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世界一周バックパックの中身をさらしてみます

はじめに


私が世界一周の一人旅に出たのは2018年のこと。これがわたしにとって初めての海外一人旅でした。初手で一周する暴挙に出てますが、海外バックパックをしたい人、世界一周したい人に向けて、私が用意した荷物を紹介したいと思います。
ちなみに、私の旅は基本的にストイックに極貧生活でした。なので、荷物はかなーり削ってるし貧相です。超低予算女子向けの記事となってます!

持ち物なんてみんな気になりますよね。
どんくらい持ってったん?
バックパックの容量はどんななん?
何が絶対に必要だったん?
みたいな、疑問は永遠に湧き出してくると思うので、そういった不安が少しでもなくなったらいいなと思ってます。
実際私も世界一周出る前、いろんな人のブログを見漁りました。

というわけで私が半年間世界一周バックパックしててのフィードバック含め、中身を紹介していきます。

バックパックのサイズ

私が6カ月のバックパッカーおともに選んだバックパックはこちら。

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THE NORTH FACEの65L。サイズがS/MとL/XLの2つあって、わたしは大きい方を選びました。容量自体は65Lと一緒ですが、サイズによって背面長が違います。私の身長は167㎝で、大きい方が合ってたので大きい方にしました。滞在期間が3カ月を超えるなら、65Lはある方が便利だと個人的に思います。
ちなみにフラダンスベアは世界一周とは全くもって関係ないハワイの典型的なお土産です。世界一周の相棒の一人でした。

バックパックを買う際に注意するべきことは、
自分の背中にきちんとフィットするかどうかです。
 ・肩部分が窮屈に感じないか
 ・腰ベルトが自身の骨盤上にちゃんとくるか
このあたりはしっかり確認してほしいところ。
バックパックは概ねかなりの重量になるし、私が前測った時はだいたい18~20kgくらいありました。シンプルに重いです。体に合ってないと重量以上の負担に感じます。
肩幅、座高、骨格等人それぞれだから、自分の体形に合ったものを見つけましょう。まあ結局は、店員さんにアドバイスをもらうのが一番ですね。

本当に慣れるまでは、肩痛えって感じだったけど、体が順応すればちゃんと軽いし、本当にキャリーバッグより楽ってのが個人的感想ですね。両手が空いてるから。ぜひグッドなバックパックに出会ってみては。

バックパックの中身

一番気になる部分ですね。
だいたいの私のバックパック内はこちら。
モットーは、超必要最低限。今まで荷物多くて旅下手だった私が、意を決して削りまくった結果です。

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映ってないアイテム(ヒートテック一式、エアリズム、下着、ビーサン、パーカー、コンタクト洗浄液、折り畳み洗濯物干しセット)
映ってないアイテム多すぎ。帰国後に寄せ集めて撮った写真なのでご容赦ください。

以下中身の詳細です。
(★マークは日本で買っていくのがおすすめなやつです)
(個数記載のないものは×1です)


<衣類>
★ウルトラストレッチレギンスパンツ
・靴下 ×5
・運動靴 
・上着用パーカー
・帽子
(夏用)・半袖Tシャツ ×5(部屋用含む)
    ・ショートパンツ
    ・タイパンツ(短) 
    ・タイパンツ(長) 
    ★夏用エアリズムキャミソール ×3
(冬用)★ヒートテック ×2
    ★極暖ヒートテック 
    ★ヒートテックレギンス 
    ・冬用スウェット 
    ・ニット 
    ★ウルトラライトダウン 
(下着)・ブラ ×3
    ★ブラトップ 
    ・パンツ ×5
(部屋用)・短パン 
     ・部屋用サンダル(ビーサン)

<洗面用具>

・シャンプー、リンス(小さめ)
・洗顔料
・石鹸
・化粧水、乳液
・ミニシェービング
・小さめのバスタオル
・ハンドタオル ×2
・歯磨きセット
(・コンタクト洗浄液)
(・フェイスパック)

<その他>

・カッパ(折り畳み傘)
・ミニ洗濯物干し
・S字フック ×3くらい
・洗濯用洗剤(粉) 適量
・折り畳みハンガー ×2くらい
★虫よけスプレー、シート
・充電器 ×2
・変換アダプター(Cタイプ、Oタイプなど)
★常備薬
・筆記用具
・ミニハサミ
・メモリーカード(SD,USBなど)
・ラップトップ
・ラップトップ充電器
・南京錠 ×3
・カメラの充電器
・ジップロック ×5くらい
(・ブランケット)

