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高嶺の花が現実に!

 日経記事。花の卸値が上昇している。光熱費・生産材・輸送費の上昇によるコスト高騰は他の商品と同じだが、消費行動がコロナ前に戻りつつあり、結婚式やパーティも戻りつつあることも大きいとのこと。

 実は日本は、昨年12億本の切り花を輸入している。以前はオランダ等が多かったのが、コスト増(ヨーロッパの天然ガス不足等の為)により徐々に欧州が生産量を減らし、今は大半がアフリカからの輸入らしい。

 欧州に比べるとまだまだ光熱費や人件費の安いアフリカへと調達先が移っていくことは自然の成り行き。ただ今はいいが、将来的には欧州等の大量消費地との兼ね合いや輸送費の値上がりにより更なる値上がりも避けられないところか。

 当たり前かもしれないが、エネルギー危機や市場グローバル化の流れの影響はこんなところにも及んでいる。将来的に花の価格はどうなるだろう?花屋さんの経営とも関係するだろうが、リアル高嶺の花になるのだろうか?

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