私のダイエット記録
私は今年、はじめて本気でダイエットに向き合い、ダイエットを頑張り切ることができました。せっかくなので、このダイエット生活を振り返ろうと思います。
食べることが大好きな私はもともとダイエットや運動に興味がありませんでした。「明日死ぬかもしれないこの人生、食べたいものを我慢して生きるよりも、好きなをものを食べて幸せを感じて生きていたい」と好き勝手食べる生活。
しかし、ふと「人生で一回くらいは薄いお腹を持った姿になるのもいいかもしれん」と思い立ち…今年の6月あたりに、「今年の夏はダイエットをして、水着で海に行く！」という目標を立てました。（ぽよぽよなお腹は晒せないので、プライベートで水着を着たことがありませんでした。）
これまでの私
・体型：身長160センチ、6月の時点では53キロほど、脚が太い、お腹がぽよぽよ
・食べること、甘いものが大好き。健康面は気にせず食べたいものを好きなだけ食べ続ける生活
・痩せたいなと思いつつも本格的に頑張ることはなかった
・たまにランニングをしたり、ジムのプールに行くこともあったが運動経験がほぼない私は（万年吹奏楽部）足を挫いたり、転んだり…散々な目にあって嫌になる
まずは目標を立てた
2023年6月
20代も終わりに近づいているので、「せっかくなら20代のうちに水着を着て海に行きたいな～」と思いつつも、晒せないぽよぽよお腹により、「まぁ今年の夏も海に行かず終わるんだろうな～」と諦めていました。
しかし、彼との沖縄旅行が急遽決まり、せっかくなら「水着で海に行こう」と決意。沖縄なら10月まで海に入れる！ということで、10月末に行くことに。（ダイエット期間は長いほうが助かるので）
沖縄旅行を目標に、この５か月間だけは頑張ってみようと決めました。
ダイエットの知識ゼロで始めたこと
2023年6月（53キロ）
初めはYouTubeでみつけた、マッサージやストレッチを行っていました。
「1週間でー3キロ！」「3日間でポッコリお腹解消！」
そんな謳い文句の動画を片っ端からやってみました。1日1時間くらいストレッチなどに費やす日々。
しかし……全然痩せないじゃん！？
動画のコメント欄では「これを続けたら本当に瘦せました！」「このストレッチのおかげでお腹がへこみました！すごい！」なんてコメントであふれているのに。
なぜ私は痩せないのか。
悶々としながら、2か月が過ぎました。
「ダイエットの真実」に出会う
2023年8,9月（52キロ）
それでもほんのり体重の数値は減ってきていた8月。それでも変わらぬ体型に悩んでいたある日、やっとダイエットの真実に出会いました。
ダイエットの真実を教えてくれたYouTubeのチャンネルがこちらです。
・片倉岳人さんの「片倉岳人/ダイエットの知恵袋」
・なかやまきんに君さんの「ザ・きんにくTV」
＊体重は、摂取カロリーと消費カロリーの差でしかない
＊部分痩せはしない
＊SNSの「ラクに痩せる！」「すぐに－5キロ！」「これだけで太ももに隙間ができる！」なんて言葉は誇大広告
＊食事管理が一番痩せる
＊タンパク質大事
＊結局筋トレが正義
＊お腹が出るのは当たり前
＊食事管理だけで痩せた人と、筋トレ重視で痩せた人の体型の違い
などなど……。
ダイエッターからしたら当たり前のことかもしれませんが情弱な私は「ラクに痩せる」類の情報を信じ切っていたのです。
そして、これまでの私がなぜ痩せないのかわかりました。
食べていたからです。笑
それに、マッサージや軽いストレッチなんて消費カロリーはほんのわずか。
でも、気づかないんですよね。このストレッチ動画を続ければいつか痩せると信じていたから。食べることをやめずに痩せたかったから……。
ダイエットの真実を知ってからは、やるべきことが明確になりました。
結局、食事管理と運動。
＊摂取カロリーを記録（カロリー記録アプリあすけんを使用）
→目標は1日1200キロカロリー
＊スマートウォッチで消費カロリーを記録
→1日1万歩、または230キロカロリーは消費できるように有酸素運動や筋トレを取り入れる（宅トレ）
＊タンパク質を多く含む食材を積極的に摂る
→プロテインは毎朝、豆腐や納豆を食べたり鶏肉、卵を積極的に食べました
＊体重を毎日計測
5か月で－6キロ
2023年10月末
日々の食事管理と運動を続けた私は、10月の沖縄旅行前には47キロ、そして太ももや二の腕は－2センチ、お腹のぽよぽよもある程度消すことができました。減量ペースは無理なくゆっくりです。でも確実に、徐々に減らすことができました。
スマートウォッチのベルトの穴は、以前より一つ手前になり、去年きつくて入らなかったスキニーはベルトが必要になったのです。これは歓喜。
続けられた理由
結局ダイエットは続けたもん勝ちです。しかし、それが一番難しい。
なので私が続けられた理由をいくつかご紹介します。
①目標設定
「水着で海」これがなかったら、なんのモチベーションもないので絶対続きませんでした。せっかくの海、せっかくの沖縄……ここで「水着で海」をしなかったらいつするのだ。しかし、このままの腹では晒せないだろうと一念発起。楽しみなイベントはやっぱりモチベーションになります。
②周りのサポート
・ダイエット中であることを周りにアピールしました。すると周りも気を遣って食事の予定を旅行の後に設定してくれたり、外出の際も交通機関を使わずに歩いてくれたり。勝手に周りを巻き込むのは大事です。
