり鵜呑みにするのは危険です。
あなたにとって ”有益 or 無益” を判断しなければいけません。
残念ながら世の中には、自信満々にめちゃくちゃなことを発信している人が少なからず存在します。
自分の利益のために悪意を持って情報を流す人もいれば、悪気なく偏見や思い込みで誤情報をばら撒いている人もいます。
現代は個人の発信力が急激に高まっており、発信力がそのままお金になる時代です。
以前はテレビや新聞などのメディアが圧倒的に保持していた発信力ですが、本来、情報発信にはそれなりの責任を求められ、報道倫理として正確性や公平性など多数の項目で厳しく規定されています。
(本質的に機能しているかはさておき、少なくとも明確に倫理規定があるのです)
しかしSNSの状況は皆さんご存知の通り。
人気と発信力と収入がリンクしているため、目先の利益のために報道倫理など意識すらしていないことが珍しくなく、
とにかくフォロワーを増やすこと、バズってPVを増やすことを目的に発信されたフェイクニュースや裏付けのない情報が溢れています。
無駄な時間やお金を失わないために、手に入れたのは本当に活用する価値がある情報なのか、以下のチェックポイントに照らして順に分析しましょう。
①誰に向けた情報か、自分がその対象に含まれるか確認する。
→状況、性別、年齢、ポジション、思想、目指す目標の高さ、現時点でどのくらいの資金・スキル・知識がある人向けか、今は理解できなくとも将来必要になるか?など
②周辺知識や発信元が違う情報などを自分なりに調べて裏付けする。
→自分の調べた内容や他の人の発信情報と照らして違和感がないか、明らかに破綻していたり納得できない内容はないか、(あったならどちらが信頼できるか、比較検討する)など
③オリジナリティがあり、根拠や背景が明確で、矛盾や違法性がないか確認する。
→ちょっと調べたら誰にでもわかることや、無料で拾える情報の寄せ集めでないか、不自然な誇張表現や効果の捏造がないか、偏見や極端な事例、法律に抵触する手法や内容になっていないか、など
④実際に活用する時に必要なリソース(ランニングコスト)に無理がないか確認する。
→時間、労力、資金(有料の場合、購入費以外に必要な資金も含む)の観点で、自身が現状で内容を実践する際に、物理的・精神的に問題がなく、かつ継続できるか。
以上です。
ここまでで問題がなければ、実際に活用してみる段階へ進みます。
もしノウハウ(手法)やテクニック系の情報の場合は、
”内容を勝手に省略したりアレンジせず、内容の通りのことを、指定された期間やボリュームに達するまで、継続して実践する”
ことが非常に重要です。
そうしなければ、うまくいかなかった時の原因が特定できず、反省を次に活かせないからです。
①〜④は、そもそも試すに値するかをチェックしているに過ぎず、結局はその後、自身がどう活用できるかが本質的な問題になります。
そして実際に情報を活用した上で自分にとって有益か無益かの評価をすることで初めて、
有益だったなら次のステップはどうするか、無益だったなら反省を元に、改めてどのような情報を得るべきか、を考えることができます。
しっかり情報を分析した上でテスト運用していれば、もしそのやり方が上手くいかなくても、結果を次の情報の判断に活かせるので、目標達成に向けて近づいていることに変わりありません。
しかし最初から我流のアレンジや省略を加えてしまうと、成功しても失敗しても、手法そのものがどれだけ寄与したか不明瞭になってしまうのです。
まずは純粋に手法の再現性を確かめるところから始め、結果に応じて修正や応用を加えていきましょう。
☆自分の判断の精度を上げる
情報は、見る人によって評価や価値の判断が変わります。
何でも我流で取り組んでしまう人や、楽をして高い成果を手に入れたいというスタンスの人は、
誇張ばかりで質の悪い無益な情報に惹かれてしまったり、
情報の内容とは関係のない、本人の取り組み方などが原因で結果を出せなかったにも関わらず、 ”使えなかった” ”詐欺だった” という評価をしがちです。
”どんなに貴重な情報でも活用できなければ意味がない”
という、わかりやすい例です。
そもそも、有料情報だからといって、そのまま使って100%の再現性を得られるものはまず無いと思ってください。
