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HUNGER。

ネットフリックスの映画、Hungerを見ました。
シェフ目指す女の子の成長物語かと思いきや、ファインダイニングへの問いかけのような部分もあり、見た後に考えさせられる内容でした。
映画なのでそりゃーないでしょうという部分もありましたが、それも含めて内容は面白かったです。
ファインダイニングは自分も関わっている分野であり、最近のNoma閉店宣言によりさらにこのジャンルのビジネスは難しい時代になってしまったんだなと感じています。
反面、バンクーバーは去年からミシュランの審査対象に入ったことによりファインダイニングという分野が活気付いているように見受けられます。
一般の人たちがアップスケールな料理に興味を持ち始めたので。
しかし正直に言って、私から見るとバンクーバーのファインダイニングは他国と比べると価格が安いしとてもカジュアルです。星を取ったレストランのコース料理が6品95カナダドルくらいが相場なんて、ヨーロッパや日本ではあり得ない。多分、高く出してしまうと一般層には浸透できないからなのだと思います。日本と比べたら一般の人たちの食への興味やお金の落とし方はバンクーバーでは全く違います。愚痴になるからどう違うのかはここで書くのはやめます。
そしてミシュランの結果発表は他国と比べるととてもカジュアルでハードルが低いように見えました。。もちろん、星を取ったレストランは素敵だしそれぞれ大変な努力をしているのもわかっているんですが。
と、偉そうなことを書いてしまいましたが。
この街の人たちがどんなものを求めているのかを冷静に見て観察できるようになってきた今日この頃。
眠くなってきたのでここまでにします。

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