・一緒に沖縄に行く彼が「腹筋貯金」をしてくれたこと。私が行う腹筋の回数に応じて支援金が支払われるというシステム……モチベーションは割とあがりました。笑
（たまった腹筋貯金は二人のご飯代などに利用予定。笑）
・彼と「次に会うまでラーメン禁止！」という約束をしたり、お互い運動した内容を報告したりすることで、気を引き締めるきっかけになりました
③食べる日を設ける
いわゆるチートデイ。1日食べすぎたくらいで太ることはありませんし、実際に体重が増えても、脂肪ではなく炭水化物による水分です。なので、今日はお友達とご飯を楽しむ日など、息抜きを適度に入れつつダイエット期間を過ごしました。長期間続けるためには息抜きはとても大事です。
④好きな食べ物を取り入れた
ダイエット飯というと、物足りなかったり味気なかったりするイメージがあると思います。食べることが好きな私も初めはそんなイメージだったので「食事管理」を遠ざけていました……。しかし、私の好きな食べ物の中でもダイエットに最適なものがあることに気づいたのです。
・さつまいも（ふかし芋。そのままでも甘くておいしい…！）
・ライスペーパー（大葉と肉を巻いて焼くと美味です）
・鶏手羽元
・オクラ
・めかぶ
・オートミールお好み焼き
ヘルシーな食材でも、調理次第で美味しくなるものって実はたくさんあるんですよね。
⑤胃が小さくなった
昔は一気にラーメン2杯食べたり、食べ放題大好き人間でしたが……。ダイエット期間を経て、そもそも食べられる量が減りました。すぐに満腹になり、もう食べなくていいかなと思うように。そのため無理な我慢ではなく勝手に摂取カロリーが減るので助かりました。もう量はいらない、質を求む。
ダイエットをしてよかったこと
・健康志向になった
少ないカロリーの中で何を食べるかを選ばなければならないので、せっかくなら身体にいいものを摂ろうと思うようになりました。そしていつのまにか便秘も解消、気づいたら勝手に早寝早起き生活に変わっていました。
・周りの反応
「がんばってるね！」「お腹の肉がなくなってる！」「肌がきれいになってる！」これが一番うれしい。私自身も努力をしてきたので、「だよね！？うれしい！ありがとう～！」と、褒め言葉を素直に受け入れられます。
・食べ物がおいしい
これまでは好き勝手にバガバガ食べていましたが、食べ物一つ一つが大事な摂取カロリーに当てることになるので食べるものを厳選。だからこそおいしい！ありがたい！と思うようになりました。チョコレート1粒だって大事な1粒。ご褒美で時々食べる甘いものの幸せをかみしめられるように！
・数字が減るとやっぱりうれしい
正直、ダイエットは数字ではなく見た目です。数字が減っていても細くなっていなければ意味はないのですが……
それは前提のもと、それでも減っていく数字を見るのは頑張りが表れているようでうれしかったです。
自分の努力で数字が減っていく嬉しさを味わえたので、これからは見た目重視、食事よりも筋トレメインに変えようと思っています。
・自信になる
見た目が変わって痩せたことに対しての自信もつきますが、ここまで続けられたことによる自信が一番大きいかもしれません。毎日食事・運動を管理し、継続、結果をだせたという、自分の頑張りへの自信。
自分って意外と頑張れるんじゃん！と前向きになれました。
ダイエットの天敵＝周りと比べること
ダイエットをする前はさほど気にしていなかった体型。自分が幸せならそれでよかったし、周りよりも多少太っていても、食べたいものを食べて過ごしてきた日々に後悔はありませんでした。なんなら「痩せていることが正義」のこの世界がおかしいと思っていたし、自分の体型を認めて自由に生きているほうがはるか幸せだと思っていました。
しかし、私は沖縄旅行が近づくにつれ
「SNSではお腹がぺたんこな人がビキニを着てる……」
「私なんかが着ていいのかな」「体重は減ってもまだお腹は出てるし」
「まだまだ脚も太いし恥ずかしい」「みんなは細いのに……」
SNSをみては私よりも細くてきれいな人を見て比べて、
いつの間にかネガティブになっていました……。
そんなとき励まされたのが、
Moeko/みんなの安心材料トレーニーのMoekoさんの投稿です。
・トレーニーのインスタと現実・痩せてるだけがすべてじゃない
・たくさん食べてトレーニングしています
と紹介のあるこのアカウントはリアルなトレーニングの日常を投稿されています。
Moekoさんの投稿をみて、
「せっかく頑張って痩せたのに、どうして落ち込んでしまっていたんだろう！」「比べるのは過去の自分！」「5か月前と今とで私は変わったのだ！」と前向きに捉えられるようになりました。
SNSを見るのが嫌になってしまうこともありますが、こういった出会い１つでポジティブにもなれるのだと感じ、ありがたいなぁと。
SNSとも上手く付き合って、自分の元気になるものは積極的に取り入れていきたいなと思いました。
おわりに
今回のダイエットは、運動する楽しさ、朝活の心地よさ、筋肉痛が嬉しいものに変わったり、など……「痩せた体」以上に本当にたくさん得るものがありました。
沖縄旅行は終わりましたが、せっかくならジムに通ってみようかな、と思っているところです。
ダイエット、やってよかった！！！！
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