自ら実践した上で得た結果に対して修正と応用を重ねることにより、自分にフィットさせて成果に繋げていくことでしか、あなた個人の成功には到達できません。
あらゆる情報はあなたのためだけに生み出されることはなく、
情報をあなたの人生に合わせてデザインすることは、あなた自身にしかできないからです。
どんなに素晴らしいノウハウやナレッジも、取り入れた人が実践と改善を繰り返すことでしか真価を発揮しません。
ビジネスシーンでよく使われるPDCAサイクルという言葉の本質はこういうことです。
しかしながら、無意識なのかもしれませんが
Plan を人に頼り
Do は省エネでごまかし
Check に一喜一憂し
Actionはやらない
という他責の思考で生きている人は想像以上に多く、
そういう人は普段から
「言われた通りやったのに成果が出なかった!」
と結果が出ない理由を自分の外に探し続けます。
自分に原因があることに気づかず情報の評価を誤ると、お金だけでなく、本当は有益な情報を活用する機会を、思い込みで失うという観点で、単に無益な情報を買ってしまった時より損失が大きいと言えます。
そうならないために、今からでも自責で主体的に判断することを意識していきましょう。
☆客観的に自分を見つめる
情報収集に限らず、的外れな判断をしてしまうと、大体は遅かれ早かれ自分が損をします。
ですから、人生において
”使う” ”使わない”
”続ける” ”やめる”
”やる” ”やらない”
という判断を迫られた時、
自身または誰かの ”逃げ” や ”言い訳” や ”目標達成に反する意図” に流されて判断していないか、
自身の目標達成に近づくためにはどう判断するのが妥当なのか、外から自分を冷静に眺めるように、客観的な視点でセルフチェックする意識を持つことが重要です。
このような視点で判断をする時に、気をつけなければいけないことが2つあります。
1つ目は、客観的な視点はあくまで自身の中で生み出すもので、判断も自身の思考や知識の範囲内でしか生まれないということです。
自分を客観視できているという過信をしないようにしましょう。
様々な人の意見や分析を知識として取り入れていくことで、自分の中の客観的な視点を育てていくようなイメージで取り組むのが良いと思います。
2つ目は、客観性にこだわり、"常識" を判断の根拠にしたり、他人に判断を求めないようにしなければいけない、ということです。
客観的な視点を判断に取り入れる目的は、あくまで、あなたの目標を達成することです。そのため、判断による結果もあくまで "あなた利" であって良いのです。
常識は、ある集団内でコミニュケーションエラーや損失を防ぐためのものです。
そのため常識を判断の根拠にしてしまうと、判断の結果は "あなたの目標達成" ではなく "集団の利益" に寄ってしまいます。
これは一見、重なっているようにも見えることもありますが、本質的に別物であることに注意してください。
他人の意見やアドバイスも同様に "あなた利" が担保できません。
そして誰かのアドバイスに忠実に従うということは、将来的な結果も当然その人と類似します。
目上の人、評価が高い人、有名な人だからといって、絶対に言っていることが正しいわけでも、あなたの目標達成に繋がるわけでもありません。
ですから、どうしても重要な判断でアドバイスが欲しい場合は、
"あなたの理想の状態を実現している人"
の考え方や判断を参考にして、
"あなたの目標達成を第一に考えてくれる客観的な視点"
を育て、自分の中に持っておくことが、今後将来にわたって役立ちます。
誰のための(誰に利がある)情報なのか、判断なのか、背景や結果まで考えた上で活用を決めることが非常に重要なのです。
キリが良いので、今回はここまで。
続きはPart③で、実際の就活を例にお話します。
《共通》情報の分析で人生が変わる理由(Part③)はこちら!
https://note.com/preview/nbc4e97d1309e?prev_access_key=990dfa14f2d5d561dab2c20ced7a7387
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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