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“どんな空間も勉強部屋にできる”BGM作りました

「勉強する環境がない」も社会人の大学院進学を阻む壁

社会人になると勉強の習慣がなくなることはよく言われますが、
そもそも勉強できる場所・物理的な環境がない、
という人もいるかもしれません。
私は大学院院試の勉強は、
基本的に早朝と深夜の自宅リビングでしかできませんでした。
勉強用の机やパソコン用のデスクもありませんでした。
リビングにはTVやマンガ、スマホなど、
勉強を妨げる誘惑がたくさんあったり、
先ほどまで食事をしていたところで勉強する気になれない、など、
勉強するまでのやる気に持っていくことに苦労しました。
休日に図書館で勉強しようとしまいたが、
意外と満席に近く、にもかかわらず、
静かすぎて集中できませんでした。
レンタル自習室なども検討しましたが、
日々の勉強でお金がかさむことは避けたいため、
やはり自宅で勉強する以外ありませんでした。
そんな時に役立ったのが「環境音BGM」でした。
Youtubeには色々な環境音がありますが、
私は“雨の音”や“カフェのがやがや”が集中力を高めてくれました。

ただ、どのBGMも“帯に短し、襷に長し”とまでは言わないものの、
“あちらが立てればこちらが立たぬ”状態でした。
つまり、私の大学院入試・院試の勉強スタイルとしては、
ぴったりくるものが無かったのです。

そこで、大学院入試・院試の勉強用として、
自分が欲しかったBGMを自分で作りました。

このBGMは3つのポイント:
①528Hz(ヘルツ)“ソルフェジオ周波数”
②70dB(デシベル)環境音
③1時間タイマー

を意識して設計しました。
その3点について説明します。
なお、このBGMの映像についてですが、
非常にシンプルなものにしています。
用途的に画面を見ることは想定していないため、
リラックス効果のある蝋燭のゆらめき映像にしています。

このBGMと、
アラフォーで東大の大学院院試に挑戦した体験とその対策について限定公開している記事をセットで利用いただければ、
社会人の大学院入試・院試対策が効果的になると思います。

ポイント①528Hz“ソルフェジオ周波数”

ソルフェジオ周波数は「奇跡の音」とも呼ばれています。
ヨガや瞑想スタジオ、岩盤浴などの空間で流れていることが多いです。
ソルフェジオ周波数にはストレス軽減、精神的な調和をもたらし、
心身のバランスを整え、癒しの効果があるとされています。
勉強用としては適度な集中力を維持することに役立っています。
本来ならその効果について、論文のように、
実証的に追検証する必要はあるかもしれませんが(笑)、
実感として集中できているので良しとしています。

ポイント②70dB(デシベル)環境音

「自宅では勉強できないけど、スタバでは何故か勉強できる」
という経験はないでしょうか?
集中するのにちょうどよい70dBの環境音があるからです。
図書館が50dB、電車内が85dB、
そしてカフェ等の店内の雑音が70dBと言われています。
また、しっかり降っている雨の音も70dBくらいです。
カフェ雑音と雨音という、
2つの70dB環境音をあわせたことがポイントです。

Youtubeには“勉強用BGM”や“読書用BGM”、
“ゾーンに入るBGM”など数多のBGMがあります。
なかには単にオシャレなBGMが流れているだけのものや、
英語の歌詞の入った音楽もあり、
これらは音の意味が強すぎて集中できません。
70㏈のホワイトノイズ(ラジオやテレビの“サー”という音)BGMもあるのですが、
単調すぎるんですよね。
なので集中力を乱さない程度にメリハリがある環境音として、
カフェ雑音と雨音をミックスしたものにしました。

ポイント③1時間で終わる

大学院入試・院試の勉強としては「1時間」という設定が最適です。
勉強用・作業用BGMには2時間、
5時間など長大な尺を持つBGMもあるのですが、
本当に集中していたら2時間も維持することはできません。
効果的な集中力を追求するのであれば、
本来なら「ポモドーロタイマー・ポモドーロテクニック」という方法があります。
これは25分集中して5分休憩をとる、というもので、
30分1セットのBGMもあり、私も利用していました。
(機会があれば25分のBGMも作ろうと思います。)
しかし、確かに効果的なのですが、
院試の勉強としては25分という設定は短すぎるのです。
長文の英語を訳す、論述問題を1問解く、論文を読む、
など院試の試験は非常にボリュームが多く、
25分ではなかなか終えられず、
途中でタイマーをセットしなおすということが多発しました。
やはり1時間が最適です。
1時間でしたら英語、論述問題、論文1本終えることができます。

以上のような「528Hz」、「70dB」、「1時間」というポイントを狙って、
大学院入試・院試の勉強として最適なBGMに仕上げました。
これを1日3セット(英語、論述問題、論文購読)できれば、
院試の勉強としてかなり効率的に進めることができると思います。
自宅に勉強スペースがない、図書館も行くのがめんどくさい、
カフェに毎回行くにもお金がかかる、
そういった“勉強をしないことを正当化する理由”を積み上げてしまいがちな社会人が、
どんな空間でも勉強部屋に変えるBGMとして利用いただければと思います。
すぐにこのBGMを呼び出せるようチャンネル登録、いいねも是非お願いします。

再度の宣伝となりますが、、
こちらの記事も是非ご覧ください。
社会人、東大大学院狙いでなくても、
文系の大学院入試に必要なスタンスは身につけることができると思います。

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