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AIで司法試験?

 日経記事で法務支援のスタートアップ企業が、オープンAIをベースにした独自AIで司法試験の一部問題で合格水準の正答率を達成したという記事があった。

 使われたのは司法試験予備試験の5年間分の会社法の短答式の問題だとのこと。司法試験は問題文が長く複雑であるため、AIでも対応が難しいと思われていたが、ここでも一部でAIは通用した様だ。

 法律関係の試験は経験された方なら分かる様に過去問の検討、練習が合格への早道となっている。データ蓄積による問題解決を得意としているというAIが法律関係と親和性が高いのは頷ける。

 過去問、判例、専門書の記述をデータ化していき対話させれば、試験問題の回答だけではなく実務に応用出来るかもしれない。

 AIはの進歩は著しいが、文章をそのまま使うのはリスクがある。だが上手く活用すれば法律家が参考資料を探す時間が大幅に短縮されるかもしれない。場合によっては多忙な裁判官の助けにも。



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