世界中から物資が届く場所を探検する_アメリカ横断ハネムーン6日目

アメリカ横断ハネムーン6日目。

現在、フロリダに向けて南下しているところ。

2日後にはディズニーに向かうと決めた私たち。

今日はとある町をガッツリ回ることにした。

私たちの次の目的地は、サバンナ。

アメリカ最大級のコンテナターミナル

サバンナと聞くと、アフリカをイメージする人が多いかもしれない。

アメリカにあるサバンナは、アメリカ最大級のコンテナターミナルがある。

でっかいコンテナ船は世界中からサバンナに集まって、アメリカに物資を運び入れたり、アメリカきら世界に物資を運んでいく。

私の仕事で関わっていた場所

実は私、今はフリーランスのWebライターとして働いてたけど、3年前くらいは普通の会社員をしてました。

しかも、働いていた会社は農業機械の会社。

そこの会社の海外営業として、北米担当をしたことがあったので、会社の商品をコンテナに詰めてアメリカに運ぶための手続きをしてた。

会社の商品をアメリカに送るための港はたくさんあったんだけど、その中でも私が担当し始めてから増えた港がサバンナだった。

🙋‍♀️「え？あのサバンナ行くの？！」

とテンションが上がる私。

その様子を見たパートナーが、私のためにコンテナターミナルを船で巡るクルーズツアーを予約してくれた。

私が試行錯誤しながら予約を取ったり、中身の積み込みを頑張って考えたりしてたコンテナがたどり着く場所が見れるんだ......

私にとってめちゃくちゃ楽しみな日になった。

早速トラブル発生

朝早く起きて、仕事のミーティングを済ませ、朝ごはんを食べて優雅な朝を過ごす。

準備もできたし、Uberを使ってサバンナの街中に行けば間に合うよね！と余裕をぶっこいてた私たち。

いま何時？と確認すると

9:25！

........ん？

9:25？！

私たちのクルーズツアーが始まるのは10:00

ウォルマートから目的地までの時間は10分
Uberがここまでたどり着くのが10分。

え？びっくりするほどギリギリじゃない？

しかもメールには30分前に着いておいてね、との一言が。

あ、やってしまった。

2人とも焦りながら慌ててUberを呼び出す。

Uberのお姉さんにはちょっとだけ急いで欲しい旨を伝えて、目的地の最終確認をする。

それに加えて、メールに添付してた電話番号に連絡。

めちゃくちゃ英語での応対なんだけど
パートナーが、今向かっていること、後3分で着くこと、もう少し待ってほしいことを伝えた。

無事に出発3分前に到着。

到着して目に見えるそれっぽいクルーズ船めがけてダッシュする。

でも、たどり着いた船は違うツアーの物だった。

その後もう一回ダッシュしてやっと到着。

こんなに走ったのは久しぶり。

ツアー参加者が私たちの他に2組いたから、待っててくれてありがとう、って伝えてツアーがスタート。

街中も綺麗なんだけど私の目的はコンテナ船

早速ツアーがスタート。

ツアー中はお兄さんが各エリアの紹介を英語でしてくれる。

ただ、私たちが聞き取れるスピードではないため、必死に単語を聞き取りつつ、許可をもらって録音させてもらった。
（パートナーは録音した音源を使って英語の勉強をするんだって）

もちろん、サバンナの街の紹介も素敵なんだよ？

だけどね、私の目的はコンテナターミナルと大きな船なんだ。

橋の向こうに大きな船や工場が見えてくる

ツアーの醍醐味は、港町の向こうにある船を超えた瞬間。

向こう側にはパッと見ただけでも大きな船が立ち並んでる。

テンション爆上がりな私。

コンテナ船に辿り着く前にいくつかの工場を通り過ぎた。

そのうちのひとつは、製紙工場。

コンテナ船で木材を運んできた後は、そのまま木を切り刻んでウッドチップにして、とかして紙を作るのだそう。

届いた木材が紙になるまでの時間は、なんと45分。

クレーンゲームみたいに木材を持ち上げて機械に吸い込まれていく様子は、日本では見れないビッグな光景だった。

目の前に私が送ったコンテナが...

ONEとハパックとCMA CGM、MAERSKがあるーーー！（私が仕事で使ってた船会社）

これはテンションがあがる。

ここに届いた農機はアメリカの各地に運ばれるのか...。

パートナーも思わず私のテンションに影響されてコンテナ船を興味深く見てくれる。

だって、このコンテナ一個の中に小さめの農機なら30台くらい、大型の場合は2台しか入らないんだよ？

農機だから少ないなと思ったけど、これ普通のダンボールとかだったらどのくらい入るんだろうか。

これまでアメリカ横断の中で、めちゃくちゃ大きいトラックとか、バスとか見てきたけど

レベルが違う。

あんなに大きいといってたトラックが運んでる荷物なんて

コンテナ船に積まれてる100個以上のコンテナのうちの、ひとつだからね。

こんなにでっかいコンテナ船が当たり前のように街中の川を渡って工場地帯に入っていくなんて

なんでアメリカはでっかいんだ。

私が働いていた会社の経験が、この度でめちゃくちゃ生きているのが嬉しかった。

今までの私の人生がちゃんと繋がっていて
旅をもっと楽しませてくれる要素になっているのを実感すると、これからの旅にももっと楽しめる要素があるんだろうなと期待が膨らむ。

1時間くらいのコンテナターミナル見学ツアー、めちゃくちゃ楽しかったです。

この後はもう少しだけサバンナを巡って、いよいよフロリダに向かう。

今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとうございます。