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これからの国際化

 朝日のコラムで鴻巣友季子さんが引用していたリービ英雄さんの文章「日本の場合、本当の国際化とは、日本から外に渡っていくことではなくて、むしろ外から渡ってきたひと、あるいはこれから渡ってこようとするひとをどう受け入れるかという問題だと思うんです。」

 鴻巣さんも言われているが、日本で国際化というと海外進出のことばかり語られる。このことは長く鎖国していた歴史も関係しているとは思うが、人口減少の方向にある日本が世界で生き残る為にはリービさんの言う様に海外からの人をどう受け入れるかが重要なのかもしれない。

 スポーツの世界や芸能界では徐々に受け入れられつつある気もするが、それはあくまでも異能を持つ人達に止まっている気がする。

 今の日本は旅行先としては魅力的でも、移住する先としてはさほどではない。日本が魅力的になる為には、外人という言葉がすたれていくような状況にならないと難しいことなのかもしれない。




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