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『自分のことをよく知っていて、人には何にも押しつけない人』

みなさまご機嫌よう。
Charites Accessories-カリテス-です。
スパンコールとビーズをオーガンジーやチュールに刺繍して、透け感の美しいアクセサリーを作っています。

小林聡美さん主演のドラマ「パンとスープとネコ日和」で、彼女のあこがれの女性のことを『自分のことをよく知っていて、人には何にも押しつけない人』と表現していました。

なんと簡潔に、なんと突き刺さる表現なんだろうと感動しました。

最近、SNSにあふれるアピールの強い言葉に疲れていたということもあるのですが、まさにこれが私の心にすっと入ってきた憧れの女性の在りかたです。

売ってる感がすごいのが疲れる

ここからは個人的な話。
SNSで毎日無数に流れてくる写真、文章。
私は天邪鬼な性質なので、売ってる感がすごいのが苦手なのです。
売ってる感が凄いと買う気がなくなります。
これでもか!という私・私・私の押し売り。
どれだけ賞賛されているか、どれだけ幸せか、そのアピールがオーバーフローしてきて見ているだけで疲れてしまいます。

売るためにはそういうやり方が正解なのかもしれませんけどね。

このあたりのさじ加減がとても難しいところで、人によって感じ方がかなり違うということです。
私は結構その辺のセンサーが厳しめかもしれません(笑)

なにより、そいういう言葉や売り方に違和感を感じて、心が曇るのが一番イヤなのです。

押しつけないスタンス

あまり気にしても仕方ないことですから、すくなくとも自分の中では一線を引いて守ろうと思うところがあります。
私の好きなさじ加減で、押しつけないスタンスで。
違和感のあるものはそっと閉じる。

おそらく売ってる感がすごいのが、苦手な人も多いでしょう。

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スパンコールのお花畑シリーズ【グレー】スパンコールとビーズの美しいオートクチュール刺繍のピアス

自分にはどんなやり方があっているのか、違和感がないのかをちゃんと知ったうえで、だれがどんな方法でやろうとも自分のスタンスは守る。

誰にとっても正解のやり方なんてありません。
誰かにとっては正解でも、それはその人だけのもの。
真似してみても、疲れるだけです。

「押しつけない」という在りかたが、どのくらいのさじ加減なのかということから自問自答すると、気持ちの良いところに落ち着きます。

売り込みを見ているだけで疲れたとき、自分のスタンスを確認すると他者と自分の違いをきちんと認識できるので、自分会議がさらに進みます。

よろしければサポートをお願いいたします。 新しい技術習得のための刺繍学校の学費にいたします。