Chie

文章を書くこと、きれいなもの、自然や動物を愛しています。 私の心に浮かんできたことを記…

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文章を書くこと、きれいなもの、自然や動物を愛しています。 私の心に浮かんできたことを記しています。

最近の記事

たましいの闇

このところ自分のことについて、 色々考えることが多くなった 30代で東京に来て、 最初は自分のこともわからず とにかく必死で毎日を繋いでいた それから好きなファッションの仕事に就き 今の会社に転職してからは特に とにかく目の前のことを必死でやってきた 大変な時もあったけど 目の前のことに力を注ぐのは 手応えとやりがいがあったそしてだんだん経済的にも安定して、 少し責任も与えられるようになった そして、私はその事を楽しめていた 経済的な自由が拡がったこと 少しだけ責任の

    • 生まれかわる

      久々に書きたくなったので今の私の気持ちを綴ってみる 私はここ数年で生まれ変わったような気がしている それは本当にゆっくりで 一目で変化がわかるようなものではなかった 日々目に見えないとても小さな変化が 1週間、1ヶ月、1年と積み重なって 振り返ってみると数年前の私とは 大きく変わっていたという感じだ 30代私は自分の感じていることに 真摯に生きてきたと思う すごく苦しんだこともあったけれど、 自分に正直に生きてきてよかったと思う 私はずっと自分のことが嫌いだった 周

      • 幸せになりたくない!

        最近の学びの備忘録 ある講座に参加して、 これまでの人生を振り返った いつもと違う視点から見る 私の人生は発見の連続だった 私たちはほとんどの場合、 自分の人生を目の前のものを 至近距離で凝視しているような そんな状態で生きていると思う 自分がどんな思い込みをもとに生きているかなんて、 気づくことがないし、 そこに思い込みがあるなんて 思いもしないかもしれない 私の場合は 「幸せになりたくない!」 という思込みをもとに生きていたってきづいた 人生の前半は苦しいこと

        • 私の夢の叶え方

          少し前に仕事で夢が叶ったと思うことがあった。 気づいたらいつの間にか叶っていて、そういえば私はずっとこんな光景に憧れてきたとふと気づいた。 そんな風に、夢はある日突然ドラマティックに叶ったわけではなかった。 そこに来るまで、好きなことを仕事にして、それをただひたすら毎日こつこつとやってきた。 初めは簡単にできなかったことが毎日続けるうちに当たり前にできるようになり、そうなるとまた新たなチャレンジがやってきた。 それは、楽しいことばかりではなくて、苦しいことや辛いこともた

        たましいの闇

          春の気配

          今日は寒い冬の日。 今朝は久々の雪。今は冷たい雨に変わっている。 雨の銀座はいつもより静かだ。 私は、日本橋の千疋屋でこれを書いている。 店内には、私ともう1組お客さんがいるだけでがらんとしている。静かで、1人で考え事をしたり、手紙を書いたりするのにはぴったりで心地いい。 雨の日のこの、静かでくぐもった感じもたまには悪くない。冬に向かう季節とは違って、空気の中に微かに春の気配を感じる、寒いけれど少し明るい雨だ。 目の前のいちごショートのいちごはとても香りが良くて、噛む

          春の気配

          物語り

          今私の中にある安らぎ、それはあなたがくれたもの。 私はあなたに出会うまで、安心感を知らなかった。 正確には、父や母がくれようとしたかもしれないけど、私はそれを安心感として受け取れなかった。 あなたは私が元気がなかったら、何か食べたいものはある?と聞いてくれた。 自分の部屋を旅行でしばらく空けるからと植物の水やりを頼まれて、あなたの部屋に行ったら、私がいつも仕事で疲れてるからって、お布団が敷いてあったこと。 あなたに抱きしめられるとすごく安心したこと。 あなたとはも

          物語り

          お別れ

          私たちはとても大切に思っていたものや、人と別れるとき、時間が必要だ。 大好きだった人、大切にしてきたもの、やめたいと思いながらやめられなかった習慣。 私たちはそれとともにたくさんの時間を過ごして、降り積もったたくさんの気持ちや想いがある。 あるときそれがもう自分にフィットしないと気づいても、その瞬間からそれを切り捨ててしまえるわけじゃないのだ。 あるものは私を元気にしてくれて、あるものは私を幸せな気持ちにしてくれて、またあるものは私を安心させ、私を生き延びさせてくれた

          お別れ

          風が吹く場所

          高校を卒業してから親元を離れて、京都の短大に進学した。 高校3年の進路を決める頃、私は精神的にかなりきつい状態だった。 休まず学校に通ってはいたけれど、毎日が辛かった。自分の価値が全くわからなくて、元々私がこの世界にいなかったみたいに、消えてしまえたらいいのにっていつも思っていた。 表向きは友達もいて、暗く見えるタイプではなかったけれど、なんとか毎日をやり過ごしていた。 私には将来やりたいこともなかった。毎日をやり過ごすのに精一杯だった。 そんな全くこの先の道を決めよう

          風が吹く場所

          ねがい

          痛みに向き合うとき、私がどうか自分自身に優しい気持ちを向けられますように。 それに向き合えるようになったことを褒めてあげられますように。 今まで頑張ってきた自分を褒めてあげられますように。 そして辛いことがどうか少なくすみますように。 苦しくても大丈夫だってずっとわかっていられますように。 私が愛に包まれていますように。

          ねがい

          私たちの部屋

          27歳の時に、私は姉と実家を出て二人暮らしを始めた。 私たちは二人とも1時間足らずの道を車で通勤していて、両親が長い距離を通勤することを心配したので、職場の近くにアパートを借りることにした。 そこは歴史の香りを感じる、水辺の小ぢんまりとした美しい城下町だった。 私たちのアパートは仕事関係で姉が厚意にしていただいていた人に直接大家さんを紹介してもらったので、他の部屋と見比べずに決めた。 でも姉と私はその部屋をすぐに気に入った。 少し古めかしいアパートで、小さな玄関ホール

          私たちの部屋

          予想もつかないこと

          私は人生で1度だけ、食事が喉を通らないようになったことがある。何を食べても味がしなくて、無理に食べれば胃が焼けるような感覚になった。生理も来なくなった。 多分周りから見たら、痩せすぎていて痛々しい感じがしたかもしれない。でも私は、そんなことを考える余裕なんて全くなかった。 私は、30歳を過ぎてから今住んでいる東京にやってきた。 私の両親は娘にはこうあって欲しいという思いが強かった。両親にとって娘は誰から見てもいい子だと思われる真面目な子でないといけなかった。表向きはそれに

          予想もつかないこと

          私について

          東京在住の40代。 ファッション関係の仕事をしています。 島根県の出雲市で生まれ、30代初めに東京にやってきました。 小さい頃は男子といつも遊んでいるとても活発でお転婆な女子でした。毎日自然の中で駆けまわって、生傷が絶えない子供でした。 思春期から20代にかけて、様々なことに苦しみました。 20代はずっとカウンセリングと、精神科に通って少しですが向精神薬を服用していました。 その後30代になって東京に来て心理療法、ボディワーク、スピリチュアル学びなど癒しと自己探究をたくさ

          私について