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177電話サービスって何?

 今、ほとんどの人が電話と言ったらスマホ・携帯を思い浮かべます。若い方の家庭では家の電話がない方の方が多く、各種登録も携帯電話番号を書かせるのが必須になってきました。

 街を歩くと一定数の公衆電話があるものの若い人や子どもは使ったことがない人が多く、学校等で災害時のため公衆電話の使い方を教えるところもあると聞きます。

 ところで先日NHKの朝イチという番組で触れていましたが、家や公衆電話等の固定電話特有のサービスに3桁の各種電話サービスがあります。

 このうち104は電話番号案内で、ここに掛ければ全国至るところの番号を教えてもらえます。ところが今どき電話番号はネットで調べるし、そもそも個人の番号は個人情報の関係で分からないし、企業も極力電話して欲しくないので特定の電話番号以外あまり公表しないところが主になってきましたので、役割を終えたようです。もう直ぐ終了します。

 177というのは天気予報です。昔は歌謡曲の題材になったこともあったのですが、今はほとんどその存在を忘れられています。現在では個人が簡単に天気を調べられるようになり、雨雲の移動さえアプリで分かります。わざわざ電話する人もいないので、もう直ぐ終了のようです。

 もう一つ117というのがあります。これは時報です。昔は時刻合わせのために使いましたが、今やデジタルの時代。ほとんどのスマホがきっちり同じ時刻。時報は必要なくなりましたが、まだ終了アナウンスはされていません。


 今や若い方は音声電話さえほとんどしない方が増えていると聞きます。音声案内の電話サービスがまだ残って使われていることが驚きかもしれません。おじさんも知り合いとの連絡はほとんどLINEで済ませます。たまに電話するのもLINE電話だったりします。音声電話はほぼビジネス用になってきました。さてこれからの電話サービスはどうなるのでしょう?


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