<食料品>←必要な人は
★米
★レトルト食品(味噌汁、パスタソースなど)
★箸
・スプーン
・その他好みの調味料

<携帯品>

・サブバッグ(ショルダーバッグorポシェット)←なるだけ体の前側に来るもの
・カメラ
・携帯電話
・パスポート
・お財布 ×2 (ださめのやつ)
・クレジットカード ×4(個人的に)
・キャッシュカード 
(・国際運転免許証)
(・イエローカード(黄熱病予防接種の証明書))

こんな感じですかね。
文章にすると多く感じるんですけど、案外詰めると65Lで隙間が出来るくらいです。隙間はあった方がいいです。お土産入れるためなどに。

ここから下は中身について詳しく説明してます。

衣類

基本的にどこでも安く買えるので少なめでいいかと。
わたしは夏用Tシャツを5着持って行ったんですけど、アジアスタートでボロボロになると思ったんで、捨ててもよい服を2着ほど持っていきました。
3枚あれば十分ではあります。

まあ、格安バックパッカーだと、見た目を小綺麗にすることに固執する人はいない感じがします。普通にサバイバルと思ってれば服装なんて何でもよくなります。身を覆えるものなら何でもいいです。

ただ、我らがユニクロ製品はあらかじめ日本で準備した方がいいかと。まあ海外でも都会にはあるけど、日本より高いし準備しときましょう。
おすすめは
・ウルトラストレッチレギンスパンツ
・ブラトップ
・ウルトラライトダウン
ですね。
ウルトラライトダウンは必須。こんなにもかさばらずにちゃんとあったかいアウターはこれしかないです。
私はウルトラライトダウンをさらに圧縮して詰めてました。えびせんみたいになります。

上着パーカーについては、気温差に敏感な人は体温調節のために一つ持ちましょう。

そして個人的にはタイパンツをゴリ押しします。(左2つ)

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なんせ薄いぺらっぺらでかさばない、部屋着としても、普通に外にも着れるし。
東南アジアやその他新興地域に行くと基本その辺の出店で売ってるので、コレクションしてはいかが。私は旅中にエジプトで新しいの2つ買い足しました。(タイパンツのラクダ柄はエジプトにしかないらしいです。顎が外れるほど適当なエジプト人が言うんで本当かどうかは知らないです。)

私は度重なる価格交渉の末、値切り術を身に付けました。折れてはだめです。相手が提示する価格は基本的に高いです。あくまでも自分の願望を貫きましょう。あまりにも非現実的な価格だと話にはなりませんが、ねばってねばって、値下げしてくれないならいいやってその場を去ろうとすると、みんな決まって向こうが折れてすがりつくという法則があるようです。

部屋用スリッパは忘れずに。
ゲストハウス等でくつろぐときにスリッパは絶対にあるべきです。ただ、ビーサンならビーチにもそれで行けるので、個人的にはビーサンがおすすめ。
ちなみに当ビーサンは、今家のバルコニーにおいてましたが、風で飛んでいきました。

洗面用具

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洗面用具も最小限に
たくさんの洗面用具は重くて運ぶのが大変です。液体類は重いし、少な目を持ってこまめに買うのがいいかと思います。
シャンプー、リンスは海外でも基本一緒なのでなくなったら買いましょう。
コンタクト洗浄液もファーマシーで買えるんでいっぱい持ってかなくて良いです。ちなみに英語で"contact lens solution"です。ソリューションです。

ただ、洗顔料とか化粧水関係は、自分の肌に合ったものを。敏感な人はたくさん持っていってもいいかと。
個人的に、パックは結構重宝しました。飛行機の乾燥対策とか、乾季の地域では結構役立ちました。

その他

<雨具>
カッパをおすすめします。
あんまりバックパックをしょって傘を使う人はいないです。
なので、バックパック用と、人体用カッパを持っていきましょう。まあ、ヨーロッパとかで、ちゃんとした格好したいって人は持ってってもいいと思います。ちなみにわたしは折り畳み傘を持って行ったけどどっかでなくなりました。

<洗濯>
洗濯物干しは必須。

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ちっちゃめの洗濯物干し持っていきましょう。
こまめな下着とか小さい物は手洗いしてその辺に干せるんで、おすすめ。あとS字フックも案外役立ちます。タオルとかをベッド周りに干す時重宝しました。洗濯用洗剤は粉を持っていくのがいいと思います。まあ、アジアとか10円くらいで売ってるんで、私はそこで多めに調達しました。

