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■変化し続ける町・渋谷■まだまだ続く再開発工事

渋谷の街を歩くガイドをこの1年で3回務めました。9月に4回目を実施しますが、この間だけでも、街の様子はどんどん変化しています。それは、同時並行で進行し続ける様々な街区の再開発工事やその関連工事が少しずつ進捗している証拠で、少しばかり工事のことを知っている身にとっては、その歩みを感じることができる瞬間なのですが、恐らくそういうことを知らない人にとっては、「またダンジョンが複雑になった・・」と感じる瞬間であるかもしれません。9月のツアー、直前ですが、まだ少し空きもあるようですので、もし興味がある方はどうぞ。

今回は、渋谷再開発の最新事情ということで、渋谷サクラステージとその周辺を紹介したいと思います。

■新しい渋谷駅西口地下歩道を歩く

渋谷駅の西口のタクシー乗り場前に、こんな看板が出現しました。渋谷サクラステージまでの、「地下歩道」を案内しています。

見慣れない、「地下歩道」への案内板。
タクシー乗り場の前の道が、地下道へのアクセスルートに変身。

で、なぜ地下歩道に案内しているのかというと・・、

今まで使われていた歩道橋が、使用停止になっています。
そして、その代替ルートとして、国道246号の地下を横切る地下歩道がオープン。
そして、新たに供用開始した地下歩道。
将来的には、これから作られる駅ビル経由で渋谷駅まで地下で接続されます。
この地下通路、新たに東急プラザのある、
渋谷フクラスとも接続されました。
国道246号の地下を歩きます。そしてサクラステージの地下に到着します。
渋谷で一番新しいマックのお店。
これも7月に新たに開業しました。

■渋谷サクラステージを歩く

サクラステージの玄関は、恐らく2階がメジャーなのでしょう。駅から出た人が歩道橋を渡ってアクセスすることが多いので、2階は一番たくさん人が利用するかも。

その2階に、ストリートピアノが鎮座しています。
何だかガチに演奏されている方が。
そして、こちらは、新たにオープンした、東急ストア。
ある意味渋谷待望の、スーパーマーケットです。
2つの大きなビルを連絡するデッキ。まだ店舗が開業していない場所
(イラストが描かれている部分)がそこそこ多いです。
北側を見たところ。昔の桜丘地区を知っているだけに、
随分様変わりした印象を受けます。
こういう不思議な空間があるのも、
アップダウンの街、桜丘ならではかも。
そして、道路の上部空間に、こんな広場が。
以前から気になっていた、この不思議なデザインの階段が・・、
とうとう開業しています。どこのテーマパーク?と思えるような不思議スポット。
ちょっと前衛的な空間を作ったのは、渋谷ならでは、なのでしょうかね??
たどり着いた先には、おしゃれな本屋が。
この本屋さん、確か再開発前にあった本屋のはず。
この時は、「写真のない写真展」を開催していました。

■駅ビル建設に向けて

歩道橋閉鎖、地下歩道の供用開始は、駅前広場の再開発ビルの工事を進めるための準備段階でもあります。

駅前広場にだんだん工事エリアが出現。
駅ビルの建設に向けての工事が進みます。
最近まで人が歩いていた場所も、工事エリアになり、
昼間も工事用車両が出入するようになりました。
めまぐるしく変化する、渋谷西口駅前の様子です。

■渋谷駅新南改札、新しくなる!

7月下旬までの渋谷駅新南改札は、渋谷ストリームとサクラステージの間の新改札に移動しました。

元々の新南改札があった場所は、歩行者通路に。
エスカレーターが撤去されています。
改札が撤去され、通路になった旧・新南改札です。
新南改札の移転を知らせる案内
そして、新しい新南改札は、少し北側に移転。
まだ暫定供用中、という感じですが、
新たな歩行ルートが出現しています。
新たな改札口に誕生した、きっぷうりば。
何だかとても新鮮な気分になります。
改札内に入ってみましょう。
めまぐるしく変わる、駅の出口案内。
変更作業、お疲れ様です。
かつての新南改札への通路は、閉鎖されました。
ちょっと寂しい、閉鎖の案内。
歩きなれた通路、もう歩くことはできません。
昔の埼京線ホームの、扉位置の案内がまだ残っています。
もうすぐ見納めになるかもしれませんが・・。
山手線ホームは、まだエスカレーターしかありません。
階段の骨組みと、エレベーターのピットでしょうか。工事中です。
まだまだ渋谷駅は、進化を続けていきそうですね。

■終わりに

7月に、渋谷駅周辺は、新南改札の移転、サクラステージの店舗オープン、地下歩道の開通、歩道橋の閉鎖など、またさらに進化する一歩を踏み出しました。まだまだ完成形はどうなるのか、全体像は見えにくい感じがしますが、確実に一歩前進したともいえると思います。そんな渋谷駅前を、これからも歩きながらウォッチしていきたいと思います。

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