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【南大沢土木構造物めぐり】No.100 地元で街歩きをして思う、この街の魅力

「南大沢土木構造物めぐり」ですが、今回で100回目を達成することができました。継続は力なりと言いますが、まさにその通りで、趣味の街歩きの記録を地道に書き残していくことを続けたら、そのうち何かが見えてくるのではないかと思いました。100回歩いた記録を、noteのマガジンに残していくだけでなく、訪ねたスポットを地図にプロットすることを続けていました。その記録が、こちらです。

地元・八王子市の南大沢付近を中心に、徒歩圏で行ける場所を中心に、約400箇所のスポットが記録されています。主に土木構造物を見て歩きながら、興味深いスポットなども含めて記録しているので、この地に何があるのかを検索することができます。それぞれの地点の詳細は、noteの記事にリンクを貼っているので、どんなスポットかを見ることができます。自分自身でも忘れかけた場所を探すのに使えるツールだと思います。地域限定ですが、是非活用してもらえると嬉しいです。

今回は、100回の連載を通じて、改めて地元である南大沢地区の魅力について考えてみたいと思います。

地元民にはおなじみの、南大沢駅。

■南大沢って、どんな街?

南大沢ってどんな街か?という情報は、次第に当たり前になってきているかもしれませんが、改めて「今昔マップ」を使って説明します。

南大沢は、大栗川の支流の大田川がつくる谷の上流部にあります。
京王相模原線南大沢駅が中心です。

南大沢とは、もともと南多摩郡由木村にあった地名です。南多摩郡に2つあった大澤村のうち、南側にあったことに由来しています。

昔は、大田川の最上流部で、あまり住む人もいなかった場所に、多摩ニュータウンが開発されることになり、昭和40年代以降に大規模な造成工事が行われ、新たな街や住宅地ができました。新しい街とはいえ、昔の名残等が全く消え去ったわけではなく、街を歩きながらよく見てみると、人知れず昔の痕跡が残っていたりします。新たな街の中は緑が多く、遊歩道や公園も多く、歩くのがとても楽しい街です。その周囲の地域は、大都市圏にいることを忘れさせるような原風景のような場所に巡り合うこともできます。

今回は、そんな地域のお気に入りの写真を紹介したいと思います。
撮影場所等は、先ほど紹介した地図にアップしておきますので、興味ある方は見てください(笑)。

■南大沢とその周辺のお気に入りの風景をご紹介

南大沢輪舞歩道橋から見た、ベルコリーヌ南大沢方向。
空がとてもきれいに見える場所です。
見晴歩道橋から見た、多摩ニュータウン通りのイチョウの紅葉。
今年は結構剪定されてしまったので、ここまできれいじゃないかも・・。
長池見附橋と長池公園。
優雅なアーチ橋を見るといつも癒されます。
夏の太陽を浴びる、駅前ロータリーの照明。
1990年代の近未来的な雰囲気が何とも言えません。
東京薬科大近くの堀之内地区の農村風景。
ニュータウンから一歩離れるとこんな場所にも出会えます。
都立大の中にある大きな屋根。
ディズニーランドのワールドバザールみたいです。
秋葉台公園にある、巨大なピラミッド風すべり台。
子どもだけでなく、大人でも心躍ります。
下柚木地区にある、道路改良記念碑。
石積みの擁壁とともに残されています。
大平公園にある、鬼瓦っぽい擁壁の排水口。
ちょっとしたあそびごころがあって好きです。
尾根幹線道路の小山長池トンネルにある、南大沢の名前が入った標識。
「うち、こっちやねん」という感じが何だか好き。
南大沢5丁目にある、遊歩道の真ん中のオブジェ。
やはり何だか美しいと思います。
そして何とも言えない、龍の形をした階段の手すり。
さりげなく街中に出現するのは、やはりすごいのかも。
うずまき状の水路が主役の広場である、うずまき公園。
お花見スポットとしては最高です。
遊歩道と立体交差する歩道橋。
そんな構造物があるのも、歩道が発達したこの街ならでは。
長久保歩道橋。地図からも消えた地名が、
歩道橋の名前として残っているのはありがたいことです。
舞の橋歩道橋の上(都立大の門前)から見た、南大沢の街。
ここから街を眺めるのが、とても楽しいです。
この歩道橋は、スロープが不思議な形状をしているのが
また格別なものに思えます。
大栗川の旧河道に架かっていた栗本橋の親柱跡。
こういう古いものが新しいものの中に残されています。

■終わりに

こうして地元である八王子市南大沢を眺めていると、やはりとても魅力的な場所であると再認識させられます。賑やかな場所、のどかな場所、美しい場所、不思議な場所など、色々な表情を見せる姿を、ほんの少し切り取って紹介することを重ねてきて、その魅力が少しでも伝われば良いと思います。

地元なので、街歩きは今後も楽しみながら続けていきます。同じ風景でも、季節や歩き方次第で、全く違った見え方をするのも印象的です。今後もささやかながら、街でみかけた体験を記録していきたいと思います。

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