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〇変わりゆく新宿駅周辺を歩く:③新宿歴史博物館を歩く

新宿街歩きの下見の続き。前回までは、新宿駅周辺の変貌の早さや、京王線の地下を覗いているだけで、とても複雑な街であることを実感させられました。(前回の記事はこちら)

今回は、もう少し新宿の街を理解したいと思い、「新宿歴史博物館」に行ってきた模様をお届けします。

■新宿歴史博物館とは?

新宿歴史博物館は、新宿区立の博物館です。なかなか充実した展示があります。東京都電やロマンスカーの実物の一部など、何故か鉄道好きにとっても充実した展示があります(笑)。場所は、坂の町である新宿区の四ツ谷界隈の一角にあり、それを散策しながら訪れるのもとても楽しい場所です。

■新宿歴史博物館に向かう

新宿歴史博物館には、都営新宿線の曙橋駅からアクセスしました。

上に見えるのは、曙橋。起伏の多いエリアなので、
道路同士が立体交差するための橋です。
橋の下に、案内が出ています。
起伏の多い町です。昔から市街地だったので、
このような古そうな擁壁を見かけることも。
坂を登っていくと、路地裏にある博物館を案内してくれます。
そして、無事に到着。博物館は丘の上にあります。

■博物館の展示物たち

博物館の展示物をいろいろ見てみましょう。

玄関にあるのは、四谷見附橋の欄干です。
これは多摩ニュータウンに移設された長池見附橋でも見かけるやつです。
入口前に飾られている、新宿駅周辺のミニチュア模型。
これを見るだけでも価値があります。
これは東側から駅を見た感じです。
西口副都心と比べると、駅前は高いビルがありません。
南側から見ても、駅前に高いビルが無いことがよくわかります。
再開発が進むと、この状況が一変するのでしょうね。

館内は原則撮影禁止ですが、撮影可能な展示が少しありますので、それを中心にご紹介します。

新宿追分付近の昔の姿。玉川上水が流れているのと、
今でいう道路の側溝が整備されているのがわかります。
都電の車両が展示されています。
靖国通りにある、角筈の電停から、いろんな方向に都電が出ていました。
運転台から眺めた、館内。
ちゃぶ台を囲む、昭和な新宿の生活が再現されています。
一瞬「なんじゃこりゃ?」と思える展示ですが・・、
小田急ロマンスカーの階上の運転台の再現でした。

写真が撮れる場所は、基本的に何かが再現されている場所で、それ以外は撮影禁止でしたが、大昔から現代までの新宿がどんな場所だったか、何があったか、ということを多面的に教えてくれる場所でした。街歩きする場所を予習するにはとても理想的な場所だったと思います(笑)。

■終わりに

新宿歴史博物館、街歩きが好きな人にはとてもおすすめです。ちょっとわかりづらい場所なので、そこを探索する楽しみもありますし、おなじみの新宿をいろんな角度から楽しく学べ、とても充実した時間が過ごせる場所でした。意外と鉄な人にも、楽しい場所でした。都電の歴史なども学ぶことができました。

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