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仕事でくたくたになった対人援助職が人生をとりもどすブログ~望んでいない異動でやる気がなえた時からのリベンジ
私は看護師を34年しています。体中、頭の中も対人援助職です。
仕事でくたくたになった対人援助職の方が人生をとりもどすお手伝いをしています。
仕事でくたくたになるわけって、人それぞれだと思います。
私は、数年前に意に沿わない異動でやる気がなえた経験をしました。
「異動なんて嫌です。それなら辞めます」
と、心は叫んでいました。
実際は、そんなこと言えるわけもなく、心も頭の中ももやもやぐるぐる状態でした。
なんで、私なんだよ・・・、他の人でもいいじゃん
でも、生活もあるし・・・
辞めるなんて言葉にするのは、大人気ないよな・・・
働いていれば人事異動があるのはあたりまえだよな・・・
結局、体中、頭の中も悶々としながら異動しました。
そこから、くたくたの日々が始まりました。
この時、私は自分のことを犠牲者だと思いました。
もともと、高齢者さんのエンドオブライフケアや看取りに関わりたいと思っていました。それが、デイサービスへの異動となり職務内容も機能訓練の担当となったわけです。以前からその部署へ異動した看護職が短期間で辞めてしまう現実がありました。辞めて行く同僚は「看護師としてのやりがいが感じられない・・・・」というようなことをよく言っていました。
私も自分のやりたいことと、求められる仕事内容の違いに心がなえていきました。
そこから、今につながるリベンジを振り返ると
まず前回のブログに書いたキャリアコンサルタントの学びがありました。
『キャリアは人生そのもので、その人の生き方である』
『仕事に使われてくたくたになるんじゃなくて、ありたい自分になるために、仕事を選び、仕事を使うんだ』
この仕事を使うという言葉を聞いた時、犠牲者だった私に主導権が戻ってきた気がしました。
主導権が戻ったことで、ありたい自分になるためにはどうすればいいのか
考え始め、心の成長、人間的な成長を願うようになりました。
私のニーズ、命のエネルギーにつながった感じでした。
そして、自己成長のために何か学んでみようと思い、以前から気になっていたNLPを学び始めました。当時の私には少々高額でしたが、直観に従い前に進みました。毎月、夜行の高速バスで地元から大阪に通いました。
NLPの講座では色んなことを体験し学びました。
新しい出会いとつながりがあり刺激を受けました。
すぐに自分自身ががらっと変わったわけではないですが、自分につながる感覚ができたことは確かです。そして、今もその学びが活きていると実感しています。
望まない異動で仕事内容に打ちひしがれていたところから、
デイサービスも同じ高齢者に関わる仕事だし、人生の最晩期に向かって連続する時間を生きているわけだし、その人らしい最期の旅立ちができるよう関わることができるのではないかと思えたのです。
ちょっと、見方が変わってきたのです。
そう、今も大好きな言葉です。
『禍福は糾える縄の如し』
幸不幸はより合わせた縄のように表裏をなしていて予測出来ない、人間万事塞翁が馬と同じ意味です。NLPの講座で知った言葉です。
そう思いながら異動先のデイサービスで働き今に至ります。
そして、キャリアカウンセリングやコーチングを学びながら自分と同じようにくたくたになってしんどい思いをしている対人援助職の支援をしたいと
思ったのです。
くたくたになった時、心も身体もしんどい時、一人ではどうにもならない時、残念ながら限られた選択肢の中で人生の選択をすることもあると思います。その時、カウンセリングやコーチングを受けることで、命のエネルギーにつながり、人生の選択肢も増えていくのではと思ったりします。
カウンセリングやコーチングがもっと身近になるといいなと思いながら、
今日も読んでいただきありがとうございました。
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