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☆神田川沿い街歩き道中☆⑤東京都水道歴史館を訪れる
秋葉原駅から御茶ノ水駅までの区間は、短いながらに面白い構造物などが沢山あり、とても見ごたえのある街歩きができる区間でした。
(前回の記事はこちら)
歩いたのは3月初旬、少し天気が良くない週末、もっと歩こうかと思ったら、あいにくの空模様。少し歩くのを小休止していこうと思った場所、それが、
東京都水道歴史館
です。ふらっと近場だったので訪れたこの場所、とても素晴らしい場所だったので、ここを中心にご紹介したいと思います。
■水道歴史館とは
東京都水道歴史館は、東京都文京区本郷にあります。御茶ノ水と本郷が繋がっているというイメージ、実はあまりピンと来ていないのですが(笑)、よく考えてみれば、丸ノ内線で1駅隣にある場所なので、とても近いのですね。
この歴史館、東京都水道局が設置している博物館で、なんと無料です。土木好きなのですが、正直なところ、この場所にこんな立派な施設があるということも、全くと言ってもいいほど存じ上げませんでした。街歩きをしていて天気が悪いので、ちょっと行ってみるか、と立ち寄った場所ですが、とてもすごかったので紹介します。
■水道歴史館への道
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本郷にある給水所の一角なのですね。
■水道歴史館の中へ
歴史館に入ると、いや、これは・・。水道施設の歴史を知ることができる展示が多数。ふらっと立ち寄っただけ、のつもりでしたが、見どころ満載だったので、ちょっと見て回ったところをご紹介します。
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同じものが新宿駅東口にもありますね。
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こんな立派な地下構造物を作った先人たちを尊敬しますね。
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まだマスクをつけていますね。。
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こんな感じで、とても充実した展示が無料で見られる水道歴史館。上階に資料室がありますが、こちらもとっても興味深い書籍が沢山あり、ずっと過ごすことができる施設であることを確認しました。
■そして、水道橋へ
水道歴史館から、水道橋駅を目指して歩きます。
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昔の学校でしょうか。
こちらは、「旧・文京区立元町小学校」の再生事業の現場です。元町小学校は、関東大震災後の復興小学校の一つとしてできたものだそうです。隣接する元町公園が、復興公園としてせいびされていたものです。
再整備事業に先立って、埋蔵文化財調査が行われているそう。なかなか味わい深い門です。
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水道橋は広い橋ですが、恐らく狭い橋を拡幅したのではないか、と思い、調べてみたら、やはりそうでした。元々は、水道橋駅側(奥)の部分だけが水道橋だったのを、1980年代に拡幅してこの写真の手前に見える部分を付け足したようです。今昔マップで新旧の航空写真を比較するとよくわかります。
2つの写真で、水道橋駅前の球場が、後楽園球場から東京ドームに変わったことも印象的(ほとんどの人はそっちに目が行っちゃう?)ですね。
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左上に見える球場が後楽園球場→東京ドームに変わったのが印象的です。
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ここまで上水が流れていたとか。
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この写真の下流側に水道橋(神田上水が神田川を渡る橋)があったらしい。
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この付近、神田川上流側には、神田上水の跡がありました。下流側には、お茶の水分水路があります。川幅が狭いので、洪水対策で作られたバイパストンネルが昌平橋付近まで整備されています。その他、上流側には、「水道橋分水路」などもあるようです。都心の水害対策、目に見えない部分で進んでいるのですね。
■御茶の水分水路の説明
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000047322.pdf
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■終わりに
秋葉原駅から御茶ノ水付近を通り、水道橋駅まで歩いた今回のウォーキング。様々な印象的な橋があったり、東京都水道歴史館という、とても楽しい場所があったりと、街歩きが面白い場所だったと思います。
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