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正社員にこだわらなくて大丈夫。何でも自分次第の自由な時代。

たまに「正社員orそれ以外」の話題を目にしたり、耳にしたりすることがあります。
正社員じゃなきゃ、社会人じゃない。
正社員じゃない人は能力が低い。
正社員以外は、負け組。
表向きはここまでの言い方でなくても、詳しく見聞きしてみると、その根底にある考えはこんな感じみたいです。

ぼっちフリーランスのちーたーは、元々「正社員」に関心がありません。
いずれ独立しようと漠然と思っていたからかもしれませんが、度々興味のある職種に転職する中で、正社員じゃなくても気にしていませんでした。

なので、こんなに時代が変化しているのに、年配の人ならまだしも、若くてもこんな差別的な考えを持っている人がいるんだと知って、その現実にちょっと驚きます。
(確かに、親の言うことを聞いて育てば、そうなるのも必然かもしれません。)
どうも正社員信仰はまだまだ根強いみたいです。

ちーたーが聞くのは、大体は正社員じゃない人が悔しい思いをした話です。
正社員じゃないことを非難されたとか、バカにされたとか、
正社員じゃないことを理由に差別的な扱いを受けたとか
です。
それが本当に事実かどうかはわかりません。
もしかしたら、そのように感じたというだけかもしれません。

ただ、どっちにしても、正社員じゃないことで、不安になったり、つらくなったり、自信をなくしてしまっているとしたら、悲しいことです。

正社員だからと言って、人格が優れているわけでも、能力が高いわけでもないですし、収入が高いとも限りません。
もちろん、高収入で能力が高くて、立派な人もいますが、それは正社員じゃない人も同じです。

確かに、会社の寿命が短くなり、終身雇用制度が崩壊しかけている今でも、相対的にみれば、正社員の方が雇用は安定していると思います。
福利厚生やボーナスなどの面で、優遇されている部分もあるかもしれません。
なので、雇用形態として正社員を選ぶメリットはあると思いますし、正社員そのものを否定するつもりはありません。

ただ、正社員だから偉いとか、価値が高いとか、そんなことはないと思います。
正社員じゃないと、自動的に、貧しく、退屈で、苦悩ばかりの負け組人生になってしまうなんてことも絶対にありません。
もしそう思っているとしたら、それは現時点でまだ現実を知らないからです。
「なんだ、知らなかっただけか」と胸をなでおろしてください。
たまたま、これまでの人生の中で、知るきっかけがなかっただけです。



自分にとって、自分の人生において、重要なこと、大切なことって何でしょう?
それを考えたら、正社員かどうかは、大して重要ではなくなる気がします。
・おもしろそうなこと、興味のあることにチャレンジすること
・自分を磨き、成長させること
・お金をたくさん稼ぐこと
・大切な人と良い関係を築くこと
・何かを楽しむこと

これらは正社員の特権ではありません。
逆を言えば、正社員になったからと言って、自動的に能力の高い立派な人格者になることはないですし、裕福で自由な暮らしや、素晴らしい仲間に囲まれた楽しい人生が保証されることもありません。
確実に手に入るのは、「正社員」という肩書と、「自分は正社員なんだ」という気持ちの上での満足感くらいです。

正社員じゃなくても、好きなだけチャレンジはできますし、知識を付けることも、スキルを磨くことも、お金をたくさん稼ぐことも、大切な人との関係を育むことも、何かを楽しむこともできます
正社員であっても、そうじゃなくても、結局は何でも自分次第です。
自分で意図して、意志を持って取り組めば、多くのものが手に入ります。

逆に、正社員の肩書を握りしめて、じっとしているだけでは、ガッカリするほど少ない収穫しか得られません。
結局のところ大切なのは、自分がどうしたいか、どうなりたいか、そして、どうするかだと思います。



ポジティブ心理学
によれば、人の幸せの大部分は、「ものの考え方・捉え方」と、「自分の行動を自分で選択している感覚があるかどうか」で決まるそうです。
確かにちーたーも、そんな感じがします。

自分の人生を楽しいものにしたいと思ったら、自分が人生の操縦者になるしかありません。
「正社員になること」、「正社員じゃないこと」に意識を取られ過ぎて、大切な人生の時間を無駄に過ごすのは、もったいないことです。

周りが自分をどう見るか、どう言ってくるかは変えられません。
とはいえ、「正社員」という肩書と、周りからケチをつけられない環境を手に入れることに、自分の人生を犠牲にするほどの価値があるのでしょうか?

正社員じゃないという理由で、自分のことを下に見たり、バカにしたりしてくるような友達がいたら、そんなの友達でもなんでもありません。
お節介な年配者に指摘されても聞き流せばいいだけです。
親が本人なりの愛情で助言をしれくれた時は、気持ちだけありがたく受け取り、「自分の人生は自分で決める」と、大人になった自分の姿勢を、ケンカにならない範囲で、やんわり伝えます。

仕事は、自分の理想の人生に照らして、自分に合ったものを選べばいいだけです。
こだわりという重荷を捨てて身軽になれば、本当の自分の人生を軽やかに始められるのかなと思います。

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