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お干菓子【吹きよせ】をつくろう!

秋になると見かける食べれる葉っぱのお菓子たち。
風で色んなものが吹き集められたように
お菓子を集めて【ふきよせ】とよぶ。
これって何でできてるか知ってる?

実は材料さえ揃えばクッキーより簡単。
誰でもおうちでつくれちゃうのだ。


…もちろん職人級に美しいのを作るのは修行がいるけど「おうちではそれっぽいものができたらいいじゃあないか!」という人はぜひチャレンジを。

まずは何でできてるかの紹介

※材料はお店や人によって様々なのであしからず。

今回は『生砂糖』の生地の作り方を紹介。
もみじとか、イチョウのやつ。

【材料】
寒梅粉かんばいこ…10g
●粉砂糖…50g
●水…大さじ1弱 
●色粉(赤や黄)

   あ、待って!寒梅粉って聞いてちょっと諦めかけてないすか?
大丈夫だから!待って!

百貨店とか、TOMIZ(富澤商店)さんとかで買えるから!
ネットでもあるし。
聞きなれてないだけで、レア度でいえば青色の色粉くらいの感じだから!

これさえ揃えばめちゃ簡単だからやってみて。


【作り方】
①粉砂糖と寒梅粉をボールにいれて混ぜておく。
②水に色粉をといておく。
それを大さじ半分くらい入れて混ぜる。
③かたさが粘土くらいになるまで少しづつ色水を足して調節する。
(少しかたいくらいの方が扱いやすい。
水を入れすぎた時は、粉砂糖と寒梅粉を足して調節すると何とかなる。)

こんな感じで。

④あとは延ばして抜き型で抜くだけ。

緑の生地を上からつけて延ばすとリアルに。
2~3日乾かしておく。

もみじもこんな感じで。

抜き型は、もみじなら100均であるかも。
イチョウとかだと、TOMIZ(富澤商店)さんとか、
大阪なら道具屋筋、東京ならかっぱ橋、
ネットでも色々売ってるよ。





みなさんも食べれる秋をぜひ楽しんで!



●おまけ●

4歳の娘作。このぶきっちょさが愛おしい…
「食べれる葉っぱ、つくってんデ」
とパパに自慢してたよ。

あとがき。
色粉について
紅葉してるもみじの赤色を出そうと思うと、かなり色粉入れないと赤にならない。
天然の色粉ならなおさら。

着色料、絶対反対派というわけではないんだけど、
このもみじに関してはかなり量を使うので悩んでいる。

フルーツパウダーや他の着色の仕方も試作中…。

将来お店をする時に、天然の色で鮮やかな赤を出せたらなぁと思ってるのですが、まだまだ勉強中ですー

●おしまい●


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#せませまキッチンの自家製レシピ



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