強迫症のまる| 強迫性障害の社会人

強迫性障害、不安障害を持つ社会人2年目。自分を整理するために、過去の辛い経験、今の思い…

強迫症のまる| 強迫性障害の社会人

強迫性障害、不安障害を持つ社会人2年目。自分を整理するために、過去の辛い経験、今の思い、未来への期待を記録する。 このnoteが、自分だけじゃなくて、辛い悩みを抱える誰かさんの、ちょっとした逃げ場になってくれたら嬉しい。

最近の記事

【不安障害】不安に思うのは仕方ない、感情は論理じゃ説得できない。

自分の不安症状が強く出たとき、 周りの人は私に「大丈夫だよ、心配ないよ」と言ってくれる。 もちろんそんなこと言ってくれる人は限られるけど…笑 そうやって心配した上で、落ち着くための言葉をかけてくれるのはすごく嬉しい。 だけど、その言葉で落ち着くことはできない。 たぶん、自分の頭の中でもよく考えれば大丈夫なことは分かっているからだ。 分かっているけれど、不安な気持ちを抑えることはできないからだ。 「感情って論理じゃ説得できないんです」 精神科の先生が私にこう言ってくれた

    • 【不安障害】もはや何が不安なのかも分からない

      この記事では、自分の不安感は何が原因なのか?について考えたことを書きたいと思います。 最近は特に嫌なこともない。 薬も飲んでいる。 体の調子も悪くない。 大丈夫。今日は普通に仕事ができる。 そう思ってたはずなのに…。 突然、呼吸がだんだんと荒くなり、心臓がバクバクと鳴り出す。 汗もかき、体がソワソワし、今の何の作業をしているか分からなくなってくる。 とにかく、不安な感情が、恐怖にも似た感情がとめどなく湧き出てくる。 荒い呼吸は、過呼吸に変わり、周りも人たちも異変に

      • 【強迫性障害】ちょっとだけ救われた言葉

        「確認をしない人ってのは、ただのバカなんですよね〜。」 大人になってから初めて精神科に行って、そこの先生に言われた言葉だ。口調は優しいけど、淡々と論理的に喋るおじいちゃん先生。「確認行為」にとらわれずに生きていきたい、そう話した私に先生はこう言ったのだ。 「確認しない人ってのは、ただのバカなんですよね。ただ生活に支障が出るくらいに確認をしてしまうのは大変です。でも100回の確認行為が数回になったら、普通に過ごすことができる。だから、確認の回数を減らす事を考えていきましょう

        • 【強迫性障害】なぜ確認できないと不安なのか?

          この記事では、そもそもなんで自分は確認がやめられないのか?の理由について、自分で考えた結果を書きたいと思う。 なぜ、確認できないと不安なのか? 僕はずっと考えてきた。 ドアの鍵が閉まっているか何回も確認してしまうのは、ドアが実は開いていて泥棒が入ってしまうことを心配しているわけではない。なんなら確認するのが嫌すぎて、鍵を閉めなかった時期さえある。 エアコンや電気が切れているのを何回も確認してしまうのは、本当は電源がついていて電気代が無駄になってしまうのが怖いわけではない

        【不安障害】不安に思うのは仕方ない、感情は論理じゃ説得できない。

          【強迫性障害】「確認する」と「確認できた」のギャップについて

          この記事では、「確認行為」にとらわれる今の自分の課題とは何か?について書きたいと思う。 電源が切れているはずのエアコンを見つめながらいつも思う。 なんで、電源が切れていると認識してくれないんだろう。 エアコンのリモコンには何も表示されていないし、エアコンの排出口は閉まっているし、電源がついている時に光るランプも消えている。 というかそもそも今日エアコン使ってないし。 普通は「確認する」→「確認できた」のプロセスが頭の中でスムーズに行われるのだろう。ただ僕にはどうしても

          【強迫性障害】「確認する」と「確認できた」のギャップについて

          【自己紹介】自分の強迫性障害について

          部屋の電気はちゃんと切れているのか? エアコンの電源は本当に切れているのか? 洗面台の蛇口は確実に閉まっているのか? ドアの鍵は確かに閉まっているのか? 毎日毎日、これらの難解な確認ミッションを乗り越えなければならない。 そんなの簡単に確認できるじゃないかと思った人は正常だ。 僕も本当は簡単だということは分かっている。 分かっているけど、僕の感情は理解してくれない。 指差し呼称を繰り返して、走ったら間に合うギリギリの時間まで確認を続けて、解消し切れないモヤモヤを抱

          【自己紹介】自分の強迫性障害について