相手に通じないのは当たり前

自分自身が先輩や上司として、チームメンバーに何か依頼をした際、その依頼内容が通じない事があります。
そんな時に「何故そんな事もわからないの？」と腹を立てていませんか。
そもそも、人それぞれの潜在意識に入っている情報は、全く違うものですから、受け取り方や理解の仕方に相違があるのが当たり前です。
ですので、伝える方はキチンと伝える責任があります。

こんな例があります。
ある会社の経営陣が、社内に「今期の売上を20%上げなさい」と指示を出したそうです。
実はこの経営陣の思いは、「既存顧客の売上を20%上げなさい」という指示だったそうですが、そこを明確に指示しなかったため、社内の営業担当者は、新規顧客の売上を20%増やそうと頑張り、結果既存顧客を蔑ろにしてしまった。
というものです。

会社でも様々な組織でもそうですが、多くの方が所属しており、それぞれの受け取り方は千差万別です。
自分自身がリーダーとして指示をする際は、小学生や中学生に説明するくらいに丁寧に行う事が必要です。
自分の常識や認識は、相手にとってはそうでない事も多いです。
その認識をもって日々過ごしていく事が必要であると考えています。

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