ちなみに、ゲストハウスの洗濯機事情は無料で使えるところもありますが、別途料金がかかることも多いです。
なので私は基本的に手洗いして干してました。(特に夏物は薄くて洗いやすいし、シンプルに金ないし)ちなみにスウェットを手洗いした時は、絞るのに絶望しました。干したら床に水たまりができました。

そして人類の文明もあります。

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折り畳みハンガーです。本当に見た時感動しました。
ハンガーって必要だけど、どうしてもかさばるしかばんに入れづらいってのを見事に解決してくれます。この折り畳み式ハンガーをみんなぜひ持ってってほしい!!

<虫よけグッズ>
そしてこれまた大事、虫よけアイテム

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虫よけ対策は本当に万全に
別に蚊に刺されても気にしないよ!とかではなく、海外だとたくさんの病気が虫によって媒介されてるので、本当に気を付けてほしいです。
黄熱病、マラリア、デング熱、ジカ熱など、重篤になる可能性のある病気も多いです。特に、マラリアとかデング熱など、ワクチンがないので虫よけで防ぐしかないです。

東南アジアやインド、その他アジア、アフリカなど危険な地域も多いので、訪れる前にきちんと調べておきましょうね!
感染症にかんする情報は下のURLからチェックしてみてください

https://www.forth.go.jp/useful/infectious/very02.html

そして、押すだけノーマット、非常に優秀です。
これは私が海外にいる間に出会った日本人の方からいただいたものなんですけど、部屋にいる蚊やハエを一瞬撃退できます。部屋に入ってくる虫たちに罪はないので、胸が苦しくなりますが、生きるためです。。
虫が媒介する感染症が多い国では、ゲストハウスにも蚊帳がある事が多いです。でも時々ないところとか、あるけどこれめっちゃ開くんだけど、みたいな時にこれをシュッとしとくと心が落ち着きます。しばらく効果が続くので、ぜひ。

<変換プラグ>
変換アダプターはダイソーに売ってるのでも十分使えます。
Cタイプ(先が丸いやつ)は基本ヨーロッパ、Oタイプ(困った顔みたいなやつ)も南米、オセアニアなど。基本的にはこの2つあれば間に合います。
あとはAタイプ(日本と同じ)のところも多いので、一緒の形の場合そのまま使えます。

一応コンセントプラグの形状は8つほどあって、BFタイプってのも時々見かけるので、(わたしはタンザニアでこれに出会って困りました)事前に行く国のコンセント形状を下のリンクから調べておきましょう。

https://www.biccamera.com/bc/c/info/purchase/voltage.jsp

一応、電化製品の電圧も確認しておきましょう。最近は海外でも使えるよっていってるものが増えましたが、100V~240Vが電圧範囲です。
製品にこのような表示があれば変圧器がなくてもよいので、きちんと確認しときましょう。

<文具>
文房具では、ミニばさみを持ってくことをお勧めします。

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はさみは意外とよく使う。
あとは、私は当時極めてテクノロジーに疎かったんで、写真データ用のメモリーカード持って行ってました。今はクラウドサービスをフルに活用しましょう。
白いクリップみたいなのは、圧縮袋のチャック締めるやつです。

<防犯グッズ>
あと南京錠
これも絶対持っていきましょう。
ゲストハウスには荷物ロッカーがある事が多いんですが、基本的にそのドアをロックするのに自身の南京錠が必要なことが多いです。
そして、バックパックにも南京錠をつけるのがベターです。いつだれがチャックを開けられて物をくすねられるか分からないので。

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南京錠はこの赤いマークがついたやつがいいかと。
TSA認証マーク(アメリカ運輸保安局(Transportation Security Administration)によって認可されたやつ)がついてるやつが良い。
海外の空港はセキュリティが非常に厳しいところもあります。つまり、何か検査が必要な荷物は中身を確認することがあって。検査の際に鍵を開けなくてはいけないので、このマークがないやつだとぶっ壊されます。言い換えると、マークがあるやつは空港職員が開ける事の出来るやつです。

なので、アメリカやその他諸国に空路で入国するときはこのマークのついた南京錠を必ず使用しましょう。
ちなみに私はこのマークのついてない、東南アジアで買った安い南京錠をつけてて、アメリカ入国後ペンチでぶち壊されてました。悲しくなるのでマーク付きのものをおすすめします。

