私のイチオシ
日本に住んでいる知り合いから、ロシア連邦でおもしろいバッグを作っている人がいるから、試しに注文して欲しいと頼まれて、注文した。
その面白いバッグを作っている人たちのホームページはこちら。
こちらは、タコ。
こちらは、ポット。
お店があるわけではなく、注文して出来上がると、地下鉄の駅やモスクワ市内で待ち合わせをして、品物を受けとるようになっている。
試しに頼んだバッグを受け取るときに、本の表紙のバッグも作っているが、私のお気に入りの表紙でバッグを作ってもらえるのかどうかを訊いてみた。
すると、データがあればできるということだった。
それから、8か月後、私のお気に入りの表紙で、ものすごくこだわって作ってもらった。
それがこれ。
リムスキー・コルサコフのオペラ「金鶏」の楽譜の初版の表紙。
リムスキー・コルサコフのオペラ「金鶏」と言えば、私がロシア連邦を好きになるきっかけの本に書いてあったオペラ。
この初版の楽譜は、サンクト・ペテルブルクにあるリムスキー・コルサコフの家で見て、絵が気に入った。
私が好きな画家ビリービンが描いているから。
そして、ビリービンは絵本の絵も描いていて、ソビエト時代のビリービンが絵を描いた「金鶏」の絵本も日本で売られていた。18000円で。
とても高かったため、買えず、ネットでやりとりしていた夫にその話をしたら、「それは、あやしく高いです。モスクワで探してみます。」と返事がきた。
その後、夫が探したところビリービンの絵で全く同じ本は見つからなかったようだが、「金鶏」の本を見つけてくれて、郵便で送ってくれた。
そんな思い入れのあるビリービンの絵による「金鶏」のバッグが欲しかった。さらに、欲張りな私は、裏もリバーシブルで使えるように、シェマハの女王の登場シーンの絵を裏にもってきた。
そして、中は、シェマハの女王のアリアの楽譜。
中は、小さいポケットもついている。
本みたいに立つ。
表はこんな感じ。
裏はこんな感じ。
バッグの革の色や、バッグの大きさや厚さも自分好みのもので注文できる。
バッグを作っている人は英語も分かるから、送料の問題や振り込みの問題などあるが、日本からも世界中からも作ってもらおうと思えばできると思う。
誰も持っていないオリジナルのバッグが欲しい人におすすめ。
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