母の念願だったトルストイのお墓参り
母は、小学校6年生の時に、国語か道徳の教科書に載っていたトルストイの『人にはどれだけ多くの土地がいるか』という話が気に入り、トルストイが大好きになったようだ。
それで、死ぬまでにお墓参りに行きたいと思ったらしい。
そんなことを知らずに、私は、ロシアを好きになり、ロシアへ何回か旅行に行った。私がロシアへ行って、帰ってきて、ロシアの話をするたびに、トルストイのお墓参りに行きたいと、なお一層思い始めたようだ。
それで、ある時、母を連れて、トルストイのゆかりの地を巡る旅行の計画を立てた。
モスクワ市内だけでなく、ヤースナヤ・パリャーナというモスクワから南へ190㎞離れたところにも行きたいと思ったため、結婚する前の夫に車を運転してもらえるようにバケーションの日にちを調整してもらった。
1日目
アエロフロート航空で、成田からモスクワへ
2日目
車で移動し、ヤースナヤ・パリャーナのトルストイの屋敷とお墓
3日目
トルストイのご遺体が到着した駅、トゥーラのクレムリン、サモワール博物館、車でモスクワへ
トルストイのご遺体が運ばれてきた駅については、こちらからどうぞ。
4日目
チェブラーシカ博物館、ノヴォデヴィチ修道院と墓地、雀が丘、ダーチャ(別荘)
チェブラーシカ博物館については、こちらからどうぞ。
ノヴォデヴィチ修道院については、こちらからどうぞ。
5日目
救世主キリスト大聖堂、トルストイの研究所、トルストイの石像、トルストイの家博物館、マヤコフスキーの博物館、プーシキンの銅像、タス通信、モスクワ音楽院、ドストエフスキーの銅像
救世主キリスト大聖堂については、こちらからどうぞ。
博物館の中の様子は、こちらからどうぞ。
6日目
レーニン廟、赤の広場、衛兵の交代、クレムリン、ダイヤモンド庫、武器庫、聖ワシリー寺院、グム百貨店、アルバート通り
夫と朝からクレムリンの中を案内していて、午後2時半頃、母が言った言葉。
母「いつになったら、プーチンさんに会えるの?」
クレムリンの観光をしたら、プーチンさんに会えると思っていたらしい(笑)
たしかに、この時、クレムリンの中でプーチンさんは仕事をしていたけれども、会えるわけではない。
聖ワシリー寺院については、こちらからどうぞ。
7日目
ВДНХ、宇宙飛行士博物館、トルストイの研究所、トレチャコフ美術館
ВДНХについてはこちらからどうぞ。
トレチャコフ美術館については、こちらからどうぞ。
8日目
建物に入らず、散歩をしながら外から写真をとる。
ボリショイ劇場、モスクワ市庁舎、モスクワ書店、ドーム・クニーギ、ジェーツキ―・ミールにあるチェブラーシカと写真、赤の広場
9日目
勝利公園、ロマン・カチャーノフ監督のお墓参り、夫が住んでいる町で昼食後、車で空港へ
10日目 成田空港着
トルストイ関係の所を入れ、クレムリン、トレチャコフ美術館、ノヴォデヴィチ修道院、雀が丘などツアーで行く定番を入れました。
さらに、大阪万博では、ガガーリンを見るためにソ連館に行き、4時間待ってやっと入ったということで、宇宙飛行士博物館も入れました。その近くにあるВДНХへも連れて行くと夫が言ったので、ВДНХにも行きました。ВДНХは、見どころ満載なのですが、日本のガイドブックに載っていないため、夫が行くと言ってくれてよかったです。
また、なぜか、マヤコフスキーのことを母は知ったらしく、興味をもっていたので、マヤコフスキーの家博物館も予定にいれました。しかし、修復中で閉まっていて、急遽別の所で展示されているものを見に行きました。
本人は、こんなにもたくさん歩けたと大満足でした。ツアーで行ったら、1回でここまで見ることはできなかったと思います。
夫がバケーションをとってくれて、一緒に歩いてくれたのも大きかったです。
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