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人事から見る就職活動〜返信速度〜

■株式会社Cheer 西尾輝
Cheerの「何でも屋さん」

高校卒業後に草津温泉(トイレ掃除、風呂掃除)で働き、その後龍谷大学に進学。学生時代に事業立ち上げに参画したが、就職の道を選び人材系メガベンチャーに入社。これまでメガベンチャーからスタートアップまでを経験し、社会人4年目にして6社(草津温泉含む)の会社を渡り歩いてきた。

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ということで、せっかく複数社で人事経験をしてきた自分がなにか皆さんに発信するのであれば、有益な発信もするべきだなと、小コラム的なものも書いていこうと思う。

個人的な見解と、一般的な人事視点の話はなるべく分けて書くつもりだが、そうというのも人事側もただの人間なので、それぞれ気になるポイントが大きく異なるという前提を頭に入れてもらえると嬉しい。

さて、まず最初のテーマは「返信速度」だ。
ビジネスTwitter系でよくあがる「仕事が出来る人に共通する項目挙げてみた」みたいなツイートで多く書かれているのがこれで、それだけ多くの社会人が返信速度と仕事の出来不出来の相関関係を感じているのだろう。

実際人事としても、これを気にしている人は多く、自分が返信速度が速いタイプかどうかは置いといて即レス人材の評価は高くなる傾向にある。

個人的には、もの凄く秀でている武器がある人以外は即レスで評価が高くなるくらいならやった方が良いと思っている。
自己分析や中途半端なマナー意識を覚えたり、個性の少ないガクチカの内容を考えるくらいならもの凄いスピードでレスのやり取りをした方が何倍も印象が良いし、そもそも仕事も信頼が置ける。

ちなみに即レスのメリットについて、ビジネスTwitterをざっとまとめてみると以下の通りになる。
・名前(だけ)を覚えてもらえる。
・名前を覚えてもらえやすい。
・積極的にコミュニケーションをとってもらえる(返信早そうだからという理由で)
・仕事が早く進む。
・通知たまりすぎて整理する仕事が発生しない。
・意欲が高く感じられる。

大概の学生、新社会人がとんでもなく仕事ができるというケースは少なく、その時自分の仕事のしやすさを構築する要になるのがこの返信速度なのだとすれば、やっておいて損することはまずないだろう。

特に、ますますオンライン化が進むビジネスフィールドにおいて、テキストコミュニケーションの快適さを与えられる人はただ明るく喋るだけの人よりも遥かにコミュニケーション能力がある、とされることが予想されるため、まずは担当者とのメッセージのやり取りから即レスを気にしてみましょう。


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