<その他>
あと、わたしは途中からブランケットをバックパックにひそめてたんですけど、結構便利です。特に超低予算バックパッカー向けではありますが、空港泊するときとか、寒いときにマフラーとして使えるとか、夜行バス内とか、案外重宝します。

食料品

わたしは食料品袋を持ってました。
その中に米とかパスタとか、ゲストハウスでゲットした塩や砂糖をジップロックに入れて携帯してました。
ジップロックは何かと便利なのでいっぱい持ってるといいかも。

自炊する予定の人は食料品もっとくと便利です。
マイ箸は必須。あとは、日本でしか買えないとかフリーズド味噌汁とか、ふりかけ、お茶漬けのもと、などなど。

日本のお米は、本当に海外にいると食べたくなります。結構海外でも売ってるのは売ってるんですけど、タイ米みたいな細長いやつとか、基本ぱさぱさしてるのが多くてあまり満足は出来ないです。あと味噌汁も絶対もってくべき。
わたしも最初はこういう日本食を海外に持っていく事に対してアンチだったんですけど、本当に唐突に日本の味が恋しくなるときが訪れました。経験してみないと分からないこともたくさんありますよね。

パスタソースは結構助かります。っていうのも、海外のパスタソースは基本的にビンで売ってて、しかも一個がでかいです。持ち運ぶと重いです。
なので、日本の袋タイプのフレーバーを持ってくといいかも。
個人的には明太子パスタが唐突に食べたくなる時がやってきました。

携帯品

最後に、サブバッグに入れる携帯品ですね。
サブバッグなんですけど、小さめのバックパックでもいいです。
ただ、治安上かばんが体の後方に来るものは危険な地域が多いです。特に日本人は悲しくも海外の人にとってカモだと思われてるので、標的になることが多いです。小さいバックパックも持つ人は、何時も体の前にかばんをしょいましょう。私はショルダーバッグを体の前に下げてました。

気を付けてほしいのが財布。
お財布はブランド物よりダイソーとかのやっすいやつで。ださすぎるぐらいがちょうどいいです。あと、一つの財布に全部まとめて入れておくのは危険です。もしそれを盗まれた時に一文無しになるのを避けるため、クレジットカード等分散して持ちましょう。だから最低2つ財布は持ち、サブバッグとバックパック両方に入れときましょう。

まあ、防犯方法はいろいろありますが、クレジットカードとかは本当に大切なので、わたしはかなり分散させてました。
バックパックの中の内ポケットにひそめて南京錠かけておくなど、本当に用心してくださいね。

ちなみに私はアルゼンチンでサブバックを盗まれました。ケチャップ強盗の応用版という無駄に卓越した手法で。
クレカとか分散してたので一文無しは免れたんですが、一番の絶望はサブバックに入ってたメンソレータムを盗まれたことですね。ニベアは代替しなかった。

あとは、現地で現金を下ろせるキャッシュカードがあってもいいです。
クレジットでキャッシングをしてもよいですね。この辺のクレカあたりもしっかりリサーチしていきましょうね。
ちなみに著者は、

<クレジットカード>
・楽天カード/VISA
・エポスカード/MASTER CARD(海外保険用)
・セディナカード/MASTER CARD(海外保険用、キャッシング用)
・ANAカード(学生用)/VISA
<キャッシュカード>
・新生銀行

を持っていきました。新生銀行は、キャッシュカードの中でも手数料が安かったからです。

カード類は盗まれたらすぐ管理会社に停止の連絡を入れましょう。私はサブバッグ盗まれた時、携帯も一緒に持っていかれたので、アルゼンチンで同年代の女の子警察官に国際通話で親に連絡させてもらいました。これは本当に有り難かったです。早く終わらせてよねと軽くせかされたけど。外国の人はやはりトークストレートですね。

おわりに

海外の一人旅の荷物関係の不安がなくなるといいなと思います。

あと、荷物は工夫次第でいくらでも減らせます
私はドライヤー、ヘアアイロンはもっていかなかったです。前髪を伸ばしてロングにすることで髪をセットしなくても大丈夫な髪型で行きました。けどドライヤーは必要な人は持って行ってもいいかと思います。

贅沢な旅じゃなくてもいいのなら、荷物になるものはもっていかずサバイバル生活を送るのも、生物としての人間を感じられるのでとっても楽しいです!

以上!
最後まで読んでくださりありがとうございました!!


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