福島という街で見たものは・・
今回は、4月の初旬の週末に、土木学会のとあるミッションに関連して、福島市に日帰りで滞在しました。滞在時間はわずかでしたが、色々と見たものを記録しておきたいと思います。
■福島という街
福島という街は、阿武隈川の中流部にある町で、城下町であり、奥州街道の宿場町でもありました。明治時代以降は、東北本線と奥羽本線の結節点であり、養蚕などの産業でも栄えた町でした。
■山形新幹線のアプローチ線新設工事現場を見学
今回ご紹介する、福島駅の「アプローチ線」ですが、山形新幹線の線路は、実は14番線としかつながっていません。つまり、東京行きの上り列車も、下りホームである14番線から平面交差して上り線に進入する必要があり、ダイヤ編成上の大きなネックになっています。仮に遅れが生じた場合は、制約が厳しくなってしまうのです。そのため、2023年から、新たに上りの11番線に山形新幹線からアプローチする線路を新設し、平面交差を解消しようというのが、この「アプローチ線」の役割なのです。
さあ、アプローチ線目指して歩きます。
こんなところに出てくるお祭りなのですね。ある意味、福島県を代表する夏祭りのようです。
踏切を渡り、今度は駅の東口に向かい、陸橋を渡ります。その陸橋の上を、アプローチ線の鋼橋が横断します。
一括架設が、2023年7月に実施されたようです。その模様を紹介する動画がYouTubeで紹介されています。
アプローチ線ですが、2026年度末の完成に向けて工事が続けられています。
■阿武隈急行に乗車
さて、今回の福島滞在の目的は、ある講演会に出席すること。それに向けて、駅前で腹ごしらえしてから、阿武隈急行に乗り、最寄り駅から歩いて会場に向かいました。
なかなか興味深い講演を聞いた後で、福島市内の花の名所である、花見山公園に行ってきました。
■福島市内の花の名所 花見山公園
花見山公園は、福島市の東側にある、公園なのですが、実は阿部一郎さんという、個人が育て、開放された公園の周りが観光名所になったという場所です。
■阿武隈川に架かる、松齢橋
阿武隈川に架かる、松齢橋は、福島市内から阿武隈川対岸に渡る古くからある橋です。
■福島駅前にある、古関裕而さんの記念碑
■終わりに
福島市内を散策しました。今回は講演を拝聴しに行くという目的があり、お邪魔する形になりました。ある意味とても貴重な機会を頂けたと思います。福島市内、いろんな見どころがあることを認識し、なかなか有意義な時間を過ごせました。
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