5年生存率
今まで癌の治療後の5年生存率は70%と聞いたとき、治療後5年後にその癌で死ぬ確率が30%だと思っていた。しかし先日の新聞記事を見ていたら、単に5年前に治療した人で生きている人が70%というデータに過ぎないらしい。
残りの30%は癌が原因で亡くなったとは限らず、他の病気や事故、自殺等全ての原因で亡くなった方が含まれるらしい。逆に言うと今癌にかかっていない人も5年のうちに必ず誰かが亡くなるので、生存率は100%ではないとのこと。
結局、癌の治療を受けた方が5年以内に亡くなるかどうかはその個人の状態によることで、5年以内に再発しなくても10年で再発の場合もあるらしい。だから癌治療後、何年生きられるかは誰にも正確には言えないとのこと。
言われてみれば当たり前のことだが、もし自分が進行した癌の治療を受けたとすると、やはり余命を知りたいと思うだろうか?その時には冷静に最良の選択をしたいと思うが。
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